2019年12月のサッカー

Index

  1. 12/07 ○ 名古屋0-1鹿島 (J1・第34節)
  2. 12/10 ○ 中国1-2日本 (EAFF E-1サッカー選手権)
  3. 12/14 ○ 日本5-0香港 (EAFF E-1サッカー選手権)
  4. 12/18 ● 韓国1-0日本 (EAFF E-1サッカー選手権)
  5. 12/21 ○ 鹿島3-2長崎 (天皇杯・準決勝)

名古屋グランパス0-1鹿島アントラーズ

J1・第34節/豊田スタジアム/DAZN

 2019年J1最後の試合はアウェイでのグランパス戦。
 この試合でのスタメンは、GK曽ヶ端、DF永木、ブエノ、犬飼、町田、MF三竿、レオ・シルバ、遠藤、白崎、FWセルジーニョ、土居の11人だった。途中出場は名古、綺世の2人だけ。
 なぜかクォン・スンテとチョン・スンヒョンの韓国人ふたりがいない。でもって伊藤翔をスタメンからはずし、セルジーニョを最前列にあげて、右サイドには遠藤を入れたところがこの日の注目点。
 でもまぁ、それで突然攻撃が活性化するでもなく、内容的にはこのところの試合と一緒。いくつかは決定機を作れるけれど、フィニッシュの精度を欠いて、得点はオウン・ゴールの1点だけに終わった。終盤戦で湿った攻撃は最後まで湿ったまんまだった。
 まぁ、それでも最後にちゃんと勝って3位を確保して、自力でACL出場権を手に入れて終われたのはよかった。とはいえ来年のACLは2位でもプレーオフからの参加だそうだから、できればちゃんと天皇杯を獲って、プレーオフを回避したい。
 対する名古屋は、スタメンに丸山、太田宏介、米本、長谷川アーリアジャスールが名をつらね、監督は(シーズン途中で退任した風間さんの後任の)フィッカデンティという、FC東京かって突っ込みたくなるような陣容だった。
 でもそんな元FC東京出身の代表経験者たちに、助っ人の豪州代表GKランゲラックや、ジョー、ガブリエル・シャビエル、シミッチという強力なブラジル人の攻撃陣を擁するんだから、戦力は十分。前田直樹らの若い選手も存在感があったし、これでなんで降格圏に沈んでいるんだよって思ってしまった。
 ということで、2019年のJ1は終了。アントラーズは無念の3位となった。
 注目の首位対決は4-0で勝てれば優勝だったFC東京が3-0でボロ負けして、マリノスがそのまま優勝~。ポステコグルー監督の攻撃サッカーが見事に開花したマリノスが15年ぶりのJ1王者となった。
 調べたらマリノスは10月以降は負けなしの7連勝ですって。そのラストスパートはマジカルだわ。首位に立ってから失速した鹿島とは好対照だ。仲川がチームメイトのマルコス・ジュニオールと並んで15ゴールで得点王ってのもびっくりした。となればMVPが仲川というのも至極ごもっとも。
 自動降格は磐田、松本の2チームで、J1昇格プレーオフを戦う16位は湘南。J2でプレーオフを勝ち上がってきたのは徳島。
 ということで今年のJリーグも残すところ、その湘南-徳島戦と天皇杯・準決勝の2試合のみとなった。とりあえず、まだ天皇杯・準決勝が残っている僕ら鹿島サポは幸せだ。
 いやしかし、今年はなんとなく流れで、ひさびさにJ1の34節すべてを観たけれど――調べたら東北大震災の年以来8年ぶりだった――年をとって昔より情報処理能力が衰えているせいで、全試合の感想を書くのが思いのほか大変だった。ACLに代表戦もあわせると、このままだと年間ちょうど80試合ですからね。一週間に1.5試合はさすがに厳しい。来年はDAZNの契約は慎重にしよう。
(Dec. 08, 2019)

