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  1. 08/11 ○ 鹿島2-1横浜FM (J1・第22節)
  2. 08/03 ● 湘南3-2鹿島 (J1・第21節)
  3. 07/31 △ 浦和1-1鹿島 (J1・第16節)
  4. 07/20 ○ 鹿島2-1鳥栖 (J1・第20節)
  5. 07/13 ○ 仙台0-4鹿島 (J1・第19節)
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鹿島アントラーズ2-1横浜F・マリノス

J1・第22節/2019年8月10日(土)/カシマサッカースタジアム/DAZN

 やった~、上田綺世のプロ初ゴールでマリノスとの上位対決に勝利して2位に浮上!
 この日の鹿島のイレブンは、GKクォン・スンテ、DF小泉、ブエノ、犬飼、小池、MF三竿、名古、セルジーニョ、白崎、FW土居、伊東という顔ぶれ。
 なぜだか前節で復帰したチョン・スンヒョンがいない。でもってかわりが町田ではなく、ブエノだったりする。そして右SBが永木ではなく、新加入の小泉慶ときた。
 攻撃力が売りのマリノス相手にこんな不慣れな最終ラインで大丈夫なの?――とちょっと心配だったのだけれど、これが意外となんとかなる。今年の鹿島はこれだけ入れ替えが激しい中でも、誰が出ても一定の戦いができるのがすごいかもしれない。
 そういや、レアンドロもいない。そのかわりってわけではないけれど、三日前に名古屋からのレンタル移籍が発表されたばかりの相馬勇紀がもうベンチ入り。後半の途中からピッチに立った。
 対するマリノスは天野純がシーズン途中で海外移籍、得点王争いをしているエジガル・ジュニオが骨折で戦線離脱、三好はなぜだかベンチスタートと、こちらにとってはラッキーな状況。でも遠藤渓太や仲川にはやられているイメージがあるし、マルコス・ジュニオールというブラジル人もよかった(見た目はいかついけれど、愛称はクリリンらしい)。五輪代表のころから個人的にお気に入りの大津と扇原もスタメンだった。前回の対戦では負けているし、楽な試合にはならないよなぁと思っていたら、試合は思わぬ形でいきなり動く。
 開始わずか30秒。最前線からプレッシャーをかけて相手のミスからボールを奪った鹿島が、セルジーニョのゴールでいきなり先制してくれる。
 これでずいぶん楽にはなったけれど、それでもその後はマリノスが7割近くボールを保持する受身の展開がつづく。終わってみればシュート数はマリノスの17に対して、鹿島が7だそうだから、それだけ押し込まれていたってことだろう。まぁ、それでも惜しいシュートはこちらのほうが多かった気がした。
 残念だったのは、後半に土居がゴールを決めたのに、オフサイドで取り消されたこと。副審がオフサイドの旗をあげなかったのに、あとから協議でオフサイドの判定が下るなんて、そんなのあり?
 この試合の主審は小屋という人で、キャリアが浅いのか、どうにも納得のゆかないジャッジが多かった。後半のロスタイム5分が3分以上経過するまで表示されなかったりもしたし。せっかくの上位対決なんだから、もっと経験値の高い人にさばいて欲しかった。
 試合はそのあとに仲川にヘディングを決められて同点。オフサイドかと思ったら、ゴールラインを超えたところで犬飼がこけていたせいでオフサイドにならなかったっぽい。なにやってんだかなぁ……。
 前回の対戦でも同じように仲川のゴールで同点にされての逆転劇だったので、嫌な展開だなぁと思ったのだけれど、でもマリノスはそのあとに扇原が2枚目のイエローカードをもらって退場になってしまったので、おかげでそこからは比較的楽な展開になった。それにその同点ゴールがあったからこそ、上田綺世の決勝ゴールがなおさら感動的だったわけだから、結果オーライ。
 上田綺世、それほどガタイがよいふうには見えないんだけれど、あたり負けないし、ヘディングも強そうだし、ポジショニング抜群だしで、なんかFWとしてはオールラウンダーっぽい。柳沢を令和向けにグレードアップしたような印象で、すごく期待できそうな感じ。でもレベルが高い分、安部裕葵と同じように来年にはもう海外に引き抜かれて、いなくなってんじゃないかって気がする。
 相馬も出番は10分ちょいだったけれど、コロコロとした体形で小気味よくドリブルで仕掛けてゆくプレーで持ち味を発揮していたし、新加入の選手たちがちゃんと戦力として計算できるのが嬉しい。
 もうひとりの途中出場は永木で、つまりこの日ピッチに立った選手14人のうち、じつに半分が今年の新加入選手だってことになる。それでここまで2位の成績を残しているんだから、あっぱれだ。大岩のこと、ちゃんと評価しないといけないかもしれない。
(Aug. 10, 2019)

