Coishikawa Scraps / Football

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最近の五試合

  1. 09/19 △ 川崎3-3鹿島 (J1・第8節)
  2. 09/15 ○ 鹿島7-1ニューカッスル (ACLE・第1節)
  3. 09/11 ● 神戸2-1鹿島 (J1・第7節)
  4. 09/06 ● 鹿島0-1浦和 (J1・第6節)
  5. 09/02 ● 水戸4-2鹿島 (J1・第5節)
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川崎フロンターレ3-3鹿島アントラーズ

J1・第8節/2026年9月19日(土)18:00/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu/DAZN

 前節3位だった鹿島は、2位の神戸に負けて8位まで順位を落とした。今節は勝ち点12で並び、ひとつ上の7位につける川崎との対戦。

 大勝したACLではチャヴリッチを前半だけで下げたので、この試合でのスタメン起用を考えていたのかと思ったら、さにあらず。この試合もチャヴリッチは後半頭からの途中出場だった。

 かわりになんと。その試合にフル出場した徳田がスタメンで、レオ・セアラとツートップ。優磨が二列目の左で、右・松村。ボランチが津久井とマテウス・ブエノのコンビというのもサプライズ。あとは右SBが小池というのがこの日の変更点だった。

 ベンチには水戸から緊急補強したばかりの大森渚生(しょう)も控えていたけれど、難しい試合だったので、この日は出番なしで終わった。

 試合は取っては取られてのシーソーゲームになった。前半の終わり頃にレオ・セアラのゴールでなんとか先制したと思ったら、ロスタイムに天敵マルシーニョに同点ゴールを奪われ、後半9分には伊藤達哉に技ありの逆転ゴールを決められた。

 それでも後半22分にはレオ・セアラのこの日2点目のゴールで同点に追いつき、残り10分を切ってから松村の勝ち越しゴールが決まって、よしもらったと思ったら、ロスタイムの最後のワンプレーで同点ゴールを決められてしまい、結局無念のドローに終わった。

 前半も後半もロスタイムに同点弾を食らっているのがいただけない。今季はほんと守備が緩すぎる。レオ・セアラと松村のゴールはどれも素晴らしかったのに。守備がこんなでは勝てなくて当然。いまの調子では優勝は難しかろう。

 結果が出ていないせいか、鬼木の采配にも迷いが感じられる。意表をついた津久井・ブエノのコンビは前半だけで両方とも交替させてしまうし、徳田も前半だけでお役御免。後半からはチャヴリッチ、柴崎、三竿が出てきた。残り二枠は、小池→広瀬、優磨→ヤン・マテウス。

 レオ・セアラの2点目はチャヴリッチのアシストだったし、松村のゴールも柴崎のシュートのこぼれ球を押し込んだものなので、ちゃんと途中出場の選手たちの活躍が結果にはつながってはいるものの、もともと柴崎もチャブリッチも好調なんだから、だったら最初からスタメンのほうがよかったんじゃんって思う。

 レオ・セアラがわずか7試合目の出場で二桁得点を達成する驚異的な結果を残しているのに、守備が破綻しまくって4試合連続で白星に見放されているのがなんとも歯がゆい。やっているサッカー自体は決して悪くないと思うんだけれどねぇ……。

 まぁ、ここから代表ウィークで、天皇杯を挟んでおよそ二週間の中断に入るので、この間でちゃんとチームを立て直して、巻き返しを図っていただきたい。

 対する川崎はCBにペドロ・ホマーノ、FWにデリキ・ラセルダだという高さのあるブラジル人ふたりを補強していた。目新しいのはそのふたりくらいで、あとは知ったるメンツだった。最後の同点弾を決めたのはペドロ・ホマーノ。なぜCBがあの時間帯にそんなところに……。

(Sep. 22, 2026)

鹿島アントラーズ7-1ニューカッスル・ジェッツ

AFCチャンピオンズリーグELITE・第1節/2026年9月15日(火)19:00/メルカリ・スタジアム/DAZN

 とりもとったり7得点――。

 鹿島にとっては2019年以来、7年ぶりの出場となるACLの初戦は、ゴールラッシュで幸先のよい滑り出しとなった。

 対戦相手のニューカッスル・ジェッツはオーストラリアのチームで、前回のACLでも戦っているらしいのだけれど(まったく記憶にない)、Aリーグは来月開幕だということで、あきらかに調整不足って感じだった。こちらのホームだし、まったく勝負にならなかった。