中国1-2日本

EAFF E-1サッカー選手権/2019年12月10日(火)/釜山九徳スタジアム@韓国/フジテレビ

 二年に一度行われる、かつては東アジア選手権とか東アジアカップとかいう名前だったこの大会。僕の記録にあるかぎりでは、日本代表はなぜかとても弱くて、サッケローニのときに一度優勝したことがあるだけで、あとは毎回2位以下に甘んじている。おかげにいまいちいい印象がない上に、今回は日韓関係が最悪だといわれる中での韓国での開催だし、正直あまり期待しないほうがよさそうな気がする。
 初戦であるこの日の中国戦のスタメンは、GKが中村航輔、DFが3バックで畠中、三浦弦太、佐々木翔、両サイドに橋岡と遠藤渓太、ダブル・ボランチが井手口と橋本拳人で、攻撃的なポジションに鈴木武蔵と森島司、でもって最前列に上田綺世という11人。
 海外組が招集できない関係でこういう顔ぶれになっているのだけれど、A代表なんだか、五輪代表なんだか、よくわからない。でも確認したら、五輪に出られる年齢なのは、綺世、遠藤、森島、橋岡の4人だけだった。あらら、意外と若くない。
 いやもとい。途中出場で鹿島の相馬勇紀とFC東京の田川亨介も出ているので、計6人か。つまりフィールドに立ったおよそ半分は五輪代表ってことになる。A代表の試合をこういうメンツで戦うのってどうなのさって思ってしまう。ほんと、森保が五輪代表との兼任監督になってから、A代表の株が下がりっぱなしだ。鹿島でレギュラーを獲ってもいない綺世と相馬がA代表だっていわれてもなぁ……。
 まぁ、とはいっても、わけあって僕はこの試合を観ながら赤ワインを一本あけているので、あまりえらそうなことはいえない。試合内容についてもこれといって詳しくは書けない。
 得点は鈴木武蔵と三浦弦太。ふたりともこれが代表初ゴールだとのこと。流れから決めた武蔵、セットプレーから頭で決めた三浦と、どちらもきれいなゴールだった。
 中国の1点は後半の終わりごろにヘディングを決められたもの。中村航輔が反応したんだけれど、弾いた球が不運にもポストにあたってゴールラインを超えてしまった。でもあれに反応した中村のプレーは惜しかった。柏も来年はJ1に戻ってくるし、中村航輔にはこのまま代表に定着してもらいたい。
(Dec. 11, 2019)

日本5-0香港

EAFF E-1サッカー選手権/2019年12月14日(土)/釜山九徳スタジアム@韓国/フジテレビ(録画)

 用があって生では観られなかったE-1選手権の2試合目。
 前の中国戦でA代表だか五輪代表だかわからないと書いたけれど、この日の香港戦の顔ぶれはまごうことなき五輪代表だった。
 スタメンはGK大迫敬介、DF田中駿太(大学生)、渡辺剛(F東京)、古河太陽(柏)、菅大輝(札幌)、MF大島僚太、仲川輝人、田中碧、相馬、FW田川亨介、小川航基の11人。途中出場は畠中と綺世だけ。
 出た、森保お得意のスタメン総入れ替え。しかもそのうち大島と仲川のふたりを除いた残り全員が五輪代表世代。
 対する香港がこの大会でもっとも弱いので、五輪代表でも十分勝負になる――というか5ゴールで圧勝している――のはわかるんだけれど、でもA代表という勲章を、監督が五輪代表と兼任だからという理由で、軽々しく若い子たちに与えていいのかって思ってしまう。代表でプレーしたい人たちはたくさんいるだろうに。プロでさえない大学生の田中駿太(来年から札幌に加入するらしい)にA代表のキャップを与えてしまうのには疑問を感じずにはいられない。しかもフォーメーションは3バックだし。大勝した試合でこんな風に不満を感じるのも珍しい。
 まあ、とはいって個々の選手のプレーについては、特に不満はなかった。先制点の菅はゴール以外のプレーも最高だったし、A代表デビュー戦でハットトリックを決めた小川航基にはけちのつけようがない(もう1点は田川のヘディング)。田中駿太だって、後半になって畠中が入ってからはボランチとしてプレーして、意外なユーティリティーの高さをみせていた(そっちが本職らしいけど)。アントラーズの相馬も右サイドで積極的にクロスをあげまくっていた。
 この試合で残念だったのは、今季J1のMVP仲川がこれといって見せ場を作れないで終わったことくらい。その仲川にしたって、初のA代表で、一緒にプレーしたこともない年下の選手ばかりに囲まれていれば、そりゃそんなにいい連携は望めないだろう。この試合は彼には酷だったと思う。どうせならば前の試合で使えよなぁと思ってしまった。
 まあ、いずれにせよ、この大会は次の韓国戦がすべてでしょう。ここまでの二試合の結果を踏まえて、ドローでも優勝が決まる次の韓国戦をどう戦うか。日韓関係が悪化している中だし、スタジアムの雰囲気は完全アウェー必至。そんな中で森保がどんなメンバーを選んで、どういうサッカーを見せてくれるのか。今年最後の大一番にして、ひさびさの日韓戦に注目しよう。
 それにしても香港ってサッカーやっている場合じゃないのでは……。
(Dec. 15, 2019)