湘南ベルマーレ3-2鹿島アントラーズ

J1・第21節/2019年8月3日(土)/Shonan BMW スタジアム平塚/DAZN

 負けちゃいけない試合だったよなぁ……。
 二桁順位の湘南ベルマーレに、ロスタイムの最後の最後にゴールを食らっての敗戦。あの時間帯のCK、まずいかと思ったんだよなぁ……。
 この日の鹿島のスタメンは、クォン・スンテ、永木、チョン・スンヒョン、犬飼、小池、三竿、名古、レアンドロ、白崎、土居、セルジーニョの11人。途中出場は伊藤翔、山本脩斗、上田綺世だった。
 故障明けのチョン・スンヒョンが町田にかわってスタメン起用されたのが、前節・浦和戦との唯一の違い。でもそれってどうなの?
 その試合から中2日だ。しかも先週の梅雨明け以来、連日むちゃくちゃ暑くて、試合中は給水タイムが取られるくらいだ。攻撃的なポジションはもっとローテーションがあってよかったと思うし、チョン・スンヒョンを使うのも、もう一節待ってもよかったと思う。3失点もしているので、なおさらそう思ってしまう。だって、町田がスタメンのときにそこまで失点したことってないでしょう?
 まぁ、前節のドローは町田の責任が大きかったかもしれないけれどさ。でも彼は鹿島の未来を託しえる素材でしょうよ。そこは大目に見て、もっとチャンスあげようよ。
 試合内容的には前半を押され気味ながらドローで終えたので、後半でどうにかなるかと思ったら、逆に後半の早い時間に一気に2失点を許す苦しい展開。
 どちらのゴールもカウンターで走り負けた感じだったので、やはり走力自慢の湘南相手に中2日はきびしかったのだろう。なんたってあちらは約2週間ぶりの試合だったわけだし。
 でもそこから2ゴールを奪って同点に追いついた戦いっぷりは立派だった。
 セルジーニョの追撃弾は、右からの崩しで白崎→土居と渡ったボールを、ゴール前の混戦に飛び込んだセルジーニョが決めたもの。でもって同点弾は白崎がもらったPKを伊藤翔が決めた。伊藤翔はPKながら、これで2試合連続ゴール。
 後半はこの同点弾のあとも基本的には押し気味の試合運びができていたので、勝てないまでも負けはないと思っていたんだけれどなぁ……。
 6分もあったロスタイムの最後のワンプレー、こちらの右サイドからのCKをファーで坂という選手に決められてしまった。
 マークについていた永木は、背後からきた敵に反応できず。まぁ、あそこに背の低い永木がいたのが運の尽きだった。殊勲の坂もけっして背の高い選手じゃないんだけれど、最後の最後にあのシュートはあっぱれでした。ちくしょう。
 湘南はスタメンは全員日本人で、五輪代表の杉岡と斉藤未月、あと決勝のCKを蹴った途中出場の梅崎くらいしか、有名な選手がいないんだけど、とてもサッカーをしていた。みごとやられました。やれやれ。
 2試合連続出場の上田綺世は、前の試合はまだ特別指定選手だったそうなので、これが正式に鹿島の選手としての初めての出場。でもって2試合連続の苦い結末。次はちゃんと勝利の美酒を味わって欲しいもんだ。
 いやしかし、これで前節で4まで縮まった首位・FC東京都の勝ち点差はふたたび7だよ。痛いなー。残り試合も少なくなってきたから、これ以上離されたらまずい。もうひとふんばりして、最後までくらいついていって欲しい。
(Aug. 04, 2019)

