Menu
最近の五試合
- 11/01 △ 京都0-0鹿島 (J1・第29節)
- 11/09 △ 鹿島0-0名古屋 (J1・第36節)
- 11/02 名古屋3-3新潟(PK:5-4) (ルヴァン杯・決勝)
- 11/01 ○ 川崎1-3鹿島 (J1・第35節)
- 10/19 △ 鹿島0-0福岡 (J1・第34節)
and more...
京都サンガFC0-0鹿島アントラーズ
J1・第29節/2024年11月17日(日)/サンガスタジアム by KYOCERA/DAZN
前節ではこのまま5位で終わったほうがいいんじゃないかとか書いてしまったけれど、3位以内に入ってACLエリートに出られるならば、それに越したことがない。
で、現在3位の町田とは最終節に直接対戦がある。現時点での勝ち点の差は5なので、この試合(8月末に中止になった第29節の振替)に勝ってその差を2に詰めておけば、最終節での逆転が可能。つまり残り3試合すべて勝ち切れば、町田を抜いて3位で終われる!
――という取らぬ狸の皮算用をしていたのに、スコアレス・ドローに終わって自力での3位確定が消滅してしまった。そんなとほほなアウェイでの京都戦。
前節で退場した優磨が出場停止だったので、この日のスタメンは優磨のかわりに名古を入れて、フォーメーションを師岡のワントップにした4-2-3-1だった。
中後体制になってからレギュラーの座を失っていた名古がひさびさに先発。名古にとっては自身の存在意義を証明する意味で重要な試合だったはずだけれども、残念ながら前半の彼はいいところなしで終わってしまう。
こりゃ前半だけで交替になっても仕方ないんじゃないかなと思ったのだけれども、後半頭から田川を投入してきた中後がかわりに下げたのは、名古ではなく仲間だった。
前半の印象だけでいえば、だんぜん仲間のほうがよかったので、この交替策は意外だった。でもこれは中後のファインプレーだったと思う。あのまま名古を下げてしまったら、彼にとってもダメージが残ってしまっただろうし、後半の名古はちゃんと鹿島の攻撃に寄与していて、前半の悪印象を払拭していた。
その他の途中出場はターレス・ブレーネル、徳田、津久井の計4人。
なんにしろ、これで中後が監督になってから4試合で3回目のスコアレス・ドロー。守備が安定しているのはいいけれど、決定力不足が課題。藤井やチャヴリッチら、攻撃に特徴がある選手をベンチから外しての結果だけに、来年へ向けてのチーム編成にも影響しそうなところが気がかりだ。
対する京都は夏場の補強で獲得したラファエル・エリアスという99番の選手が13試合で11ゴールという素晴らしい成績を残して、残留決定に貢献。彼にスタメンを奪われる形で、豊川は後半からの出場だった。
エリアスは後半になってその実力を発揮していたけれど、でも彼よりも好印象だったのが9番のマルコ・トゥーリオ。FWなのに守備にも手を抜かないその献身性がとても好印象だった。
あと、GKの太田岳志もファインセーブでMVP級の活躍だった。太田って誰よと思って調べたら、ずっとJ2でプレーしていて、去年初めてJ1でのプレー機会を得た33歳の苦労人。今年もずっとク・ソンユンの控えに甘んじていたのに、なぜだか3試合前からスタメン起用されていた。なんだか今年はこれまで名前も聞いたことがなかったGKの好プレーに阻まれてノーゴールに終わった試合が多い気がする。
まぁ、太田だけではなく、早川にもチームを救うファインセーブが二つくらいあったし、この試合はお互い打ち合いながらGKのファインセーブに救われたので、ドローという結果は順当だった気がする。
京都は前半戦は降格圏内に沈んでいたのに、的確な補強と
さて、これでいよいよJ1も佳境。全チーム残すところ2試合ずつとなり、優勝の可能性は神戸、広島、町田の3チームに絞られた。降格は鳥栖が決まり、札幌がほぼ確定的、残る一枠は新潟、柏、磐田の3チームのいずれか。
次節で神戸の優勝と、降格2チームが決まる可能性がある。さてどうなるJ1?