韓国1-0日本

EAFF E-1サッカー選手権/2019年12月18日(水)/釜山アシアド・メイン・スタジアム/フジテレビ

 よもやドローにさえできないとは……。
 この日の試合に森保が選んだスタメンは、中村航輔、畠中、三浦弦太、佐々木翔、橋岡、井手口、田中碧、遠藤渓太、鈴木武蔵、森島司、上田綺世の11人だった。
 要するに、初戦の中国戦のスタメンから怪我で離脱した橋本拳人をはずして、田中碧を入れただけ。結局、前の試合の出来のよしあしはまったく考慮せず、単にローテーションしただけってことなんだろう。
 でもそんだだから駄目なんじゃない?――っていいたくなる。
 この日の日本はずっと韓国の厳しいプレスに押し込まれっぱなしで、まるで戦えていなかった。正確なスタッツはわからないけれど、シュート数は一ケタ台で、相手の半分以下だったはずだ。それでは点が取れないのも当然。
 対する韓国の1点もなぜそれが決まるってシュートではあった。だってシュート・シーンでは4人がブロックに入ってるんだよ? なぜそれが決まっちゃうのさ。びっくり仰天だよ。リプレイを見たら、シュート・コースにいた畠中が股間を抜かれているっぽいんだが。そこはちゃんとブロックしてくれよー。
 畠中は優勝したマリノスの選手なんだから、いいDFなんだろうけれど、少なくても代表で見ている限りでは、まるでいいところがない。佐々木も悪くはないけれど、代表レベルかというと疑問だし、少なくてもキャプテン・マークにふさわしい選手とは思えない。大嫌いな3バックを採用して、そのうち2枚の選択肢に納得がゆかないんだから、好意的に見ろっていうほうが無理だ。
 そもそもさ、五輪代表の強化にA代表を使うんならば、徹底していた香港戦のスタメンのほうがまだ理解できた。この日の中途半端なセレクションはなんなんだろう?
 井手口とか、このタイミングで呼ぶ必要がある? 海外移籍に失敗して帰国してからのプレーって、まるでぱっとしないんだけれど。後半途中から途中出場で出てきた大島のほうがどれだけよかったかわからない。
 五輪世代でいうならば、田中碧、森崎司、橋岡ら、クラブでもレギュラーを張っている連中はまぁいいとしよう。彼らのプレーは悪くなかったと思う。
 でも、綺世は駄目でしょう? 彼は将来有望なFWだと思うけれど、現時点ではまだA代表にふさわしくない。少なくてもスタメンで起用されてシュート0本では話にならない。
 なんか綺世、アントラーズに入ってから下手になった気がする。最近の鹿島やこの試合での出来を見ていて、もしかして法政大学ってすごいのかもって思ってしまった。
 話を森保に戻すけれど、そもそも今回の日本代表は、そんな綺世や相馬――この日は後半頭から渓太と替わって左サイドで途中出場した――ら、鹿島でレギュラーさえ取れていない選手を起用する一方で、今季のベストイレブンに選ばれた選手はスタメンにゼロっていう時点で間違っていると思う。途中出場した仲川とか、まるで使いこなせてないし。優勝したマリノスの主力だからってアリバイ作りで呼んだとしか思えない。
 森保にはJリーグ出身の代表監督として、熟知しているはずのJリーグの最良の部分をすくいあげてくれることを期待していたのだけれど、ここまでを見る限り、まったくその期待にこたえてくれていない。現時点では五輪代表監督との兼任のせいで、A代表に悪影響を与えるばかりの駄目監督って感じだ。
 いや、全体的な成績は悪くない気はするけれどさ。アジア杯といい、この大会といい、ここぞのもっとも大事な大一番で勝負弱いんじゃしょうがないでしょうよ。五輪代表はもうこのまま森保でも仕方ないけど、次のW杯までは時間があるんだし、A代表はマジでさっさと別の監督に替えて欲しいと切に思う。
 それにしても、この試合は観客が少なかった。日本でも代表人気が翳っていて、満員にならない試合も増えてきたみたいだけれど、韓国はそれ以上で、この試合はスタンドが半分も埋まっていなかった。
 日韓戦でこれって、韓国サッカーって終わってんじゃないの?
 ――とか思ったのに、その韓国に完封負けを食らおうとは……。
 屈辱にもほどがある。
(Dec. 18, 2019)

