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  1. 02/21 ○ 水原三星1-2鹿島 (AFCチャンピオンズリーグ)
  2. 02/14 △ 鹿島1-1上海申花 (AFCチャンピオンズリーグ)
  3. 02/10   川崎2-3C大阪 (ゼロックス杯)
  4. 01/01   C大阪2-1横浜M (天皇杯・決勝)
  5. 12/16 ● 日本1-4韓国 (E-1サッカー選手権)
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水原三星1-2鹿島アントラーズ

AFCチャンピオンズリーグ/2018年2月21日(水)/水原ワールドカップスタジアム/日テレNEWS24

 ACL、二戦目にして今季初勝利~。
 この試合のポイントはクォン・スンテと金崎のスタメン。
 前の試合は曽ケ端がやや残念だったので、この日は韓国での試合だってこともあって、クォン・スンテのスタメン起用には納得。でもって、そのクォンがPKを止めたりと大活躍。今季はもう曽ケ端の出番はないのでは……と思わせる出来だった。
 今季から背番号10をつけた金崎も、公式戦初登場で2ゴールの活躍。まぁ、2点目は触らなくても入った気がするし、それならばそのまま優磨のゴールにしてあげた方がいいんでは?──という気がしなくもなかったけれど、でもFWがあそこにいたら、やっぱつっこむよね。どちらもいい仕事でした。
 というわけでこの日のスタメンはウォン・スンテ、安西、植木、昌子、山本脩斗、レオ・シルバ、三竿、遠藤、安部裕葵、鈴木優磨、金崎夢生の11人。途中出場は聖真、永木、金森の3人。
 2試合連続で優磨と裕葵がそろってスタメンってのも、なにげにサプライズだ。まぁ、ふたりともそんなにめだってはいなかったけれど、2点目のゴールは半分以上は優磨の得点だったし、安部も終盤になってバーをたたく惜しいシュートがあった。
 あと、安部は攻撃での見せ場はそのシーンくらいだったけれど、守備ではかなり貢献していた。去年は攻撃だけの人って印象だったから、ここまで守備意識が高くなっているのは驚き。運動量も豊富だったし、なるほど、だからこその2試合連続スタメンかと納得がいった。こういうプレーをしながら、なおかつ攻撃でも去年のような輝きを見せられるようになれば、日本代表に呼ばれる日もさほど遠くないかもしれない──というか、そうなったら、その前に海外に持っていかれそうな……。
 もうひとつのサプライズが、ウッチーがベンチを外れて、安西が右サイドに入ったこと。おー、この子、両サイドできんのか。しかも先週、左でプレーしていたときより目立っていた気がする。こりゃめっけもんかもしれない。今年はウッチーも戻ってきたし、SBのレギュラー争いも厳しいことになりそうだ。
 この二試合で気がかりなのは、レオ・シルバの出来がいまいちなことくらい(らしくないファールとか、PKを取られたりとか。でもあのPKはカタール人の主審の誤審だと思うけど)。とはいえ、彼が駄目ならオガサもいるし、永木もいる。ボランチは三竿を軸に、あとの三人はコンディション次第でどうにでもなるだろうし、あまり心配はいらないだろうという気がする。
 試合内容はアウェイだから押し込まれる時間が長くて、決してよかったとは思わないけれど、でもしぶとく守ってここぞできっちり決めるという、これぞ鹿島って戦い方はできていた。後半終了間際の失点は余計だったけれど、でもあれは相手も上手かった。
 まぁなんにしろ、韓国のクラブを相手にあげる今季白星の味は格別でした。
(Feb 21, 2018)