浦和レッズ1-1鹿島アントラーズ

J1・第16節/2019年7月31日(水)/さいたまスタジアム2002/DAZN

 ACLのために延期になっていたJ1第16節、アウェイのレッズ戦。
 ここで勝てば首位・FC東京と勝ち点2差!――になるはずが、ドローに終わって勝ち点4差で3位という結果に終わってしまった。まぁよし。開幕戦で大分に負けて、今年は駄目かと思ったこと思えば――あと主力の流出あいつぐ現状を考えれば――この成績は上出来だ。
 とはいえ、オリヴェイラ監督が解任されてしまい、大槻監督になってからの初の対戦だっただけに、ここはきちんと勝っておきたかった。それにしても、まさか今年は一度もオリヴェイラさんと対戦せずに終わるとは……。
 この日のスタメンはGKクォン・スンテ、DF永木、犬飼、町田、小池、MF三竿、名古、レアンドロ、白崎、FW土居、セルジーニョ、途中出場が伊藤翔、遠藤康、上田綺世(!!)だった。
 前節欠場したクォンと聖真が戻ってきたけれど、レオ・シルバはいまだベンチ外。でもって、法政大学サッカー部を退部して、大学生Jリーガーとして前倒しで鹿島に加入してきた上田綺世が初出場を飾ったのが最大のトピック。
 綺世くん、この日はこれといった結果は残せなかったけれど、センスがあるのはあきらかなので、これからの活躍に期待しよう。まぁ、あんまり早々と活躍されてしまうと、あっというまに海外に引き抜かれそうだけれど。
 鹿島の先制点は土居聖真のアシストからの伊藤翔のヘディング。西川にボールをかきだされてきれいにゴールネットを揺らすことはできなかったけれど、その前にゴールラインを割っていたのでゴールが認められた。
 伊藤翔、これが4ヶ月ぶりのゴールですって。ずいぶんと長くかかったなぁ……。でもまぁ、ひさびさにゴールが生まれてよかった。
 対するレッズのゴールは興梠。山中のクロスに、町田が目測を誤ったか、頭ひとつ届かず。頭上を越えたボールを興梠にきれいに決められた。町田痛恨のミス……。
 興梠はこの日が33歳の誕生日だったとのこと。バースデー・ゴールおめでとう~(正直なところ決めないで欲しかったが)。
 そいういえば興梠は先日、レッズでの通算ゴール数で福田を超えて歴代1位になったらしい。Jリーグでの通算ゴール数でもカズを抜いて歴代6位だし、所属期間でいえば鹿島にいたほうがまだ長いのに、いつのまにかレッズで素晴らしい成績を残している。あのまま鹿島にいても同じくらい活躍できたかというと、けっこう微妙な気がするので、そういう意味では移籍は大正解だったなぁ……。
 移籍といえば、この試合の翌日に平戸太貴が去年まで所属していた町田に完全移籍することが発表された。あと、金森もサガン鳥栖にレンタルで移籍してしまった。そうだよなぁ、そりゃベンチにさえ入れない鹿島にいるより、主力でプレーできるクラブのほうがいいよね。
 まぁ、出てゆく人あれば、入ってくる人ありで、この日のベンチには先週、柏から移籍してきた小泉慶が入っていたりもした。あと、ベンチで試合を見守っていたレッズのファブリシオが、試合後に元チームメイトである鹿島たちと笑顔で握手を交わしていたのが微笑ましかった。
 それにしても今年は本当に人の出入りが激しいな。あ、そういやオーナー企業も日本製鉄からメルカリに変わったんだった。いやはや、激動の一年ですねぇ……。
(Aug. 03, 2019)

