2022年8月のサッカー

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  1. 08/06 ● 鹿島0-2広島 (J1・第24節)
  2. 08/14 ○ 鹿島2-0福岡 (J1・第25節)
  3. 08/21 △ 湘南1-1鹿島 (J1・第26節)
  4. 08/27 ● 川崎2-1鹿島 (J1・第27節)

鹿島アントラーズ0-2サンフレッチェ広島

J1・第24節/2022年8月6日(土)/カシマサッカースタジアム/DAZN

 8月6日に行われた広島との試合ということで、キックオフ前に黙祷がささげられた。今年で原爆投下から77年だそうだ。
 この時点ですでに負けフラグが立っていた気がする。広島にとっては特別な日だし、モチベーションが高まるのは必至。
 あちらは水曜日のルヴァン杯・準々決勝から中2日で、しかもまったく同じスタメンで臨んできたから、コンディション的には鹿島有利かと思っていたけれど、前節のマリノスと同様、たいして影響はなかったみたいだ。スコアが動かないあいだはほぼ互角という印象だったけれど、終盤は走り負けていたし、どちらかというとコンディションはこちらのほうが悪いように見えた。
 結果、後半途中から出てきた川村拓夢(22歳)とエゼキエウというふたりの選手にゴールを奪われて0-2で敗戦。相手の交替策はずばりとはまって、こちらの策はからまわり。先月の代表戦に出場した大迫、佐々木、荒木、野津田、森島、満田の6人が名を連ねるサンフレッチェに、森保代表監督が見守る中で負けたのが悔しい。なぜいる森保? こんな試合は観にこなくたってよかろうに。
 なんにしろ、これでマリノスにつづき、サンフレッチェにもシーズン・ダブルのていたらく。この日の敗戦で順位もいっきに5位まで下がったし、今シーズンは優勝はどころか、ACL出場も怪しくなってきた。
 この日のスタメンはクォン・スンテ、常本、三竿、キム・ミンテ、ピトゥカ、樋口、樋口、カイキ、優磨、エヴェラウドという11人。途中出場は仲間、船橋、土居、安西、関川だった。
 前節なぜキム・ミンテがいないのか疑問だったけれど、なんのことはない、累積警告で出場停止だった(あぁ、そうだった)。
 よくわからなかったのは、和泉がボランチの位置でプレーしていて、樋口が右サイドの高い位置にいたポジショニング。僕が気がつかなかっただけで、最近はもしかしてずっとそうだったんだろうか? だとするならば、それはなぜって話だ。キム・ミンテのボランチ起用にしてもそうだけれど、僕にはヴァイラーのポジショニングに関する哲学がまるでわからない。
 あと、後半負けている状況で広瀬とキム・ミンテを、安西、関川と替えた交替策も謎。なぜに負けている状況でDFを入れ替えるんだ。まぁ、攻撃力では広瀬よりも安西のほうが上だから、SBの交替はまだしも、なぜCBを替える? パワープレーを仕掛けるのならば、高さのあるキム・ミンテのままのほうがいいじゃん。
 その時点でベンチに残っていたフィールド・プレーヤーはそのふたりと中村亮太朗だけだったので、ボランチの中村では使う場所がなかったってことなのか。でもだとしたら替えなくたっていいじゃんって話だ。
 なんにしろ、染野とファン・アラーノを放出してしまったので、交替カードの駒不足が如実だ。なんで手放したのかわからない。
 一夜明けて監督解任の噂が流れてきたけれど――これを書いたあと公式リリースがあった――このところの選手の流出や成績低迷の原因が、謎の采配を振るう監督への選手たちの不信感だとしたら、それもやむを得ないよなぁと思う。ピトゥカとか、いまの采配だと絶対に楽しくなさそうだもんなぁ。前節は敗色濃厚になってからの出場だったし、今節は自分が引っ込んだあとで点をとられて負けているし。不信感が募ってもおかしくない。
 僕はザーゴの采配には共感を覚えていたので、去年彼が解任されたときには時期尚早ではと思ったけれど、ヴァイラーさんのやっていることにはまったく共感できないので、ここで替えるのならば、それはそれで英断じゃんって思う。
 まぁ、それもあくまで後任をつとめるだろう岩政への期待があらばこそだけれど。あと、過去にヴァイラーのもとでプレーしたことがあるナイジェリア人FWと契約した直後に、その監督を解任するなんて話が出るクラブの姿勢は大いに疑問だけれど。
 やはり今年の鹿島はいろいろおかしい。
(Aug. 07, 2022)