(Nov. 18, 2024)
鹿島アントラーズ0-0名古屋グランパス
J1・第36節/2024年11月9日(土)/カシマサッカースタジアム/DAZN
ルヴァン杯・決勝から一週間後のJリーグ。優勝したグランパスの対戦相手が鹿島だった。二週つづけて名古屋の試合を観るのは、僕としてはレアだ。
鹿島のスタメンは快勝した前節・川崎戦と同じで、名古屋もルヴァンと同じ三國ケネディエブスを真ん中にした3バック。中盤には稲垣、和泉、森嶋司らがいて、FWは永井のワントップという布陣。
試合は鹿島がボールを保持して、名古屋がカウンターを狙う構図で、膠着した内容のまま前半を終了。後半勝負だと思っていたら、58分に優磨がレッドカードをもらって退場してしまう。
サイドライン際で椎橋にファールを受けた優磨は、胸から体当たりする格好で抗議にいって相手を倒してしまう。これをみた上田益也という主審の判定は赤……。
殴ったとか蹴ったとか、直接手を出したわけではないので、いささか厳し過ぎる気がしたけれど、まぁ、倒しちゃったことは事実だしなぁ……。
優磨がレッドカードをもらったのはこれが初めてとのこと。暴れん坊なイメージに反して、意外と紳士な優磨さんだった。
結局この退場劇がすべてだった気がする。そのまま試合はスコアレス・ドローで終わってしまった。
数的不利になったことで選手交替が難しくなったからだろう。最初のカードを切って仲間を名古に替えたのが後半27分。その後の樋口→津久井は残り5分を切ってから、柴崎&師岡→船橋&徳田はロスタイムに入ってからだった。
まぁ、10人になってからも、最後までそれなりに攻めてはいて、劣勢な印象は受けなかったのはよかった。
名古屋のユンカーは怪我で離脱してベンチ外。もっとも彼はルヴァン杯でもサブだったし(パトリックもしかり)、鹿島も出場選手は全員日本人だったから、スタメンに名前があった外国人は、両チームあわせてランゲラックひとりだけだった。最近のJリーグは日本人主体がトレンドのような気がする。
この試合に引き分けたことで、鹿島は勝ち点58で5位に後退。残り3試合すべて勝っても67までしか伸ばせず、首位にいる神戸には追いつけないことが確定した。これにて優勝の可能性は消滅。残りの3節は消化試合になってしまった。
それでも、これまでだと3位以内に入ってACL出場権を得るべく最後まで健闘を……とか思うところだけれど、今季からACLが二部リーグ制になってしまい、4位で終わると二部リーグの出場権が与えられることになるので、それだったらこのまま5位で終わったほうがすっきりしていいんじゃないかって気がしてしまう。
(Nov. 11, 2024)
名古屋グランパス3-3アルビレックス新潟(PK:5-4)
YBCルヴァンカップ・決勝/2024年11月2日(土)/国立競技場/フジテレビ
リーグ戦9位の名古屋と16位の新潟という、今季は優勝争いにまったく絡めなかったチームどうしの対戦となったルヴァン杯・決勝。
去年、初優勝を果たした福岡につづき、今年も伏兵・新潟が決勝進出。リーグ戦では結果が振るわないクラブでも、カップ戦ならばタイトルに手が届いてしまうという。こういうところにも昨今のJリーグの戦力均衡化の影響が見て取れる。
まぁ、今年は低迷したとはいっても、かたや過去4冠のオリジナル10の名古屋と、いまだ降格の可能性を残す新潟だ。結果は名古屋有利という予想は揺るがない。
去年の福岡のように、新潟が先制する展開になれば、また話は別なんだけれど、この試合で先制したのは名古屋。新潟のGK阿部航斗から最終ラインへのパスがそれたところを、永井が見逃さずに奪ってゴールを決める。阿部は痛恨のミス。
永井は前半のうちにもう1ゴールを決めて、2-0として、グランパスの優勝と、自らのMVPを決定づけたかと見せた。
ところが――。そのまま終わらないのが昨今のJリーグ。
新潟が後半9分に途中出場のダニーロ・ゴメスというブラジル人からのクロスを谷口海斗が決めて2-1と追い上げる。
もとより攻めていたのは新潟だったので、1点差となるともうわからない。なんたって、最終的なシュート数は新潟の22に対して、名古屋が10だ。新潟の圧力がはっきり数字にも表れている。
果たして、後半ロスタイム残り1分を切った時間帯に、途中出場の小見がペナルティエリア内で倒されて、VARの介入によりPKを獲得。これを本人が決めて土壇場で同点に追いついた。