 鹿島のスタメンは早川、広瀬、植田、キム・テヒョン、小川、三竿、柴崎、ヤン・マテウス、松村、徳田、チャヴリッチの11人。でもって途中出場は、優磨、林、津久井、田川、小池の5人。田川が無事に復帰してよかった。

 スタメンで意外だったのは、レオ・セアラと優磨がふたりともベンチスタートだった点(レオ・セアラは最後までベンチ)。あと柴崎と徳田がフル出場したこと。このふたりはさすがに次のリーグ戦のスタメンはないだろう。

 得点はチャヴリッチがハットトリックで、徳田が2点、田川1点。もう1点は小川のクロスを相手GKがファンブルしたオウン・ゴールだった。

 前半だけでハットトリックを決めたチャヴリッチ(どのシュートも素晴らしかった)はハーフタイムでお役御免。後半頭からは交替で優磨が出てきた。でも、われらが優磨くんはきょうもゴールに嫌われていた。ほんと、なんで決まんないんだか。結局ノーゴールで終わるくらいならば、レオ・セアラと一緒に休ませておきたかった。

 そのほかは文句なしの快勝!――といいたいところなんだけれど、でも1失点はやっぱ余計だった。相手のコンディションも考えれば、クリーンシートで終えないと。前半に5点も取ったので、後半が2点だけに終わったのも、ちょいものたりない。あと、審判のせいってのもあるけれど、小川とキムのイエローカードは余計だった。

 今回のACLは変てこりんなレギュレーションで、同じクラブと二度対戦することがないので、負けてしまうと雪辱の機会がない。この時期に鹿島とあたってしまったニューカッスルには、お気の毒さまというしかない。オーストラリア勢がこの調子だと、鹿島のグループリーグ突破にはなんの障害もなさそうだ。

(Sep. 16, 2026)

ヴィッセル神戸2-1鹿島アントラーズ

J1・第7節/2026年9月11日(金)19:00/ノエビアスタジアム神戸/DAZN

 ああ、3連敗……。ヴィッセル神戸との上位対決に敗れるの巻。

 この試合、なにに驚いたかって、スタメンの布陣。

 なんとレオ・セアラがベンチ外。前日のコンディション不良により遠征を見合わせたんだそうだ(AIに教えてもらった)。かわりはユース代表帰りの徳田誉!

 さらにDF登録は前節と同じ津久井、植田、キム・テヒョン、小川の4枚なのに、MFとして広瀬の名前がある。

 なぜ広瀬がMF?――と思ったら、いざ始まってみれば、広瀬のポジションは右SBだった。でもって津久井がボランチ。

 ということは、三竿、マテウス・ブエノ、津久井のトリプル・ボランチ?

 ――かと思ったら、それも違う。マテウス・ブエノのポジションはトップ下だった。

 ということで、この日のフォーメーションはいつもの4-4-2ではなく、4-2-3-1だった。攻撃的MFは右が松村、左が優磨、でもって徳田のワントップ。

 今年の補強の目玉であるマテウス・ブエノをいまだ有効活用できていない鬼木の苦労が透けてみえる陣容だった。

 でもこの采配でも結果は出ない。

 前半を0-0で折り返したあと、後半11分にゴール前の混戦から山川にきわどいシュートを打たれた場面。早川のファインセーブで難なきを得たと思ったこの場面にVARが介入。ボールが早川の前にいた小川の右腕にあたっているのをカメラが捉えていた。あぁ、そりゃPKだ。VAR、余計な発見を……。

 このPKを大迫に決められ神戸が先制。

 そのあと鬼木は、広瀬、津久井、徳田にかえて、小池、ヤン・マテウス、チャヴリッチを投入する。

 ヤン・マテウス復帰! でもってこの交替策がずばりとはまって、いったんは鹿島が同点においつく。それも得点に絡んだのが交替で出てきた三人。小池のフィードをヤン・マテウスがドリブルで運び、チャヴリッチがフィニッシュするという、ナイスな連係だった。三人とも上手いなぁって感心した。彼らがサブとして出てくるんだから、今年の鹿島の選手層はじゅうぶんに厚いよなって思った。