鹿島アントラーズ2-1サガン鳥栖

J1・第20節/2019年7月20日(土)/カシマサッカースタジアム/DAZN

 安部、安西につづいて、鈴木優磨の海外移籍まで決まってしまった。結局今年は一度も優磨のプレー、観ていないのに……。
 正直なところ、優磨はピッチに戻って試合勘を取り戻すまでは、いましばらく鹿島にいたほうがいいと思う。本人は安西と同じように「年齢的にこれがラスト・チャンスだと思うから」みたいなことを言っているようだけれど、それもどうかと思う。
 だって二人ともまだ二十代前半だよ? それって要するに、日本にいたんじゃ、この先いまより上手くなることがないって言っているみたいじゃん。ほんとうに自分の才能に自信がある選手ならば、そんな弱気なことは口にしてはいけない。ふたりのことは応援しているけれど、その言葉で僕はふたりが海外で成功できるのか、若干の不安をおぼえた。
 さて、そんなわけで主力の流出いちじるしいなかで迎えたJ1の第20節、対戦相手はフェルナンド・トーレスの引退まであと一ヶ月のサガン鳥栖。
 注目のトーレスは残念ながらベンチ・スタートだったけれど、この日のサガンのスタメンには夢生がいた。去年の電撃移籍以来、金崎が鹿島戦でプレーするのはこれが初。それだけでも十分に注目に値する。
 対する鹿島のスタメンは……とメンバー表を見てみてびっくり。なんとクォン・スンテ、レオ・シルバ、そして土居聖真がいない。3人ともコンディションになんらかの問題があったらしくベンチ外。
 ということでこの日のスタメンは、GK曽ケ端、DF永木、犬飼、町田、小池、MF三竿、名古、レアンドロ、白崎、FWセルジーニョ、伊藤翔となった。途中出場は遠藤、ブエノ、金森の3人。
 攻守の要を3枚も欠いてどうなることかと思ったけれど、それでもちゃんと勝ちきれたちゃうあたりがリーグ最多勝の証。1点目はPKだし、2点目もややラッキーなゴールだったけれど、それでも取るべきところで点が取れているのがなにより大事だ。
 この日はレアンドロがとてもよかった。1点目のPKは彼がドリブルで切れ込んで倒されたもの。途中にパスミス気味のプレーが絡んだせいで、それが一種のフェイクとなって、高橋祐治のファールを誘った。このPKをレアンドロがみずから決めて先制。
 でもそのあとに夢生のゴールで同点に追いつかれてしまう。
 ただしこのゴール、最初はオフサイドの判定だったのが、あとから翻ったもの。リプレイで見る限り、夢生が左サイドの遠い位置からシュートを打った時点で松岡がオフサイド・ラインから飛び出しているのでオフサイドだと思うんだけれど、なぜだかそれがオフサイドじゃないことになった。結局、松岡がプレーに関与していないって判定なんだろうか? でもあれ、どう見ても関与してるよな。なんにせよ、Jリーグジャッジリプレイ案件まちがいなしって1点だった。
 まぁでも、金崎は今季まだ1点しかゴールを決めてなかったので、この試合でゴールが生まれてよかったねとも思う(前半のうちに再び勝ち越せたからこその余裕)。
 決勝点となった2点目はレアンドロが右サイド深くまでえぐって放ったクロスを白崎が決めたもの。白崎が相手DFと競り合いながら、右足を投げ出すような形でボールに触ると、それが絶妙なループシュートとなって、相手GKの頭上を越えた。あんなの狙ってもできない。ラッキーはラッキーだけれど、でもあれも白崎が見事に相手より前に身体をねじこんだから。お見事でした。
 後半は点が動かなかったけれど、シュート数は相手の倍以上だし、そのまま試合終了って結果は順当だったと思う。鳥栖は金崎と豊田のツートップに、クエンカ、五輪代表の原輝綺に十代の松岡など、実力のある選手たちがいて、決して悪いチームじゃなかった。こういうチームが最下位なんだから本当に今年のJリーグって難しい。
 トーレスも残り時間が10分くらいのところで出てきたけれど、とくに目だった活躍はなし。その後、後半の終わり近くに高橋祐治がカウンターで抜け出そうとした伊藤翔をファールで止めて、この日2枚目のイエローカードで退場になってしまったのはお気の毒さまだった。
 伊藤翔は前半に打ったシュートが左右のポストに跳ね返ってピッチに戻るというレアなシーンがあった。あれが決まっていればなぁ。いつの間にかゴール数でセルジーニョ、白崎に抜かれてしまっているので、そろそろ1点が欲しいところだ。プレー自体の質は悪くないので、時間の問題だと思うけれどねぇ……。
 あと、名古がやっぱ上手い。守備の面であまり目立っていないので、ボランチとしてはレオ・シルバや三竿よりも見劣りがするけれど、それでもボールを扱う技術はかなり高いんじゃないだろうか。これからが楽しみな選手のひとり。
(Jul. 21, 2019)