鹿島アントラーズ2-0アビスパ福岡

J1・第25節/2022年8月14日(日)/カシマサッカースタジアム/DAZN

 ひさびさにとても楽しみだった一戦。レネ・ヴァイラー監督退任のあとを受けて新監督に就任した岩政大樹、注目の初陣だ~。
 ということで、気がつけば今年の残り試合数もあと10。現時点での鹿島の勝ち点は40だから、残りすべて勝ってもようやく70。
 ここ数年の優勝クラブの勝ち点はだいたい70前後だから、つまりまだ優勝を諦めないというのならば、残り全勝するくらいの結果が必要になる。
 ましてや二桁順位の福岡が相手ならば、勝利は絶対条件。おまけに前日の台風で、鹿島より上位にいる4チームのうち、柏をのぞく3チームの試合が中止になっている。
 ここで勝ち点を積み上げられず、順位を上げられないようでは、今年はもう終わったも同然でしょう?
 ――そんなプレッシャーのかかる監督としての初戦を、岩政は無事白星で飾ってみせた。よし、まずは1勝。幸先よし。
 どういうスタメンで戦うのか気がかりだった注目のこの試合、岩政が選んだ11人は、クォン・スンテ、常本、関川、キム・ミンテ、広瀬、ピトゥカ、樋口、仲間、カイキ、土居、鈴木優磨という顔ぶれだった。
 三竿が出場停止なので、最終ラインは関川とキムの組み合わせ。あと、左SBには好調な広瀬をそのまま起用、ボランチはピトゥカと樋口のふたりで、中盤の右サイドには仲間、そして優磨とペアを組むのは土居という構成。
 和泉がいないのは意外だったけれど、なんでも彼はコンディション不良かなにかで最近の練習に参加していなかったそうなので、ならばと納得。
 個人的にはFWはエヴェラウドで、土居が二列目という布陣を試して欲しかったところだけれど、まぁよし。少なくても僕はピトゥカ、樋口のダブル・ボランチが今年のチームのスタンダードだと思っているので、ヴァイラーがこのところないがしろにしていたこの形できてくれたのは願ったり叶ったりだった。
 得点は1点目が相手のオウンゴール。前半10分に優磨が個人技で持ち込んで思い切り右足を振りぬいて入れたクロス(もしくは真横へのシュート・ミス?)が相手選手にあたってきれいにゴールネットを揺らした。
 2点目は後半のアディショナル・タイム、相手がGKまで上げて攻めてきたCKのクリアボールをピトゥカがスルーパスでつなぎ、エヴェラウドが単独ドリブルで持ち込んで決めたもの。最初に打ったループシュートは守りに戻ったGKに止められたものの、そのこぼれ球にきちんと詰めて、角度のないところから押し込んだ。
 エヴェのカウンターは前方に相手DFが一人もいない状態でパスを受けたところから始まったので、なぜオフサイドじゃないのかと不思議に思って調べたら、オフサイドは守備側陣地でのみ発生するとのことで、センターラインの手前でパスを受けたこのケースでは該当しないんですね。へー。またひとつ勉強しました。
