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最近の五試合
- 03/29 ○ 鹿島1-0神戸 (J1・第7節)
- 03/16 △ 鹿島1-1浦和 (J1・第6節)
- 03/08 ○ 柏1-3鹿島 (J1・第5節)
- 03/01 ○ 鹿島2-0F東京 (J1・第4節)
- 02/26 ○ 鹿島2-1新潟 (J1・第3節)
and more...
鹿島アントラーズ1-0ヴィッセル神戸
J1・第7節/2025年3月29日(土)15:00~/カシマサッカースタジアム/DAZN
二連覇中の王者ヴィッセル神戸に勝って、ホーム無敗記録を27に更新! 2位の町田(今年も強いのか)に勝ち点3、それ以降のクラブには4以上の差をつけて、暫定首位から「暫定」の二文字が取れた。
代表ウィークを挟んだため前節からほぼ二週間ぶり。前の週のルヴァン杯一回戦からも一週間以上空いているから、スタメンはこれまで通りかと思ったら、意外や鬼木はふたりの選手を替えてきた。
ボランチには柴崎ではなく船橋を起用。そして左サイドの攻撃的なポジションは松村ではなくチャヴリッチを入れてきた。
ふたりともルヴァン杯に出場しているので、そのときの出来がよかったということなんだろうか。船橋は今年から背番号20を与えられているし、次世代の主力として期待されているのかもしれない。それにしてもキャプテン柴崎にベンチを温めさせたまま終わってしまうのは、いささか穏やかではない気が……。
あと、同じくルヴァン杯でひさびさのスタメン出場の機会を得たにもかかわらず、PKを失敗したという荒木が、今節も出番なしで終わってしまったのも心配の種。本当に彼は今後どうなってしまうのやら……。
まぁ、そんな風に心配な点はあるけれど、チームの状態はとてもよさそうだ。大迫、武藤という年間MVPふたりがスタメンに名を連ねた、ほぼベストメンバーの前年度王者――ベストと呼べないのは故障明けの酒井高徳が途中出場だったことぐらいだろう――をシュート3本に抑え込み、こちらはレオ・セアラの個人技から生まれた虎の子の1点を守り切ってのウノゼロでの勝利。これぞ鹿島という戦い方ができている。
レオ・セアラの決勝点は前半33分。起点はGK早川からのロングフィード。オフサイドポジションにいた優磨はプレーに関与せず、ゆっくり自陣へと戻ってくる。神戸のGK前川が前へ出してきてクリアすると誰もが思ったその瞬間。レオ・セアラが斜めに飛び込んできて、胸トラップでボールをかっさらい、着地後に相手DFと交錯しながら、爪先蹴りでボールをゴールへと押し込んだ。
空中で胸トラップして、そのままシュートまで持っていけちゃうフィジカルがすげー。ほんとこの人には驚かされてばかりだ。
(Apr. 1, 2025)
鹿島アントラーズ1-1浦和レッズ
J1・第6節/2025年3月16日(日)14:00~/カシマサッカースタジアム/DAZN
いやぁ、負けだと思った。雨のなか苦しみながらなんとか引き分けて、ホーム無敗記録を26に伸ばしてリーグ新記録を達成したレッズ戦。
前節と同じスタメンで臨んだ鹿島に対して、レッズはチアゴ・サンタナのワントップに、二列目が新加入の三人、マテウス・サヴィオに、松本泰志、ベルギー帰りだという元札幌の金子拓郎、ボランチが安居海渡と二年目のスウェーデン人、サミュエル・グスタフソン、4バックは右に関根をコンバートして、左が荻原拓也、CBがホイブラーテンと新加入のブラジル人、ダニーロ・ボサの傭兵コンビ、でもってGKが先日200試合完封のリーグ新記録を樹立した西川という布陣。
ふだんは相手チームのスタメンを全員書いたりしていないのに、今回に限って書き残しているのは、この布陣がとても効果的だったから。
帰ってきたスコルジャ体制2年目となる今年のレッズはここまでわずか1勝で下位に低迷しているので、調子が悪いのかと思ったら、ちゃんと強かった。全員が攻守にハードワークしていて穴がない。おかげでこの試合の鹿島は攻め手を欠き、最初から最後まで苦戦を強いられた。
相手の先制点は前半ロスタイムの最後のワンプレー。関根に斜めの鋭いクロスを入れられ、それを早川が触るも止めきれず。裏へ抜けたボールを飛び込んできた松本に押し込まれた。相手も上手かったけれど、その時間帯に取られちゃいかん。
後半に入っても変わらぬ試合展開に、鬼木が早々に動く。11分に柴崎、松村、小池を下げて、知念、師岡、チャヴリッチを投入。31分には樋口を船橋に替え、その5分後には最後のカードを切って、レオ・セアラをさげて徳田を入れてきた。
負けている状況でキャプテン柴崎と今季ここまでフル出場の小池をさっさと下げ、セットプレーのキーマン樋口やチーム得点王レオ・セアラまで替える采配はなかなかリスキーに思えたのに、これぞ鬼木マジックなのか。後半ロスタイムに入ってすぐ、セットプレーからの流れで同点に追いついてみせる。
右サイドからのFKのこぼれ球を、ゴールに背を向けたまま拾った優磨が左サイドに展開。そこにいた植田がワンタッチで入れたクロスに、知念が頭であわせた。惚れ惚れとするような素晴らしいゴール!