 ただ、そのわずか4分後にふたたび神戸にゴールを決められてしまったのが問題だ。ジエゴのロングスロー(この日はほんと何度も何度も……)からの流れで、最後はそのジエゴからのクロスが山川の頭にどんぴしゃ。植田は棒立ち。なんなの、その守備の緩さは……。

 その後、ブエノを柴崎に、小川を林に替えて戦うも、あと1点は届かず。シュート数は相手より多かったし、内容的にそれほど劣っていたとは思わないんだけれど、結局この1点が決勝点となって、鹿島が3連敗をくらった。一方の神戸は4連勝だそうだ。ちくしょうめ。

 神戸は千葉から新加入した髙橋壱晟が4バックの右に入っていた。でもって酒井高徳がアンカーを務めていた。酒井の前に井手口と郷家が並び、3トップは武藤、大迫、永戸という組み合せ。GKは権田で、CBはキャプテン山川とマテウス・トゥーレルのコンビ。でもって左SBにジエゴ。この形が今年の神戸の定番らしい。

 鹿島としては、やはり第6節までの全試合でゴールを決めていたレオ・セアラの欠場は痛かった。そしてこの日も優磨はゴールに嫌われていた。

 優磨は開幕戦からずっと惜しいシュートを打っているのに、いまだノーゴールというのが、このところの鹿島の悪い流れを象徴していると思う。

 彼にひとつゴールが生まれさえすれば、また運気も変わるだろう。そう信じたい。

 次週からはいよいよACLも始まるし、2026年の戦いはここからますますシビアになってゆく……。

(Sep. 12, 2026)

鹿島アントラーズ0-1浦和レッズ

J1・第6節/2026年9月6日(土)18:00/メルカリスタジアム/DAZN

 前節の初黒星の次は、今季初無得点での2連敗。メルカリスタジアムでの無敗記録も途絶えてしまった、とほほなレッズ戦。

 さすがに3試合連続で同じスタメンはなかった――というか、この日はエウベルがベンチを外れた。鬼木にとってはエウベルは途中出場には向かないという認識なのか、はたまた単に天皇杯から3試合連続で出ているから、ここらで一回休ませようって配慮なのか。

 理由はさだかじゃないけれど、エウベルに替えて、この日は林が左サイドで初スタメン。右はチャヴリッチで松村がベンチ。ボランチはマテウス・ブエノと三竿のコンビで、そして最終ラインでは津久井が右SBに入り、関川ではなくキム・テヒョンが起用された(関川はベンチ外)。

 じつにフィールド・プレーヤーの半分が入れ替わっている。これくらい替えちゃうと連係とか心配になるところだけれど、でも来週からはACLも始まるし、今年の過密日程を考えれば、こういうのがあたりまえにこなせないと優勝は難しいんだろうな。

 まぁ、負けはしたけれど、サッカーの内容自体はそれほど悪くなかったと思う。失点は不運なオウン・ゴールの1点だけだったし、なぜそれが決まらない、みたいなシーンがいくつかあったし。そのうちの1本だけでも決まっていれば、ぜんぜん違う結果になっていたんじゃないかという気がする。

 ひとつだけ、ものすごくがっかりしたのは、前半の終わりごろだったか、チャヴリッチが右サイドを突破して絶妙なクロスを入れたのに、ファーでそのボールにあわせた林がヘディングでボールを折り返してチャンスを無駄にしたこと。

 あれはちょっと信じられなかった。なぜフリーなのにシュートを打たない? 結局、林は前半だけで交替になってしまったけれど、あんなプレーをしていたら替えられても当然だろうって思った。若いんだから、もっと積極的にシュートを打ってくれぃ。

 失点は前半20分。相手の右サイドのCKから。ちょこんと蹴り出した珍しい形のショートコーナーを早川がパンチングでクリヤしようとしたところ、ボールが前にいた優磨にあたってゴールに飛び込んでしまった。なんてこった。