延長戦では名古屋があっさりと得点を決めたので(PKを献上した中山という選手のゴールだったのも何気にドラマチックだ)これで勝負ありかと思ったら、そのあとにまた小見が活躍。同点ゴールを決めて、試合はPK戦へともつれ込んだ。今年は鹿島も小見のゴールで勝ち点を落としているし、リーグ戦ではわずか2ゴールなのに、ここぞで結果を出す勝負強さはたいしたもんだ。
まぁ、最終的にはPK戦をオールクリアした名古屋の優勝ということになったけれど、そんなふうに最後までもつれにもつれた熱戦は、部外者が観ていても楽しかった。PK戦での勝利だったから、今期で退団が決まっているランゲラックがMVPという結果も出来すぎだった(前半の大活躍が報われなかった永井はちょっと気の毒)。
この試合には初タイトルを熱望する新潟サポーターが3万5千も集まったそうで、入場者数62,517人は史上最多とのこと。新潟はサポーターもあっぱれだった。
そんなにたくさんのサポーターの期待を裏切ったことに対する申し訳なさもあったんだろう。PK戦で唯一シュートを外してしまった
自分の失敗でタイトルを逃したとはいえ、あそこまで泣けるのって逆にすごい。長倉の未来に幸あれ。
(Nov. 07, 2024)
川崎フロンターレ1-3鹿島アントラーズ
J1・第35節/2024年11月1日(金)/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu/DAZN(見逃し配信)
エレカシ宮本の大宮公演とかぶったせいで録画観戦となってしまった川崎戦。
結果は中後監督就任後の初勝利! かつ次期監督候補と噂される鬼木率いる川崎からシーズンダブル達成という快挙!
――と素直に喜ぶには、今年の川崎は弱すぎた。ここまでの成績が11勝11分12敗って……。あんなに強かった川崎がまさか2年くらいでここまで勝てなくなってしまうとは。これぞまさに盛者必衰。まぁ、そんなこといったら、2019年から無冠がつづく鹿島もその体現者なわけだけれども。
この試合については、十時過ぎにライブから帰宅して、妻子のおしゃべりをBGMに、酒をのみつつ観ていたので、いまいち集中力を欠いて、詳しく書けない。
鹿島の得点は柴崎のクロスにあわせた知念のヘディング、右サイドの崩しから樋口が豪快に決めた一撃、「そんなシュート打てるのかよ!」とびっくりさせた三竿の右サイドからの芸術的なミドルの3本。
前半の30分までに以上のゴールが決まり、その直後に脇坂が負傷交替してしまったこともあり、それからは比較的安心して観ていられた。
まぁ、川崎に見事に崩されて、ワントップの
そういう意味ではこの日は運にも助けられた。ここ数年、川崎相手の結果は不運すぎたので、ようやくサッカーの神様が帳尻をあわせてくれたって印象のシーズンダブルだった。
鹿島のスタメンは早川、三竿、植田、関川、安西、樋口、知念、柴崎、仲間、師岡、優磨の4-4-2。
ポポヴィッチ政権下ではトップ下に君臨していた名古をあえてスタメンから外し、三竿を右SBに起用してきたところが興味深かった。
選手交替は仲間→名古、知念→船橋、優磨&柴崎&樋口→徳田&ミロサヴリェヴィッチ&津久井の5組。
最後の交替のあとは、フォーメーションを3バックに替えて、津久井を右ウィングに配置した3-4-2-1にフォーメーションを替え、守りにいった。
後半ロスタイムに山本悠樹という選手にセットプレーを直接決められてクリーンシートは逃したけれど、でもまぁ勝ったからよし。3ゴールはどれも美しかったし、途中出場の津久井がなんだかいい感じで、基本満足のゆく一戦だった。
川崎のGKは前回の対戦時は上福元だったけれど、今回はチョン・ソンリョンが戻ってきていた。上福元はその後移籍してしまったし、今年の川崎はGKさえ固定しきれないくらい、コンディションに悩まされたということなのかもしれない。
鬼木が去った来期のフロンターレがどうなるのか楽しみだ。
(Nov. 03, 2024)
鹿島アントラーズ0-0アビスパ福岡
J1・第34節/2024年10月19日(土)/カシマサッカースタジアム/DAZN
ポポヴィッチの解任について思うこと。
――なぜ鹿島はこうもこらえ性がないんだろう?