 ま、そういうわけで2-0で勝ちはしたけれど、得点はどちらもきちんと崩したものではなく、相手のミス絡みだったから、手放しでは喜べない。
 とはいえ、この日はここ数試合存在感を失っていた鈴木優磨が躍動していたし、チームとしてワンタッチパスをつないで迅速に相手ゴールに迫ろうという意識が感じられたので、全体的に印象はよかった。少なくてもヴァイラー退任に至る数試合のもやもや感は感じないで済んだ。それだけでもう雲泥の差。
 この先も岩政が結果を残しつづけられるかどうかは未知数だけれど、今回ばかりはクラブも腹をくくって、岩政を監督として育成する覚悟で、長期的な視野にたって行く末を見守って欲しい。結果が出ないからって今季限りとか、来期の途中で再び解任とか、そういうのは本当にやめて欲しい。
 対する福岡は、前線に外国人が4人――カメルーン人のジョン・マリ、スペイン人のフアンマ・デルガド、ブラジル人のルキアンに、ベルギー人のクルークス――もいて、さらにはDFにもドウグラス・グローリというブラジル人がいるという。要するに外国人枠5人をフルにつかっていて、フィールドプレーヤーの半数が外国人でびっくりだった。そしてジョン・マリとか、けっこうやばかった。ポスト直撃のヘディングを打たれたりして、あれが決まっていたら、この試合がどうなっていたかわからない。
 外国人が増えた一方、前回の対戦時に出場していた奈良、金森、杉本ら、元鹿島勢は全員不在だった。奈良は出場停止だそうで、杉本は先月J2の徳島に移籍していた。
 あと、オウンゴールを決めた平島という選手が解説の福田に絶賛されていたけれど、スコアレスに終わった相手チームのボランチを愛でるようなセンスはいまだ僕は持ち合わせていないらしく、どこがそんなにいいのか、わからなかった。彼とボランチでペアを組んでいたのは10番の城後で、彼も今年はこれが初スタメンだそうだ。最近のサッカーって昔よりポジションのコンバートが多くなった気がする。
 まぁ、ということで、この日の勝利で鹿島は暫定2位に再浮上。前述のとおり試合が中止になった上位陣の勝ち点が伸びなかったおかげだけれど、それでもこのところ勝てていなかったので、この日はきっちりと勝ち点3を積み上げられて本当によかった。
 次週も降格圏ぎりぎりにいる湘南との対戦なので、そこもきっちりと勝ち切って、その次に控える王者・川崎との試合に備えたい。
 この日は三竿、和泉がいなかったし、次節はピトゥカが出場停止になってしまったので、きちんと戦力がそろって、岩政新監督の本領が試されるのはその川崎戦からだろう。新加入のエレケも次節あたりには見れるんだろうか。
 いやぁ、でも岩政が監督になったおかげで、鹿島のサッカーを観るのが俄然楽しくなった。今シーズンはそれだけでもう十分だって気がしなくもない。
(Aug. 15, 2022)