ベガルタ仙台0-4鹿島アントラーズ

J1・第19節/2019年7月13日(土)/ユアテックスタジアム仙台/DAZN

 前の試合で書き忘れていたこと。前節・磐田戦での勝利で、鹿島のJリーグ通算勝利数が500に到達したそうで、この数字は――まあ考えてみれば当然ながら――リーグ一番なのだそうだ。しかも2位のマリノスに60勝以上の差をつけているというのだから圧倒的。やはり鹿島は強かった。
 でもそんな強さを喜んでいられない事態が発生。安部裕葵のバルセロナへの移籍が正式決定。さらには安西幸輝までポルトガルのポルティモネンセへ移籍することが決まってしまった。
 安部はそう遠くない将来に海外に行っちゃうんだろうなと思っていたけれど、それがまさかこんなにはやいとは思わなかったし、安西についてもまさかわずか一年で引き抜かれるとは思ってもみなかった。ふたりの鹿島でのプレーがもっと観たかったので、残念でしかたない。とほほ……。
 でもまぁ、そんなふうに主力をふたりも引き抜かれてなお、今年のアントラーズは強かった。前節の不出来さがうそのような内容で、このところ好調だという噂の仙台を敵地で一蹴。Jリーグ通算501勝目をあげてみせた。
 この日のスタメンは前節とまったく一緒。途中出場は名古、伊藤翔、ブエノだった。
 安西がいなくなってみると、開幕後に小池を獲得してきた鹿島のフロントはすげーなーと思う。しかも小池、スタメン起用されるようになってから、これで3試合連続で得点に絡んでみせている。この子の獲得は本当に英断だった(でも海外からのレンタルだから来年にはいない可能性が高そうなのが痛いところ)。
 あと、安部の穴を埋めるという意味では、白崎の存在も見逃せない。今年の鹿島フロントのリスク管理はほんとばっちりだ。鹿島が強いのはこういう補強をしているからだってのがよくわかる現在の好調さだった。
 この日の先制点は土居が右サイドから蹴りこんだグラウンダーのクロスが誰も触れないでファーに流れたところで、小池がそのボールをダイレクトで折り返して、セルジーニョが難なくあわせたもの。右から左、そしてセンターでフィニッシュという流れがとてもきれいなファイン・ゴールだった。なにより、あれをトラップせずにダイレクトで折り返した小池の判断と技術が素晴らしかった。
 2点目も1点目と同じ形で土居のクロスから。こちらはGKのシュミット・ダニエルが弾いたボールを、1点目と同じような位置にいたセルジーニョが決めたもの。
 後半に入ってからの3点目は、レアンドロのクロスをセルジーニョがヘディング、これをシュミットが弾いたところへ詰めていた白崎が頭で押し込んだ。最後の1点はセルジーニョのクロスを土居がフリーで決めたもの。
 こうして振り返ってみたら4得点、すべてにセルジーニョが絡んでいた。また3得点は土居絡みだ。セルジーニョはちょっと波がある印象だけれど、土居に関しては今季はつねに高みで安定したプレーができていて、本当にとてもよい。これで代表に呼ばれないのはどうかしているだろうって思ってしまう。
 仙台でもシュミット・ダニエルのベルギー移籍が決まっていて、これが彼にとっては最後の試合とのことだった。その試合で4失点の惨敗を食らってしまったという……。お気の毒さま。
 でも2点目、3点目は一度はちゃんと止めているしな。そのあとに二の矢、三の矢がある鹿島の攻撃陣が素晴らしかっただけで、決してシュミットは悪くなかったと思う。結果が残せなかったのはお気の毒でしたとしかいいようがない。
 仙台には石原直樹と長沢駿のツートップとか、二列目の関口訓充とか、途中出場のハモン・ロペスとか、おっと思うような選手がいて、結果ほどサッカーの内容は悪くなかった。そういう意味では、モザンビーク代表の新戦力で、6月の月間MVPだという噂のDF、シマオ・マテの不在が響いたのかもしれない。せっかくだから観たかったんだけどな、シマオ・マテ。いなくて残念でした。
 まぁ、なんにしろ鹿島にとっては攻守がきっちりと噛みあった、気持ちのいい快勝だった。
 翌日の試合でFC東京が川崎に負けて、首位との勝ち点の差が5に縮まったし、鹿島はACLの都合で1試合少ないので、暫定4位ながら、そういう意味では首位との差はごくわずか。これで東京、川崎との直接対決を制することができれば、優勝の目があることになる。
 あとはこの先、余計な取りこぼしのないようにお願いしたいところだよなぁ……。
(Jul. 15, 2019)