鹿島アントラーズ1-1上海申花

AFCチャンピオンズリーグ/2018年2月14日(水)/カシマサッカースタジアム/日テレNEWS24

 2018年のアントラーズ公式戦はACLからスタート。
 この新シーズンの初陣はスタメンのメンツに意外性があった。GK曽ケ端はともかく、4バックが内田篤人(祝復帰!)、植田、昌子、そして東京ベルディから移籍してきた安西幸輝。MFがレオ・シルバ、三竿健斗、遠藤、安部裕葵、そしてFWペドロ・ジュニオールと鈴木優磨のツートップという布陣。
 よもや両サイドバックがいきなりウッチーと22歳のの安西とは……。
 だってあれですよ、鹿島の4バックは去年、全員そろって日本代表に選ばれてんだよ? 西なんて去年のベスト11だよ? その両サイドバックが新シーズンの緒戦から出番なしって。そんなクラブ、そうそうないだろう(──と思ったら、西は去年の最終節の怪我が全治4ヶ月だった。まだ復帰してないのか……)。
 まぁ、とはいえウッチーはもちろん、安西もよかった。ウッチーはドイツに行って技術力が高まったのみならず、視野が広くなった気がする。安西も守備力は未知数ながら、攻撃では申し分のない攻め上がりを見せてくれていた。さすが鹿島のフロント、人を見る目は確かのようだ。
 その両SBに加え、安部裕葵と鈴木優磨という若いふたりがそろってスタメンってのにもびっくりした。直前に怪我で離脱したレアンドロはともかく、今季から10番を背負った夢生はどうしたわけだか最後まで出番なし(ベンチには入っていた)。過密日程に配慮して温存したのかと思ったけれど、次の試合は一週間後だった。ならばこの日の試合内容で使わないってのは、コンディションが不十分だとしか思えない。でも使えないんだったらベンチには入れるなって話だし。
 というわけで、意外性のあるスタメンはそれはそれでおもしろかったし、サッカーの内容も決して悪くはなかったのだけれど、途中出場の枠を1枚残したまま、夢生を使わないでドローで終わったことで、いまいち気分的にすっきりしない試合になった。
 まぁあとね、開始わずか4分での失点があまりに残念すぎた。それもセットプレーから、相手のシュートがバーをたたいたあとのこぼれ球を折り返して決められるという。フリーでクロスを上げられ、曽ケ端は触わりながら止めきれず、ゴールを決めた選手に背を向けていた昌子はまったく反応できず。あんなイージーな失点、新シーズンの最初に試合で見たくなかった。
 あと、このゴールは決めたのがコロンビアのモレノってのが痛恨だった。
 上海申花にはモレノとガウリンというコロンビア人のMFがふたりもいた。対するこちらにも日本代表のDFがふたりいるわけです(ウッチーも勘定に入れれば3人)。要するにこの試合は今年のW杯で行われる日本対コロンビア戦の小手調べともいえる試合だったわけだ。そんな試合でコロンビアの選手にああもやすやすとゴールを許してしまうとは……。あぁ、ほんと痛恨。ハリルホジッチも確実にこの試合は観るだろうし、もうW杯では昌子の出番はないかもなぁ……と思ってしまった。
 しかしまぁ、圧倒的に試合を制しながらのドローも残念だった。なんか、逆転優勝を許した去年のリーグ戦の流れがいまだ途切れないような感じ。ほんと、形はできているのに決められない。ペドロ・ジュニオールは積極性が足りないし(らしくない)、レオ・シルバはここぞのチャンスでふかす。ウッチーや充孝(途中出場)の惜しいシュートは相手GKに止められる。まぁ、こんな調子ではドローで御の字かなと思う。
 鹿島の今季初ゴールはキャプテン遠藤。安部がゴール前のチャンスでつぶされ、そのこぼれ球を誰かがシュートを打つも相手DFに止められ、さらにその跳ね返りを優磨がシュートして今度はGKに止められて、最後にそのこぼれ球を体で押し込んだのが遠藤だった。きれいなゴールではなかったけれど、四人以上が絡んでの波状攻撃だったのがナイス。
 まぁなんにしろ、今年もACLは楽ではなさそうだ。Jリーグ勢はその他のチームも軒並み低調だし(セレッソだけが勝ち、川崎、柏は黒星発進)、去年の浦和につづく日本勢の連覇への道はけわしそう。
(Feb 14, 2018)