ザーゴを二年目の序盤で解任したところから始まり、相馬は一年たらず、レネ・ヴァイラーは半年も持たず、岩政も一年半、そして今回のポポヴィッチもシーズン終盤での解任。かつての栄光の記憶のせいで、結果を急ぎすぎている気がする。
石井、大岩、相馬、岩政と、これまでの解任劇での後任は、いまだ優勝争いの目があるシーズン途中でコーチをつとめていたOBがそのまま昇格するという形だった。でもって石井はその年にルヴァン杯、大岩は二年目にACL優勝という結果を残した。
思うに、このふたりが結果を出したことで、もしも招聘した外国人監督が駄目でも、鹿島イムズのなんたるかを知ったOBのコーチにあとを任せればなんとなるという間違った認識をクラブが持ってしまったような気がする。
でも、その後シーズン途中で同じようにコーチから昇格した相馬と大岩は結果を残せずにクラブを去り、勝利の方程式は崩れた。今回なんてタイトルの可能性が99%なくなった状態での監督交替だ。いったい後任の中後になにが望めるというんだろう? さっぱりわからない。
まぁ、ザーゴ――僕は彼のサッカーが好きだったので、二年目のシーズン序盤での解任は本当に残念だった――以来のクラブの迷走は、鈴木満氏の後任としてチームを引き継いだ吉岡宗重フットボール・ディレクターの責任の感が強かったので、今回その人の辞任が決まったこともあって、彼の肝入りで入ったポポヴィッチも一蓮托生でお役御免ということになったみたいな感じだけれど。
でもまだACL出場圏内に届く順位にいるのだし、来シーズンの続投がないと決まったにせよ、どうせならば今季は最後までポポヴィッチに任せて、最終順位がどういう結果になるのかを見届けたかったよ……。
というか、僕としてはもう一年くらいポポヴィッチにチャンスをあげてもいいと思うのだけれど。いくらなんでも一年で優勝できなかったら失格って。それは厳し過ぎってものじゃなかろうか。神戸が強くなったのだって、吉田孝行にちゃんと時間をあげたからだと思うんだけれどな。
うがった見方をすれば、もしもこのままポポヴィッチに最後まで任せて、ACL出場権を得て終わると、来年彼を解任する言い訳が難しくなるから、いまだ最終結果の出ていないこのタイミングでの解任となったんじゃないのかとも思える。それが解任理由の「総合的に判断した結果」なのではないかと。
まぁ、やはりポポヴィッチは吉岡氏ありきの人選だったので、吉岡氏が抜けた来期も彼にチームを託すという選択肢は、鹿島――というか社長のメルカリ小泉さん?――にはなかったということなんだろう。
吉岡氏の後任は中田浩二だというし、中後のサポートとして、ユース代表で指導歴を積んだ羽田憲司と、クラブのレジェンド本山の入閣が決まったので、もしかしたらこれを機に脱ブラジル路線の方針は撤回して、再びクラブの伝統であるジーコイズムの純血主義へ回帰するのかもしれない。まぁ、それならばそれはありかなとも思う。
さて、そんなわけでポポヴィッチのあとを受けて誕生した
前節3バックで快勝を収めたので、ポポヴィッチ続投ならばその形を踏襲してくるかと思っていたんだけれど、さすが中後は鹿島のOBだった。前節の結果を無視して、伝統の4バックに戻してきた。