勝ち点1とはいえ、負け試合をドローに持ち込んだのはでかい。過去3年すべてドローという難敵レッズに対して負けなかったのも大事。7試合連続引き分けというこのの記録を破って次に白星を挙げるのは鹿島であって欲しい。
ホーム無敗記録を更新できたのも嬉しい。無敗の内訳の半分近くがドローだとはいえ、そのしぶとさががまさに鹿島、新記録更新がドローというのも順当だろう。
(Mar. 17, 2025)
柏レイソル1-3鹿島アントラーズ
J1・第5節/2025年3月8日(土)16:00~/三協フロンテラ柏スタジアム/DAZN
またもやレオ・セアラが大爆発! ハットトリックで得点王! チームは4連勝で暫定ながら首位に浮上~、という最高の結果に終わった第5節。
この日の対戦相手、柏レイソルは、驚いたことに、前節終了時点で3勝1分の負けなしで首位に立っていた。
今年はリカルド・ロドリゲスを招聘して、
マテウス・サヴィオを浦和に引き抜かれたので、今期は苦戦必至かと思っていたのに。ロドリゲス監督、やっぱすごいのか。
驚いたのは絶対的エースだと思っていた細谷と、今期のキャプテンを任されたはずの犬飼がベンチを温めていたこと。
まぁ、細谷は去年6ゴールしか決めていないし、新任監督にとっては特別視するほどの選手ではないってことなのか。でも代わりの2トップが垣田と木下というのはびっくりだ。まさか垣田が細谷のポジションを奪う日がこようとは……。
犬飼欠場の理由はよくわからない。この試合で3ゴールも許したので、次あたりにはベテランに出番が回ってくればいいなと思う。
ちなみに柏の3バックは古賀太陽をはじめ全員全員20代。柏には杉岡大暉も移籍してきているらしいのだけれど、この日はベンチ外だった。
対する鹿島のスタメンは、前節の11人から船橋を柴崎に戻した形。この形が本来なのだろうし、勝っているチームはいじるなという定石通りって感じがする。鬼木、意外とオーソドックスかも。
試合は首位の柏と4位の鹿島による上位対決だけあって、序盤は膠着した内容。印象としては開幕戦の湘南戦に近かった。要するに鹿島としてはいまいち。
そんな嫌なムードを払拭したのがレオ・セアラによる先制点だった。
右サイドの松村の崩しからのクロスを一度は跳ね返され、そのこぼれ球からの二次攻撃で安西が入れたクロスを、レオ・セアラが見事に仕留めた。
一歩下がってDFを外して、どんと構えて首をひとひねり。それであのパンチ力。いやー、痺れた。すごいわ、この人。
後半の2点目も松村のクロスから。ニアの深い位置に飛び込んで右足をあわせた。
さらなる3点目は、右サイドで小池からのスルーパスを受けて、GK小島の脇をすり抜けるシュートを決めた。
2-0から久保藤次郎という選手にゴールを決められて、一時は1点差に追い上げられていただけに、この3点目は大きかった。
できればクリーンシートで終わりたかったところけれど、あの失点は濃野にあたってコースが変わった、オウンゴールでもおかしくない不運なゴールだったので、まぁ致し方なし。
なにはともあれ、レオ・セアラはヴェルディ戦では優磨にPKを譲って達成できなかったハットトリックを自力で達成。文句なしのMVPだった。
選手交替は、2-1になったところで、柴崎を知念にチェンジ。3点目のあとに松村&レオ・セアラを師岡&田川に交替、最後は濃野と優磨を下げて、船橋とキム・テヒョンを入れ、5バックにして逃げ切った。鬼木、手堅い。
守り固めに入るにしても、濃野をさげて小池をSBに下げるあたりに、小池に対する並々ならぬ信頼が感じられる一方で、またもや出番なしで終わった荒木がそろそろ本気で心配になってきた。
なんにせよ、この試合はレオ・セアラ様々だ。得点力もそうだけれど、ちゃんと守備にも奔走する献身的な姿勢にも脱帽。
上田綺世が抜けて以来、優磨とコンビを組む決定力のあるFWがいないことが鹿島のいちばんのウィークポイントだと思ってきたので、その穴を見事に埋めてくれるレオ・セアラの加入には感謝しかない。