湘南ベルマーレ1-1鹿島アントラーズ

J1・第26節/2022年8月21日(日)/レモンガススタジアム平塚/DAZN

 岩政監督就任二試合目にして早くも失速。
 アウェイとはいえ、15位の湘南相手に前半はなすすべなしだった。後半の選手交替が功を奏してなんとか先制したけれど、その後同点に追いつかれてそのままドロー。無念の勝ち点1に終わった。
 ピトゥカが出場停止だったこの試合、スタメンはクォン、広瀬、関川、三竿、安西、中村亮太朗、樋口、仲間、カイキ、土居、優磨の11人だった。
 常本が練習中に怪我をして全治8週間だとのことで(とほほだなぁ)、広瀬が本来の右SBに戻った。でもって三竿はCBでの起用。で、注目のボランチが樋口と中村亮太朗のコンビで、あとは前節と一緒。
 でもこのフォーメーションがこの日はまったく機能しない。湘南のハイプレスに苦しみ、前半は防戦一方。こんなんじゃ話にならないだろうって出来だった。
 あまりの低調さに岩政が早々に動く。ハーフタイムで中村、仲間、土居をさげて、キム・ミンテ、和泉、エヴェラウドを入れてきた。でもってキムを最終ラインに入れて、三竿をボランチにあげる。
 この迅速な対応やよし。前半のままでは駄目だとみるや、即座に動いたのはいい判断だと思った。でもってその交替がはまって、後半14分にはエヴェラウドの先制ゴールが生まれるのだから上出来だ。
 得点は和泉が起点となって、エヴェラウドがワンタッチしてつないだボールを樋口が右サイド深くに切れ込んで折り返し、最後はエヴェがワンタッチで鋭く決めたもの。見事な連携からの美しいゴールだった。途中出場のふたりが絡んだ点もグー。
 まぁでも、かつての鹿島ならばこの1点で勝てたんだろうけれど、いまのチームではそうはいかない。後半29分に相手のCKから同点ゴールを許してしまう。
 失点シーンをリプレイで確認したら、三竿とキム・ミンテの頭上を越えたボールをファーで折り返され、関川の前にいた瀬川という選手に決められていた。
 要するにディフェンスの要たる三人がまったく守れていないという。それでは勝てないのも当然。先制こそしたけれど、シュートは全部でわずか5本だったらしいし、そこまで攻撃が湿っていてはドローも致し方なかった。
 同点になったあとの交替策は一枚目が樋口→船橋で、最後はカイキと交替で注目の新戦力、鹿島初のナイジェリア人FWエレケが出てきた。
 エレケ、最初のうちはポジショニングが悪くて動きも鈍く、まったくボールに触れなかったので、この人は大丈夫か?――と思ったものの、その後はちょっと下がり目でボールを受けるようになり、でもっていざボールを持つと、その長身(190cm!)の割には、けっこうボールを捌ける感じだった。コンディションが上がってきたら、優磨を二列目にして、エヴェとエレケの2トップとかも見てみたい気がする。
 まぁ、なにはともあれ駄目な試合でした。でも岩政の采配には特に不満がなかった。早めの3枚替えからの先制ゴールとか、エレケの投入とか、やれることはちゃんとやってくれていたので、勝てなかったのは残念だけれど、まぁ、こんな日もあるさ。
 なにはともあれ、湘南はなかなか手強かった。知っている選手はGK谷、米本、茨田、途中出場の町野、阿部浩之くらいしかいなかったけれど、しっかりと強度の高いサッカーをしていた。山口智、仕事してるっぽい。
 そういや、メンバー表にはタリクというノルウェー人(モロッコ出身?)しか外国人の名前がないのに、なぜか別にもうひとり黒人がいると思ったら、それが畑大雅という20歳の日本人だった。最近肌が黒い優秀な日本人増えたよねぇ。
 あと、あとから確認したら、同点ゴールの瀬川には、前回の対戦でもゴールを決められていた。彼の今季のゴール数が2ってことは、鹿島戦でしか決めてないってことじゃん! このところ、そういう思わぬ伏兵に失点を許すパターンが多すぎる気がする。
 湘南といえば、永木がいないなと思ったら、ベンチ外どころか、知らないうちに移籍していた。しかも移籍先は名古屋。
 鹿島を離れた永木とレオ・シルバがその翌年にほかのクラブでふたたびチームメイトになっていようとは……。
(Aug. 22, 2022)