川崎フロンターレ2-3セレッソ大阪

FUJI XEROX SUPER CUP/2018年2月10日(土)/埼玉スタジアム2002/日本テレビ

 ゼロックス杯って例年はJリーグが始まる一週間前に行われていたはずだけれど、今年は来週から始まるACLの日程に配慮したのか、二週間前の開催となった。
 今年の対戦カードはフロンターレ対セレッソ。どちらも攻撃力のあるチームどうし、しかも日本代表や五輪代表でおなじみの顔ぶれがずらり。他のチームを応援している者にとっても、なかな興味深い対戦だった。
 川崎ではわずか一年でFC東京から出戻った大久保とマリノスを去って非難ごうごうの齋藤学という新戦力が気になるところだけれど、大久保はベンチスタートで後半からの出場。齋藤はまだ怪我が癒えないのか、ベンチにも入っていなかった。あと、故障明けの大島も大久保と同じく後半の頭からの出場で、エウシーニョが不在。
 川崎でもうひとつ気になったのは、大久保の投入と同時に中村憲剛を下げてきたこと。でもまぁ、憲剛ももう若くないし、今回は中三日でACLの試合があるから、無理をさせたくなかったんだろうか。
 対するC大阪では清武が背番号10をつけているのが目を引いた。あと天皇杯でとても目立っていたソウザがこの日は欠場。なので山村がこの日は本来のポジションであるボランチとしてプレーしていた(でも途中からはまた高めの位置に移動)。
 試合はここぞの決定力で上回ったセレッソの勝ち。セレッソのゴールは山口蛍、清武、そしてレッズから移籍してきた途中出場の高木俊幸。蛍は杉本がヘディングで競って落としたボールを豪快に決め、清武は後半早々にカウンターからフリーのチャンスを作ってきっちり決めた。高木の駄目押し弾もカウンターから。どれもとてもきれいなゴールばかりだった。
 川崎のゴールは1点目がPK、後半ロスタイムの2点目は大久保(途中出場でもちゃんと結果を出すところがさすが)。PKのあと一時は2-1として反撃ムードが高まったのだけれど、そのあとで3点目を許したのが痛かった。
 ゼロックス杯は延長戦がなかったり、交替枠が5名まで認められていたりで、タイトルマッチといいつつ、エキシビジョンマッチ的な雰囲気が否めない大会だけれど、この日は川崎が試合終了間際に大久保のゴールで1点差に追い上げ、最後まで勝利への執念を見せていたこともあって、なかなか見ごたえのあるいい試合になった。
 しかしまぁ、どちらもタレントが豊富でやっかいな相手だこと。この両チームとの対戦は今年も難しい試合になりそうで、あまり歓迎したくない。
(Feb 11, 2018)

セレッソ大阪2-1横浜F・マリノス(延長1-0)

天皇杯・決勝/2018年1月1日(月)/埼玉スタジアム2002/NHK総合

 今年も実家でビール・グラス片手におせちをつつきながら観た天皇杯の決勝。
 攻撃のタレントのそろったセレッソに対して、守備力の高いマリノスだから、マリノスが伊藤翔のゴールで早めに先制したときには、このまま逃げ切ればマリノスの勝ち、もしも同点に追いつかれたらセレッソ有利かなと思って観ていたら、やはりそういう試合になった。
 1-0で折り返した後半途中にセレッソが山村(なんとこの日はFWとしてプレー)のゴールで同点に追いつき、延長戦ではその山村からのクロスにファーで水沼があわせてついに逆転(高さのない水沼の頭ってところが渋かった)。そのまま逃げ切ったセレッソがルヴァン杯、天皇杯の二冠を制して一年を締めくくった。マリノスのモンバエルツ監督はこの試合をもって退任。残念ながら有終の美は飾れなかった。
 この試合、杉本健勇、齋藤学という両チームのエースが故障のため欠場していたし、柿谷、清武という代表での活躍を期待している攻撃的なタレントがさほど見せ場を作れないままだったのは残念だったけれど(セレッソでもっとも印象的だったのはソウザ、マリノスはマルティノス)、とりあえず来月には40になるという中澤の元気なプレーも見れたし、まぁいい決勝戦だったと思う。なにより、鹿島サポとしては山村が攻撃的なポジションで新境地を開いてタイトル獲得に貢献するまでになったことに、なんともいえないものがあった。
 今年は日本代表の都合(来年のアジア杯?)で天皇杯の決勝は12月に前倒しになるらしい。来年の正月は酒を飲む以外にやることがないと思うとちょっとさびしい。
(Jan 02, 2018)