得点王が期待できるFWがいるのって、ほんといいなぁ……。
(Mar. 12, 2025)
鹿島アントラーズ2-0FC東京
J1・第4節/2025年3月1日(土)14:00~/カシマサッカースタジアム/DAZN
これまで同じ記録を残しているのは、浦和、G大阪、川崎の3チームで、直近の2022年に達成した川崎がその間に3つしか引き分けていないのに対して、アントラーズは11つも引き分けているそうなので、同列で語るのはいささかおこがましい気がするけれど、それでも記録は記録。とりあえずめでたい。
そんな記録を達成したこの日のスタメンは、GK早川、DF濃野、植田、関川、安西、MF樋口、船橋、小池、松村、FWレオ・セアラ、優磨の11人。
途中出場は、師岡、知念、徳田、チャヴリッチ! そしてキム・テヒョンの5人。
中2日のせいか、柴崎が出番なしで終わったのが驚きだった。
対するFC東京は、今年からは松橋力蔵監督のもと、GKに野澤大志ブランドン、最終ラインは木本、森重、岡哲平(23歳)の3バックで、長友を左SWに起用。ボランチには海外から復帰した橋本拳人がいて、二列目に仲川と俵積田。で、引退したディエゴ・オリヴェイラのかわりにワントップに入ったのは、鳥栖から獲得したマルセロ・ヒアンというのが主な選手たちだった。
元鹿島の小泉は途中出場。あと、
試合はほぼ五分な印象で、前半はスコアレス。
とはいえ、仲川のシュートがバーをこすったり、マルセロ・ヒアンのヘディングがポストにあたったり、早川のミスから招いた絶体絶命のピンチを、俵積田のシュートミスで救われたりと、いつ失点してもおかしくないってシーンがいくつかあった。
それでも先制したのは鹿島。66分にセットプレーから植田のヘディングが決まって先制!――かと思ったら、このゴールはVARの介入によりオフサイドの判定を受けて取り消し。でもその5分後には、再びセットプレーの流れから、優磨が森重に足を引っかけられてPKを獲得。これを自身が決めてようやく先制した。
後半ロスタイムの追加点もセットプレーから。樋口の右サイドからのFKに、ニアに切れ込んだ師岡が右足でフリック。これが相手DFに当たってディフレクションでゴールネットを揺らした。オウンゴールだと思ったら、師岡のゴールと認められてラッキーだった。
今季初出場のチャヴリッチは後半34分からの登場。プレー時間は長くなかったけれども、ボールを持ったシーンでは、やはり違いを感じさせてくれた。これからが楽しみだ。
まぁ、その一方で荒木の出番はこの日もなかった。古巣対決だけに本人も出たかっただろうに、なぜに鬼木は荒木を使わないかな……。
そんな荒木とは対照的に、新加入の小池はここまでの全試合にフル出場している。この試合では前半あまり存在感がなかったけれど、それでも後半に惜しいミドルを打つシーンがあったし、途中から濃野と入れ替わって右SBでプレーしたり、確かに攻守に大活躍しているのは間違いない。それにしてもいささか鬼木の信頼が厚すぎる気がする。
(Mar. 03, 2025)
鹿島アントラーズ2-1アルビレックス新潟
J1・第3節/2025年2月26日(水)19:00~/カシマサッカースタジアム/DAZN(見逃し配信)
第3節はいきなり中3日での平日開催。
開幕を前倒しせざるを得なかったほどの過密日程だから、調整が難しいのかもしれないけれど、それにしたってこんなに寒い時期にわざわざナイトゲームをやらなくたっていいじゃんって思う。スタジアム観戦するサポーターが気の毒すぎる。
対戦相手の新潟は降雪シーズンまっただなかだから、この時期のホームゲームが組めないため、この試合は鹿島のホームゲームだった。おかげで鹿島は開幕早々ホームゲームが3試合つづくというイレギュラーな展開になっている。
去年からホームでの無敗記録がつづいている鹿島にとっては、願ってもない展開なのだけれど、でもそれって新潟に対してやたらとアンフェアじゃない?