鹿島アントラーズ3-2V・ファーレン長崎

天皇杯・準決勝/2019年12月21日(土)/カシマサッカースタジアム/NHK総合

 サッカー三昧だった2019年最後の試合は天皇杯・準決勝、対戦相手はJ2のV・ファーレン長崎。
 相手はJ2の12位で終わったクラブだ。勝たなきゃ赤っ恥というこの試合、鹿島のスタメンは曽ヶ端、永木、ブエノ、犬飼、町田、三竿、レオ・シルバ、セルジーニョ、白崎、土居、伊藤翔という構成だった。
 J1最終戦のメンバーから遠藤をはずして、伊藤翔を入れた形。まぁ、現状だとこれがいちばんオーソドックスなメンバー構成だろう。でも最後の最後まで4バックの両サイドに永木と町田というプロパーじゃない選手を起用せずにはいられないあたりが今シーズンを象徴している。小池とか小泉とか、どこ行っちゃったんだか。それ以前にクォン・スンテとチョン・スンヒョンはどうしたんだ。最悪な日韓関係の影響?
 対する長崎はもしかしたら知っている選手がひとりもいないのでは……と思ったら、意外とそうでもなかった。キャプテンマークをつけているのは、元FC東京の徳永だし、DFの角田とリオ五輪代表だった亀川も知っている(以前にどこのクラブにいたんだか覚えてないけど)。あとベンチには元日本代表の玉田が控えていたらしい(でも出番なし)。でもって監督は手倉森ときた。あらら、意外と手ごわいかも?
 ――と思ったら案の定。セルジーニョのゴールで早々と先制して、セットプレーからのオウン・ゴールで追加点をあげたときにはこれで勝っただろうと思ったのだけれど、そのあと前半のうちに1点を奪われ、後半セットプレーからブエノのゴールが生まれて2点差として、これで安心だと思ったあとにまた失点を許す始末。しかも鹿島の得点が相手のミスとセットプレーからだけだったのに対して、長崎のゴールはどちらも見事に崩されての得点だったから、なおさらちょっと待てな感があった。シュート数では打ち負けているし、まったくどっちがJ1だかわからない。なにやってんだかなぁ……。
 でもまぁ、その後は長崎の攻撃を抑え込んで鹿島が辛くも決勝進出を決めた。内容は悪かったけれど、それでも勝ったので結果オーライだ。
 大岩が今季限りで退任することが発表されたので、これで現体制での試合は次の決勝が最後だ。対戦相手はイニエスタを擁するヴィッセル神戸。そして場所は完成したばかりの新国立競技場。新しいスタジアムで有終の美を飾れるよう祈っている。
(Dec 22, 2019)