中後監督が初めての試合で選んだ11人は、GK早川、DF須貝、植田、関川、安西、MFが柴崎、知念のダブル・ボランチで、二列目に藤井、名古、優磨、そして師岡のワントップという顔ぶれだった。途中出場は樋口、三竿、徳田、船橋、ブレーネルの5人。船橋はこれが今季初出場とのこと。おぉ、そうだったか。
プロパーのSB須貝がいるのだから、彼を使って4バックとするというのは個人的にはいいことだと思う。中盤に下がってプレーしがちな優磨を最初から一列下げて、師岡をワントップに起用してきたのも意外性はあったけれど、まぁよし。
じゃっかん疑問を覚えたのは、藤井の右サイドでの起用。今シーズンの彼は左サイドで躍動している印象だったので、右での起用はどうなんだと思った。あと、前節あれだけ活躍した樋口をスタメンから外したのも。やはり結果を出した選手には継続的にチャンスを与えるべきでは?
中後の示したスタメン表の変化は興味深かったけれども、結果的にこの試合では攻撃が活性化せず、シュート本数が一桁台で終わってしまったので、スコアレス・ドローという結果は初監督の采配としては成功とはいえない。上位3クラブが今節はすべて勝ち点を落としているので、なおさら勝ち点3が欲しいところだった。
まぁ、対する福岡はこの日も入れてクラブ史上初の4試合連続のクリーンシートだそうなので、相手の守備力が高かったって部分もあったんだろう。シーズン途中で離脱したキャプテン奈良は不在だったけれど、ドウグラス・グローリ、田代、宮という3バックはガツガツとあたりが強く、6番のキャプテン前も地味ながらいいプレーを見せていた。金森、小田の旧鹿島勢のプレーが観れたのも嬉しい。ワントップのウェリントンは関川とGKとの接触で怪我をして、途中から鼻の頭をテーピングでがちがちに固めてプレイしていた。
試合後のヒーローインタビューは福岡のGKの永石だったから、彼がこの試合のMVPなんだと思われる。でないと鹿島のホームゲームで相手GKがインタビューを受ける理由がわからない。まぁ、セットプレーからの知念のどんぴしゃのヘディングを止めたファインプレーもあったしねぇ。あれが決まっていればなぁ……。
ちなみに福岡を率いる長谷部茂利監督は今季で退任だそうだ。川崎の鬼木も今季での退団が決まったそうで、さっそく鹿島がオファーを出したというニュースが飛び込んできた。つまり中後は今季限りという方針なわけだ。ますます残り試合がモチベーション的に難しそうな……。
監督の解任といえば、後半戦に入ってからF・マリノスがキューウェルを、鳥栖が川井監督を解任し、レッズもヘグモを切ってスコルジャを呼び戻した。
おもしろいのはどのクラブも解任の発表が鹿島戦の直後だったこと。なんでうちと戦ったあとで次々と監督が替わっちゃうんだろうと不思議に思っていたら、当の鹿島まで解任グループに加わってしまったという落ちだった。とほほ。
いやでも、鳥栖の川井監督解任は愚行だと思った(後任は木谷という人)。確かに今季は下位に低迷していたけれども、戦力を考えれば十分よく戦っていたので(少なくても鹿島的には今年も手強かった)、シーズン途中での監督交替は悪手でしかないんじゃん?――と思わずにいられなかった。
そしたら、実際に鳥栖は監督交替後に一勝もできないまま、今節ついに降格一番乗りが決まってしまうというていたらく……。
あーあ。ほんとお気の毒さま。だから替えちゃ駄目だっていったのに。
(Oct. 22, 2024)