秋春制への移行も含めて、北国のチームに対する不公平感が強いのが嫌だ。
まぁ、そんなこの試合、じつは米津玄師の東京ドーム公演と重なってしまい、僕は生で観られなかった。まさかこの時期の水曜に試合があるなんて思わないもんなぁ。あらかじめわかっていたら、翌日のチケットを申し込んだのに……。
ということで、この試合は午後十時半近くに帰宅して、遅い夕食を取りつつ、酒を飲みながら観た。なので集中力不足で詳しいことは書けない。
スタメンは前節と同じ11人で、途中出場は師岡、知念、船橋、キム・テヒョン、徳田の5人。途中出場ながら、知念が復帰して、キム・テヒョンが移籍後初出場。知念は濃野との交替で、そこからは小池が右SBにスライドした。
期待のチャヴリッチも復活。今季初めてベンチ入りするも出番なしで終わる。荒木も2試合連続出番なし。このままで大丈夫なのか不安だ。
試合は小池の素晴らしいジャンピングボレーシュートで先制するも(小池いろいろすごい)、前半終了間際に矢村健という選手に同点ゴールを許して追いつかれる苦しい展開になった。
同点の場面、シュートは早川の守備範囲だったけれど、体勢が悪かったのかセーブできず。手を弾いたボールがころころと転がってゴールラインを割ってしまった。
新潟は松橋監督をFC東京に引き抜かれ、今期は樹森大介という47歳の新人監督が指揮をとっている。これが監督としての初めての仕事らしいし、今年は残留争い必至だろうと思っていたら、意外と手強かった。さすがJリーグ。どこが相手でも難しい試合になる。
鹿島はレオ・セアラのヘディングがポストを叩いたり、樋口の直接FKがポストに嫌われたりと、惜しいシーンは作るも2点目が遠かった。
これは駄目なときの試合展開では?――という心配が杞憂に終わったのは後半33分。樋口の左CKが相手のオウンゴールを誘って鹿島がふたたび勝ち越し、そのままなんとか逃げ切った。
まぁ、前節の快勝とくらべるといまいちな試合内容ではあったけれど、前述したように得点の匂いのするプレーはいくつかあったし、オウンゴールも最初は知念のゴールかと思う際どいものだったので、まあよし。こういう試合できっちり勝ち点3を得たのがなにより大事だ。
鹿島の順位は6位で前節と変わらず。とりあえず2連勝したので少しは順位が上がるかと思ったら、上位も軒並み勝ち点を積み上げたので、そのままだった。まだ順位を気にするには早いとはいっても、高いに越したことはないので、いささかがっかり感がある。
ちなみに現時点でのベスト3は、湘南、川崎、清水という、なんだそりゃな顔ぶれになっている。唯一3連敗して最下位に沈む福岡も、得失点差はマイナス3だというから、つまりすべて1点差ゲームを落としているわけだ。おそらく試合内容はそれほど悪くないんだろう。今年のJリーグは例年に増して熾烈な展開になりそうな雲行きだ。
リーグ優勝への道はけわしい。
(Mar. 1, 2025)