川崎2-1鹿島

J1・第27節/2022年8月27日(土)/等々力陸上競技場/DAZN

 やはり今年も川崎には勝てず。去年につづき無念のシーズン・ダブルを食らってしまった……。
 この一戦のスタメンは、クォン・スンテ、安西、関川、三竿、広瀬、ピトゥカ、樋口、和泉、仲間、カイキ、鈴木優磨の11人。途中出場は船橋、中村亮太朗、エレケ、ブエノの4人だった。
 前日に鹿島で新型コロナウィルスの陽性が2名出たというニュースがあったので誰だろうと心配していたら、どうやらエヴェラウドと土居だったらしい。前節ゴールを決めているエヴェラウドのスタメン起用とキャプテン土居の奮起に期待していたのに、よもや二人そろってこの大事な一戦でベンチ外だなんて……。
 あとスタメンで目を引いたのは、安西と広瀬のサイドを入れ替えてきたこと。おそらく二人の守備力を秤にかけて、川崎のストロング・ポイントである家長にあてるならば、広瀬のほうがマシだと判断したのだろう。
 なんにしろ、このスタメンを見た時点で、この試合ははじめから劣勢が予想できた。最終ラインの定まらなさに加え、ただでさえ攻撃陣の駒不足が著しい昨今だ。ディフェンディング・チャンピオンの川崎を相手にエヴェと聖真を欠いて臨まなきゃいけないのでは苦戦は必至。こうなるとあとは守備面でどれだけ川崎の猛攻に耐えられるかの勝負だと思ってたのに、その期待もみごとに裏切られる。
 前半7分にピトゥカがペナルティ・エリアに侵入した家長に手をかけて倒してしまいPKを献上。これを家長が自ら決めて川崎が先制(止めようがない絶妙なコースだった。家長PK上手い)。さらには前半14分には脇坂にFKを直接決められて、あっという間に2-0。前半の15分までに趨勢が決してしまった。
 1点目のPKはピトゥカの守備がお粗末すぎたし、2点めだってグラウンダーのFKを直接決められてしまうなんて、壁の作り方に問題があったと見るべきだろう(安西がクリアしようとして空振りしたので、安西の右サイド起用が仇になった感も……)。
 つまりどちらもミスからの失点。その後もクォン・スンテのファイン・セーブに助けられるシーンが2度もあったし、前半だけで4-0とされていてもおかしくない内容だった。必勝を誓って臨んだはずの試合でこれでは話にならない。
 まぁ、とはいえ、この日はチームの出来自体は決して悪くなかったと思う。積極的にボールをまわして攻めることができてはいた。今日はなかなかいい入り方をしたと思っていただけに、序盤での2失点が痛すぎた。それも1点目は試合の鍵を握ると思っていたピトゥカのファールだもんなぁ……。
 川崎とは前回の対戦時にも前半20分までに2-0とされている。つまり今回もほぼ同じ展開だったわけだ。救いがあるとすれば、前半だけであと2点取られていてもおかしくなかった展開をなんとか耐え忍んだことと、後半に1点を返せたこと。
 鹿島の得点は後半7分。樋口が右サイドから入れた高速のクロスを仲間が頭でワンタッチして川崎のゴールへと流し込んだ。ふたりともナイス。
 まぁ、トータルでシュート6本という試合だったので、決定機はほとんど作れていないに等しいけれど、それでも相手のシュートも8本だけだし、ボール保持率は鹿島が61%と優勢だった。ボールを持てればいいってものでもないけれど、それでもきちんと細かいパスをつなぎながら崩していこう――でもってそれで駄目ならばサイドチェンジのロングボールも併用しよう――という姿勢は一貫していた。最後まで諦めずに戦っているのも伝わってきたし(最後のブエノはパワープレー要員として最前列に入った)、序盤のまずい守備で負けはしたけれど――試合後のインタビューで岩政がいっていたように――前回の対戦と比べればチームとしてよくなっていることが感じられる試合だったと思う。
 まぁ、相手もレアンドロ・ダミアンとチョン・ソンリョンがいなくて、ベスト・メンバーではなかったわけだけれども。
 そういえば、この試合の川崎のユニフォームはいつもの水色ではなく、黒だった。前節の湘南もふだんの黄緑ではなく黄色だったし(仙台かと思った)、夏場はホームでサード・ユニフォームを着用するクラブがけっこうあるみたいだ。
 この日の結果で順位は暫定4位となった。うえにいる横浜、広島、川崎の3クラブすべてにシーズン・ダブルを食らっているのだから、まさにこの順位で順当だってことだろう。現時点で試合数が3つも少ない横浜と川崎にここから追いつくのは無理だろうから、さすがに優勝の可能性は限りなくゼロに近くなった。あとはもう勝ち点3差の広島――と暫定順位なのでまだ抜かれる可能性があるC大阪とF東京の3チーム――の順位を最終的に上回ってACL出場権を取得できるかどうかだ。来年のためにも諦めずにがんばって欲しい。
 それにしても、これでなんと川崎とはリーグ戦では7年連連続で白星なしですって。ちくしょう。来年こそは一矢報いてもらいもんだよ。
(Aug. 28, 2022)