鹿島アントラーズ2-0V・ファーレン長崎
J1・第10節/2026年10月17日(土)15:00/メルカリスタジアム/DAZN
去年長崎に加入したピトゥカがようやくカシマスタジアムに凱旋する!――ってんで、現地観戦しようか悩むくらいに楽しみにしていた一戦だったのに……。
長崎の監督・高木琢也はピトゥカをスタメンで使わず、途中出場もさせなかった。なんてつまらない男なんだ。
サッカーはしょせんエンタメなんだから観客を楽しませてなんぼでしょうに。しかも鹿島のホームだよ? スタジアムの大半の観客が観たがる選手を使わないでどうする! 開幕戦に16歳の三井寺を起用した、マリノスのコリカの爪の垢を煎じて飲ませたい。
高木にも森保に通じる生真面目さゆえの融通のきかなさを感じる。どうしたら観客が喜ぶかって視点が決定的に欠けている気がする。監督としての高木には比較的好印象を持っていたんだけれど、この試合で一気にその評価が下落した。もう応援しないぜっ!
さて、そんな試合のほうはというと。
序盤にチャヴリッチの活躍で2得点した鹿島がそのまま逃げ切り。下位のクラブからきっちりと勝ち点3を取って、公式戦3連勝を果たした。
スタメンは早川、津久井、植田、関川、大森、柴崎、マテウス・ブエノ、林、エウベル、レオ・セアラ、チャヴリッチという11人。
鈴木優磨がベンチスタートだったのと、大森の初スタメン、ひさびさの関川の起用にびっくり。前節のACLとは5人の入れ替え、一週間前のガンバ戦と一緒だったのは、早川、植田、柴崎、レオ・セアラという縦のラインの4人だけだった。なにげに広瀬が2試合連続でベンチを外れているのは、ケガでもしたんだろうか。
試合が動いたのは開始からわずか18秒。ロングボールを追って敵陣深くに入り込んだチャヴリッチが、大南(今季加入したばかり。その前は海外に行ってたのか!)にうしろから足を蹴られてPKを獲得。あまりに早すぎて、え、まじかって感じのPK獲得だった。これをレオ・セアラが決めてあっけなく鹿島が先制。
でもって追加点も前半5分。林のアシストから最終ラインの裏をとったチャヴリッチが、切り返して右サイドの深くまで持ち込み、角度のないところからシュートを決めた。相手DFにあたってゴールに入る形で、ちょっと持ちすぎた感はあったけれど、決まってよかった。
林も鬼木の抜擢がずばり。このアシスト以降も、最後まで精力的に走り回っていて、これまでになく好印象だった。まあ、あとはもう少しゴールへの意識を高く持ってくれればねぇ……。あと一歩かな。これからの成長に期待している。
ということで、早い時間に2点差をつけたこともあって、その後は無理をしない、のんびりとした試合展開になった。
終盤には相手のシュートを早川がかろうじて右膝にあててコースをそらして難なきを得たり、マテウス・ジェジスにフリーでの突破を許して、早川の頭上を越すループシュートを打たれ、植田がゴールラインのギリでボールを掻き出すなんて、きわどいシーンもあったものの、それでもなんとかクリーンシートで試合終了。関川スタメンできちんと守り切れてよかった。まぁ、けっこう危なっかしかったけれどねぇ……。
途中出場は、小川、松村、三竿&優磨、徳田の5人。大森のプレーにとくに問題があったとも思わなかったので、前半だけで小川に替えてしまったのかは疑問。まぁ、これからも過密日程がつづくし、鬼木にもなにか考えがあるんだろう。
長崎ではずっと金髪のイメージだった山口蛍の髪が黒くなっていた。すっかり年を取って、見た目はちょっと地味になったけれど、でもプレーではキャプテンマークにふさわしい存在感だった。ワントップに入ったジョナタン・ジュニオールにもけっこうシュートを打たれていた。ジョナタンって名前はちょっとかわいい感じだけれど、プレーはかわいくなかった。3バックの一角には、FC東京から育成型期限付き移籍で加入した土肥がいた。
でもまぁ、この試合については、序盤の2得点と、ピトゥカの出番がなかったことがすべてだ。
(Oct. 20, 2026)

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