U-22日本9-0U-22ジャマイカ

親善試合/2019年12月28日(土)/トランスコスモススタジアム長崎/日本テレビ

 先週の天皇杯が今年最後の試合だと思っていたら、もう一試合ありました。2019年のサッカー見納めは五輪代表の親善試合、対戦相手はジャマイカ。
 この日は用事があって生放送で観られなかったし、五輪代表の試合はすべて観ているわけではないので、わざわざ酔って帰ってきた夜に録画で観なくてもいいかなと思ったんだけれど、バルセロナBへ移籍した安部裕葵が背番号10をつけて移籍後初のスタメン出場するらしいと聞いたら、観ないわけにはいかない。
 ということで、今年最後の五輪代表のスタメンは、GK山口瑠伊、3バックが大分の岩田智輝、FC東京の岡崎慎――東京都北区出身ということで加入当時から注目していたんだけれど、ずっと名前を「しん」だと思い込んでいたら「まこと」だった――、C大阪の瀬古歩夢あゆむ、両サイドウィングにFC愛媛の長沼洋一と広島の東俊希{ひがししゅんき}、ダブル・ボランチが中山雄太と広島の松本泰志{たいし}、二列目に安部裕葵と来年川崎に加入する旗手怜央、で、前田大然のワントップという布陣。途中出場は一美{いちみ}和成(京都)、三笘{みとま}薫(川崎に内定)、岩崎悠人(札幌)、高宇洋{こうたかひろ}(山口)、松岡大起(鳥栖)、鈴木冬一{といち}(湘南)の6人。
 オリンピック本番まであと半年ちょいというこの期に及んで、いまさら初めて見る選手がガンガン出てくるのはどうなんだろう? 若い子は成長が速いから、今年の伸びしろが大きかった選手を使ってみたくなるのはわかるんだけれど、その分これまでに活躍してきた選手たちの出番が減ってしまうわけで。五輪に出場できる選手の枠が18人分しかないことを考えると、この期に及んで新しい選手を呼んでくる意味があるのかと思ってしまう。
 まぁ、試合自体はひさしく見ないくらいの大勝だった。9得点の得点者は中山、旗手、前田、旗手、安部、東、一美、三笘、岩崎という順。中山の先制点は直接FKで、安部と岩崎は自らがもらったPKを決めたもの。東のゴールもセットプレーのボールがそのままゴールネットを揺らしたものだったから、残りの5点が流れからのゴールだったことになる(まぁ立派)。東や一美といった(少なくても僕にとっては)初顔の選手たちがちゃんと結果を残しているんだから、いちがいに森保の起用方針を非難するのは間違いなのかもしれない。
 それでもやはり、A代表でも五輪代表でも、最後の最後までチーム構成が定まらなさそうな森保の選手選考に僕は不満を覚えないではいられない。
 まあ、でもこの試合の不満はそれだけ。ここまでの大勝はひさしぶりだったし、いくらこちらのホームだとはいっても、ジャマイカにほとんどサッカーらしいサッカーをさせなかったこの日の五輪代表は非常に強かった。
 それにしても、21年前にW杯で負けたジャマイカにまさかこんなに圧勝してしまおうとは……。ジャマイカはFIFAランキング48位だそうだから、そんなに極端にレベルが低い相手ではないと思うんだけれどな。日韓大会で引き分けたベルギーはいまやFIFAランキング1位だし。サッカーの未来は未知数すぎる。
 まぁ、これをもって2019年のサッカーは本当におしまい。次は新年元日の天皇杯・決勝だ――ってもうわずか3日後だった。
(Dec. 29, 2019)