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2018-05-27『愛の探偵たち』 New!
2018-05-23映画 『ONCE ダブリンの街角で』
2018-05-21映画 『茅ヶ崎物語 ~MY LITTLE HOMETOWN~』
2018-05-19サッカー ALC ラウンド16・上海上港-鹿島
2018-05-17『予告殺人』
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愛の探偵たち

アガサ・クリスティー/宇佐川晶子・訳/クリスティー文庫/早川書房/Kindle

愛の探偵たち (クリスティー文庫)

 このところ読書力ががた落ちで、これといって読みたい本もなかったので、こんなときにはクリスティー連発で。これは残り少なくなった短編集のうちの一冊。
 短編集とはいっても冒頭の『三匹の盲目のねずみ』は中編で、これが原書のタイトルにもなっている。日本ではそれじゃあまり読者の興味をそそらないと思ったのか、とりを飾る短編の『愛の探偵たち』というスウィートなタイトルが採用されているけど、僕にはそのほうがクリスティーっぽくない気がしてしまう。
 『三匹の盲目のねずみ』は若い新婚夫婦が遺産相続した屋敷をゲストハウスとして商売を始めたその日に謎の殺人鬼に襲われるという話で、新婚カップルと癖のある宿泊客たちが織りなす人間模様がいかにもクリスティーらしい作品。まぁ、ミステリとして特別に出来がいいとは思わないけれど、僕は楽しく読ませてもらった。
 その他の短編はミス・マープルもの四編にポアロが一篇、最後の表題作がハーリ・クイン。なかではマープルさんの諸作が好きだった。マープルさんは短編のほうがキャラが立っている気がする。
 ハーリ・クインに関してはすっかりどんな人だか忘れていて、え、若いのかとか思ってしまうあたりが困ったもの。
(May 26, 2018)

ONCE ダブリンの街角で

ジョン・カーニー監督/グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ/2007年/アイルランド/Netflix

ONCE ダブリンの街角で (字幕版)

 『はじまりのうた』『シングストリート 未来へのうた』の監督、ジョン・カーニーの出世作。
 父親の掃除機修理店を手伝いながらストリートで弾き語りをつづける中年ミュージシャンが、彼の歌を聴きとめた移民の女の子との出逢いをきっかけに、本気で歌手デビューをめざして旅立つことになるまでを描いた恋愛映画。
 観ていて主演ふたりの年齢差がいまいちよくわからなかったのだけれど、調べてみたらグレン・ハンサードが1970年生まれ、女の子のマルケタ・イルグロヴァが1988年生まれだった。つまり映画公開当時で35歳と19歳(えっ!)。つまりその差は16歳。ひとまわり以上違う。
 『はじまりのうた』のキーラ・ナイトレイとマーク・ラファロも18歳違いだったし、ジョン・カーニーという人には年の離れた女の子になにかトラウマでもあるんだろうか──とか勘ぐりたくなる。
 まぁ、なんにしろこの年齢差が物語のひとつのポイント。さすがにひとまわりも違う女の子にはそう簡単には手は出せない(いや、正確には出そうとするんだけれど、早々に失敗する)。その後は女の子の側がわけありなこともあって、おたがいに想いをよせながらも素直になれないという、もどかしい関係がたっぷりの音楽とともに切なく描かれてゆく。
 映像的にはいかにも低予算って印象の映画ではあるけれど、主演ふたりの微妙な関係や音楽制作にまつわる喜びがとてもビビッドにつたわってくる良作。ジョン・カーニーの作品って悪人が出てこないところがいいと思う。
(May 13, 2018)

茅ヶ崎物語 ~MY LITTLE HOMETOWN~

熊坂出・監督/宮治淳一、中沢新一、神木隆之介、野村修平/2017年/日本/BD

茅ヶ崎物語~MY LITTLE HOMETOWN~ [Blu-ray]

 桑田佳祐と中学の同級生だったという音楽プロデューサーの宮治淳一という人がみずからの故郷・茅ヶ崎がなにゆえ桑田や加山雄三らの突出した音楽家を輩出したのかを考察する本を書こうと思いたち、その取材内容を映像化。さらにそこにプラスして、桑田佳祐が彼のプロデュースで初めて人前で歌った高校時代の思い出を再現ドラマとしてつけ加えた変則的なドキュメンタリー・フィルム。
 前半は宮治氏が茅ヶ崎ゆかりの人々の話を聞いてまわり、人類学者の中沢新一が当地の民族学的な分析を語り聞かせるという内容で、非常にNHKドキュメンタリーっぽいつくり。で、後半は神木隆之介演じる高校時代の宮治氏が文化祭でライブハウスをやろうと思い立ち、中学時代の友人である桑田佳祐──演じるのは野村周平(桑田役にしてはカッコよすぎるけど)──をかつぎだして、桑田に音楽家としての第一歩を踏み出させるまでをフィクションとして描いている。
 ノンフィクションの前半は民俗学的な考察が多いせいでポップミュージック視点だと生真面目すぎるし──桑田佳祐がいちども登場しないのも残念だ──、後半のドラマはいかにも日本映画的な演出が多くて僕にはいまいちだった(男子高生の桑田が共学高校の文化祭にきて興奮のあまり勃起が収まらないなんて描写はいらない)。主演のふたりに加え、宮治氏の担任役で安田顕が出ていたり、高橋優が高校生役で弾き語りを披露していたりと、キャストが豪華なだけにもったいない。
 それでも最後の最後、桑田が初めてのステージでその後の天才の片鱗を見せたところから、烏帽子岩{えぼしいわ}での桑田ご本人の最新のライブパフォーマンスへとつながってゆくところにはちょっとばかりじんときた。
(May 13, 2018)