日本1-4韓国

EAFF E-1サッカー選手権/2017年12月16日(土)/味の素スタジアム/フジテレビ

 悲惨な結果に終わったE-1選手権の最終戦。ライバル韓国を相手にここまで出来のわるい試合を見せられるとは思わなかった。
 この日のスタメンはひとつ前の中国戦から3人を入れ替えたのみ。GKを中村航輔に替え、左SBには車屋、故障で離脱した大島のところに井手口が入った。
 まぁ、現状でもっともレギュラーに近いのが井手口だろうから、そういう意味では大島のいるいないにかかわらず、これが今大会のベストの布陣といっていいと思う。
 でも、そんな最善のスタメンでのぞんだはずのこの試合で日本は惨敗を喫してしまう。よかったのは開始早々に伊東純也がPKをもらい、これを小林悠が決めて先制したところまで。その後わずか10分で同点ゴールを決められ、そこから前半だけで3失点。後半にはオウン・ゴールで追加点を許し、終わってみれば1-4という、僕がサッカーを観始めて以来、最悪のスコアの日韓戦になってしまった。
 同点ゴールの場面では右サイドのチェックが甘く、相手のエースFWキム・シンウク(JFAの公式記録ではキム・シヌク、なんと身長196センチ)への昌子のマークもずれていた。2点目の直接FKは相手がみごとだったけれど(決めたのは元神戸のチョン・ウヨン)、でもその前にマイ・ボールをコントロール・ミスしてイエローをもらった車屋のプレーがいただけなかった。3点目も右サイドを駆けあがったキム・シンウクがまったくのノーマーク。そこにスルーパスを通され万事休す。
 4点目の小林悠のOGは触らなきゃ中村航輔の真正面だったので、ちょっと不運だったけれど、それ以外は完璧にディフェンス陣のミス。とくに右サイドには問題があった気がする。井手口にはいつもの運動量がなかったし、急増SBの植田のポジショニングも悪かったのかもしれない。昌子は先制点の場面でも、2点目のFKの壁の場面でも頭の上を越されてしまい、高さ不足という弱点を露呈してしまった。
 昌子は三試合連続でキャプテンマークを託されていたし、この日はスタメンの鹿島の3人がフル出場だったのに加え、途中から三竿健斗も初出場を果たしている(ぜんぜんお祝いする気分になれないけど)。つまりこの日の代表は鹿島中心のチームだったといえる。そういう試合でこの惨敗は痛恨のひとことだった。
 日本への対抗意識をむき出しにしてくる国ばかりとの対戦のせいか、これまでもあまりいい成績は残せていないこの大会だけれど(僕の記録にある範囲だと過去に一度しか優勝できていないっぽい)、それだけに今回は引き分けでも優勝という機会を惨敗で逃したのは本当に痛かった。
 とはいえこの試合、攻められるべきは選手ではなくハリルホジッチだと僕は思う。試合後のインタビューで「戦う前から韓国のほうが強いとわかっていた」なんていっちゃう代表監督を僕は認めない。FIFAランキングが下の国を「格上」呼ばわりする人にはもうこれ以上指揮を取って欲しくない。
 まぁ、デュエルを連発して速攻を信奉するハリル氏からすれば、身体能力を生かしたサッカーをする韓国や中国のほうが日本より確実に実力は上に思えるのかもしれない。でもだとしたら、そういうものの見方しかできない人に、日本みたいな国の指揮を任したのが間違いだ。いまはもうそうとしか思えない。
 御大は国内組だけの今回の代表をA代表とは呼べないというような失礼なことをいっていたようだけれど、そんなのは韓国だって同じなわけでしょう? 過去の記録を見たって、日本と韓国の実力は拮抗している。それが同じ条件で戦って、しかもこちらにはホーム・アドバンテージがあるというのに、これだけの惨敗を喫するというのは、それはもう完璧に監督の責任だろう。
 これが初めての大会ならばともかく、ハリルホジッチは2年前にもこの大会を戦っている。そしてそのときには1勝もできずに終わっている。今回は2勝したけど、結局優勝は逃している。つまりこの人は2大会連続で同じ失敗をおかしたことになる。W杯最終予選で2敗を喫したことだってひさしくなかったし、少なくてもこと公式戦に関しては、ハリルホジッチが代表監督として残した成績は98年以降では最低なんじゃないだろうか。その責任を問われないとしたら、そのほうがおかしい。
 あと、この試合でムカついたのが、選手よりもむしろまわりの人々。テレビ解説のラモスと山口素弘はネガティブなことばかりいうし(小野伸二もいたけれど、ほとんど印象がない)、日本サッカー協会の田島会長もハリルホジッチの無策を棚に上げて、選手ばかり責めているみたいだし。
 ラモスは自分らのときにはW杯に出場できていないのだし、指導者になったいまでも同世代は誰ひとり代表監督を務められるだけの実績を残せていないのに、あたり前のようにW杯に出場している立派な後輩たちに対して、よくひどいこといえるよなぁと思う。そんな風だから監督として成功できないんじゃないかという気がしてしまう。田島さんにはこんな試合をする監督を呼んできたのは協会じゃんっていいたい。
 誰だって負けたくて負けるわけじゃないだろう。ミスだってしようと思ってしているわけじゃない。でもミスってしまう、負けてしまうのがサッカーだ。だからイタリアだってオランダだって予選敗退したのだろうし、アルゼンチンだって予選で大苦戦したわけでしょう。
 ワールドクラスの選手がいる強豪国だって、チームとしてのまとまりがなければ苦戦する。反対に有名な選手がひとりもいないギリシャがヨーロッパを制してしまうことだってある。それがサッカーだ。選手の責任ばかりを問うハリルホジッチやラモスや田島会長が、ほんとうにサッカーをわかっているのか、疑問を感じずにはいられない。
 あぁ、それにしてもサッカーの感想を書くのも今年はおそらくこれが最後だ。一年の終わりにこんな残念な試合を見せられようとは……。アントラーズは優勝をのがしちゃうし、今年の師走は踏んだり蹴ったりだった。
(Dec 17, 2017)