 レッズは曺貴裁が監督になって、開幕3連敗と苦しい立ち上がりだったのに、ここ3試合は3連勝と調子を取り戻してきている。開幕前に十人以上の選手が移籍してしまい、苦しい状況なのかと思ったけれど、マテウス・サヴィオやオナイウ阿道がベンチスタートでもちゃんと戦えるんだから、そう大崩れはしそうにない。GK西川はこの先も出つづければ、今シーズンでヤットの最多出場記録を抜く勢いだそうだ。ご立派。

 鹿島の途中出場は、松村、柴崎、田川、吉田湊海、広瀬の5人。田川は出てきてわずか5分で、倒れた際に前腕を痛めて交替になってしまった。骨折とかしてそうで心配だ。無事を祈っている。

(Sep. 08, 2026)

水戸ホーリーホック4-2鹿島アントラーズ

J1・第5節/2026年9月2日(水)19:00/水戸信用金庫スタジアム/DAZN

 正規のJ1では初となる茨城ダービーは、平日の夜なのに満員の水戸のホームスタジアムで、水戸の10番・渡邉新太に4ゴールを許して鹿島が惨敗するという、誰ひとり予想だにできない展開になった。

 まぁ、最初のPKはしゃあない。判定がきびしかった。でもそれが前半8分というのは速すぎだ。さらにはその後の前半20分、後半3分、後半10分には流れのなかから、ぐうの音も出ないくらいきれいに決められてしまう。この日の渡邉はやばすぎた。

 とくに3-0となったあと、レオ・セアラのゴールで1点を返して、さぁここから反撃だと思った直後に決められた4ゴール目には、みごとに気勢をそがれた。さすがにあれで負けたと思った。

 この日の鹿島のスタメンは、早川、広瀬、植田、関川、小川、柴崎、マテウス・ブエノ、松村、エウベル、優磨、レオ・セアラの11人。

 つまり中3日なのに、前節と同じメンバーだった。

 これがよくなかったんじゃないかと思う。さすがにこの時期に中3日でのスタメン固定は無理がない? チーム全体的に動作が緩慢に思えた。

 2点のリードを許したまま突入した後半の頭から、鬼木はキム・テヒョン、三竿、チャヴリッチの3人を入れてきた。

 キム・テヒョンの今季のリーグ戦初出場はいいとして、でも彼のかわりに下がったのは植田だった。マジか? 植田は開幕戦でも16歳の三井寺に遅れを取ったりしていて、今季はここまでいまいちぴりっとしないイメージだったけれど、去年は全試合フル出場の植田をまさか前半だけで交替させちゃうとは……。

 この交替で関川とキム・テヒョンという、初めて若きふたりのCBコンビが観られたのは一興だったけれど、でもキムが出てきてわずか2分で失点しちゃったしなぁ……。このコンビがこの先また観られるのかどうかわからない。

 そのほかの途中出場選手は、田川と津久井。開幕からベンチ外だった田川も今季初出場を果たした。広瀬と交替で入って、そこからは松村が左SBにまわった。田川は下がってきてボールをもらうシーンが多くて、どのポジションでプレーをしているのか、いまいちよくわからなかった。

 津久井は柴崎と交替してボランチに入った。前節の元砂もボランチを務めていたし、DF登録の若い彼らにボランチを経験させるのが、今年の鬼木のトレンドらしい。でも津久井、やたらと足元がうまくてびっくりした。彼と元砂がCBでコンビを組むようになったら、どんなことになるのか見てみたい。

 百年構想リーグで初めて対戦したときには知らない選手ばかりだった水戸も、さすがに今年3度目の対戦だけあって、渡邉、真瀬、大崎、西川ら、知っている顔がちらほら。最終ラインでは新加入の木本恭生(やすき)が存在感を発揮していた。木本、邪魔すぎだよ。

 まぁ、とにかくこの試合は渡邉新太がすごすぎた。鹿島にとっての救いは、レオ・セアラが2ゴールを決めて、得点王ランキングの単独首位を独走していること。いやしかし、この日の4ゴールで渡邉がいきなり2位タイってのもすごいな。

(Sep. 05, 2026)