上海上港2-1鹿島アントラーズ

ACL・ラウンド16第2戦/2018年5月16日(水)/上海体育場/日テレNEWS24

 アントラーズ、ようやくACLの決勝トーナメントの第一関門突破。試合には負けたものの、上海上港を二戦トータルで4-3というぎりぎりのスコアで退けた一戦。
 この日の鹿島はGKクォン、DF西、植田、昌子、安西、MF永木、レオ・シルバ、遠藤、鈴木優磨、FW土居、金崎というスタメン。途中出場は安部裕葵、小笠原、犬飼。
 まず驚いたのは、三竿健斗が不在だったこと。スタメンどころかベンチにもいない。決勝トーナメントで累積警告はクリアされたはずなので、出場停止ってことはないだろうし、今年のボランチの中心は健斗だと思っていたので、この大事な試合で彼ぬきとは思わなかった。故障だろうか。
 でもまぁ、かわりは永木とレオ・シルバだし、ベンチには小笠原もいる(レオ・シルバはあいかわらずの出来だったけど)。それ以外のメンツは現状のベスト・メンバーだから、とりあえず戦力的な不安はなかった。あとはなるべく失点せずに、1点だけでもとってくれ──。
 と思っていたら、開始わずか7分でいきなり失点してくれちゃうんだもんなぁ……。それもセットプレーから昌子が胸トラップしたボールが大きめに跳ねて、ゴール真正面にいたフッキへの絶妙なパスになってしまうという、なんだそりゃな失点。
 そう、対する上海上港はフッキがスタメン復帰していた(だじゃれ)。でもかわりにエウケソンが不在だったから、これは前節につづいてラッキー?――と思ったら、とんでもない。フッキとオスカルがふたり揃っただけで、もう本当にとんでもなかった。このふたりはまずい。ここにエウケソンまで加わったらどうなっちゃうんだよってレベル。いやぁ、前節フッキがいなくて本当によかった。
 とにかく2-0で負けたらアウトって試合で、開始早々にミスから失点。残り80分以上あるって、おいちょっと待てな展開。で、あちらさんは守備でも気合が入っていて、なかなかこちらのパスが自由に通らない。
 なんかいや~な展開だなぁ……って前半30分くらいまでは、はらはらしながら観ていた。
 ただ、そうこうするうちに次第に相手のプレスが弱まり始め、こちらは夢生や優磨があと一息ってシュートを打つシーンが作れるようになる(枠に打ってくれ)。この日の上海は気温が30度を超えていたそうなので、さすがにそんな暑さのなかでは、ホーム・チームとはいえ90分間積極的なプレスはかけつづけられないってことなんだろう。
 で、前半の終わりにそんなチャンスのひとつが実を結び、土居聖真の貴重な同点ゴールが生まれる。安西──復帰当初はいまいちだったけれど、すっかり復調して、活きのいいプレーが戻ってきた──からの鋭いクロスに左足のインサイドでちょこんとあわせてゴールへと流し込む。おぉ、おしゃれ。聖真ナイスシュート!
 これでアウェイ・ゴール数はタイ。でもってトータル・スコアは2点差となれば、これはもう大丈夫だろう──と思ったのが間違い。
 後半はさんざん攻めたてられて、あわやというシーンの連発でした。とくに昌子(またか!)が誤審でPKを取られ、フッキに2点目を決められてからは、ほんともうてんやわんや。あと1点奪われなかったのが奇跡のような試合展開だった。
 このピンチを再三のファイン・セーブで救ったのがクォン・スンテ。フッキのPKこそ止められなかったものの、ちゃんと読み切って身体にはあてていたし(あれを止めていたら間違いなくこの日のMVPだった)、その後にオスカルが演出した絶体絶命の決定機でもフッキのシュートを見事はじきだしてみせた。
 いやぁ、ほんとよくぞあれを止めてくれた。ソガには悪いけれど、もう今年の正GKはあとずっとクォンでいいと思う。あんな素晴らしいプレーを見せてくれたGKをスタメンから外すのはどうかしている。クォンだってスタメンで全試合出場していたら、W杯出場の可能性だってあったかもしれないのに……。そう思うと少なからず気の毒だし残念だ。
 とにかく、後半は耐え忍んでばかりって印象だった。後半で印象的だったのは、最後まで足を止めずにチェイスをかけつづけた優磨の運動量の豊富さと(えらいっ)、途中出場でオスカルのマークについた安部裕葵の意外な守備センス。最後のほうは疲れたのか、はがされまくっていたけれど、それまではけっこういい感じで守れていた。攻撃が魅力の選手だけれど、守備もどんどんうまくなっている。ちゃんと成長しているねぇって感心しました。
 最後は前の試合と同様に、昌子、植田を残したまま、犬飼まで入れてなりふりかまわず守りにいったのはどうかと思うけれど(ああやってフォーメーションが曖昧になると、かえって危険なんじゃないかって気がしてしかたない)、まあ勝ったからよし。あの展開でもし追いつかれていたら、延長はまずアウトだったろうけど。いやぁ、無事にそのまま終わってよかった。
 ということで鬼門だったラウンド16を突破して、アントラーズがアジアチャンピオンへまた一歩近づいた。次の試合は8月末だそうだ。
 そういや、この週末はなんでJ1がないんだろうと思っていたら、JリーグがACLに配慮して鹿島戦だけ、予定されていた対戦カードを延期してくれたらしい。できれば今後ともよろしくお願いします。
(May 17, 2018)

予告殺人

アガサ・クリスティー/田村隆一・訳/クリスティー文庫/早川書房/Kindle

予告殺人 (クリスティー文庫)

 このところ向かうところ敵なしな印象のあったクリスティーだけれど、この作品ではひさびさに失敗している感がある。なんたって僕には最初の殺人事件だけで話のあらましがわかってしまったのだから。
 地方新聞の広告欄に殺人の予告が乗り、悪ふざけだろうと思いつつ好奇心にかられた近所の人たちが会場の屋敷に集まってみると、まさに定刻ジャストに強盗が押し入って殺人が起こり……というこの作品のプロットはなかなか魅力的だ。
 ただ、魅力的に思えるのはそこまで。僕がすっかり忘れていたのは、その予告殺人がたった一度しか起こらないということ。『ABC殺人事件』のように、何度も予告が行われる連続殺人の話かと思っていたので、そうでないことに僕はけっこう肩すかしをくった。
 殺人はその後も繰り返されるけれど、予告は一度しか行われない。で、予告が一度きりだからこそ、じゃあ犯人はこの人なんじゃ……と予想がついてしまう。
 いったんそう思ったら、あとはその正解にたどり着くまで待つしかない。しかもこの作品の場合、殺人はクリスティー作品にしては早めに起こる。殺人が起こるのが全体の一割ちょい過ぎたあたり。それゆえ解決までが長い長い。
 ミス・マープルが出てくるのは三割すぎあたりだけれど、でもその後もマープルさんはそれほど出番が多くないし、それほど鮮やかに推理を披露してくれるでもない。万事控えめな印象で盛りあがりもいまいち。
 ということで、クリスティー作品のなかでも比較的知名度の高いタイトルのような気がするのだけれど、僕にとってはひさびさのハズレだった。
 なんとなくサッカーで連勝記録が途切れたときのような残念さがある。
(May 06, 2018)

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Coishikawa Scraps Bootleg 2.0
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【Shortcuts】
音楽 CD/DVD / コンサート / エレカシ / 購入CD
作品 / 作家 / 翻訳家 / 読了 / 積読 / クリスティ
映画 作品 / 監督 / 俳優 / 公開年
蹴球 日本代表 / Jリーグ / 鹿島 / W杯

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06/01God's Favorite Customer / Father John Misty
06/06Wake Up / エレファントカシマシ
06/06湿った夏の始まり / aiko
06/06カタルシスト / RADWIMPS
06/08No Shame / Lily Allen
06/08Lush / Snail Mail
06/15Mixed Up [Deluxe Edition] / The Cure
06/22Heaven and Earth / Kamasi Washington
06/22Bad Witch / Nine Inch Nails
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07/13All That Reckoning / Cowboy Junkies
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06/23エレファントカシマシ@日比谷野外大音楽堂
07/06エレファントカシマシ@Zepp Tokyo
07/27FUJI ROCK FESTIVAL '18
08/17SONICMANIA

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06/04『ONE PIECE(89)』 尾田栄一郎
06/15『さよなら私のクラマー(6)』 新川直司
06/30『僕らはみんな河合荘(10)』 宮原るり
08/09『ちはやふる(39)』 末次由紀