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2018-02-22サッカー ACL・水原三星-鹿島 New!
2018-02-20『写字室の旅』
2018-02-18サッカー ACL・鹿島-上海申花
2018-02-14『水底の女』
2018-02-12サッカー ゼロックス杯・川崎-C大阪
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水原三星1-2鹿島アントラーズ

AFCチャンピオンズリーグ/2018年2月21日(水)/水原ワールドカップスタジアム/日テレNEWS24

 ACL、二戦目にして今季初勝利~。
 この試合のポイントはクォン・スンテと金崎のスタメン。
 前の試合は曽ケ端がやや残念だったので、この日は韓国での試合だってこともあって、クォン・スンテのスタメン起用には納得。でもって、そのクォンがPKを止めたりと大活躍。今季はもう曽ケ端の出番はないのでは……と思わせる出来だった。
 今季から背番号10をつけた金崎も、公式戦初登場で2ゴールの活躍。まぁ、2点目は触らなくても入った気がするし、それならばそのまま優磨のゴールにしてあげた方がいいんでは?──という気がしなくもなかったけれど、でもFWがあそこにいたら、やっぱつっこむよね。どちらもいい仕事でした。
 というわけでこの日のスタメンはウォン・スンテ、安西、植木、昌子、山本脩斗、レオ・シルバ、三竿、遠藤、安部裕葵、鈴木優磨、金崎夢生の11人。途中出場は聖真、永木、金森の3人。
 2試合連続で優磨と裕葵がそろってスタメンってのも、なにげにサプライズだ。まぁ、ふたりともそんなにめだってはいなかったけれど、2点目のゴールは半分以上は優磨の得点だったし、安部も終盤になってバーをたたく惜しいシュートがあった。
 あと、安部は攻撃での見せ場はそのシーンくらいだったけれど、守備ではかなり貢献していた。去年は攻撃だけの人って印象だったから、ここまで守備意識が高くなっているのは驚き。運動量も豊富だったし、なるほど、だからこその2試合連続スタメンかと納得がいった。こういうプレーをしながら、なおかつ攻撃でも去年のような輝きを見せられるようになれば、日本代表に呼ばれる日もさほど遠くないかもしれない──というか、そうなったら、その前に海外に持っていかれそうな……。
 もうひとつのサプライズが、ウッチーがベンチを外れて、安西が右サイドに入ったこと。おー、この子、両サイドできんのか。しかも先週、左でプレーしていたときより目立っていた気がする。こりゃめっけもんかもしれない。今年はウッチーも戻ってきたし、SBのレギュラー争いも厳しいことになりそうだ。
 この二試合で気がかりなのは、レオ・シルバの出来がいまいちなことくらい(らしくないファールとか、PKを取られたりとか。でもあのPKはカタール人の主審の誤審だと思うけど)。とはいえ、彼が駄目ならオガサもいるし、永木もいる。ボランチは三竿を軸に、あとの三人はコンディション次第でどうにでもなるだろうし、あまり心配はいらないだろうという気がする。
 試合内容はアウェイだから押し込まれる時間が長くて、決してよかったとは思わないけれど、でもしぶとく守ってここぞできっちり決めるという、これぞ鹿島って戦い方はできていた。後半終了間際の失点は余計だったけれど、でもあれは相手も上手かった。
 まぁなんにしろ、韓国のクラブを相手にあげる今季白星の味は格別でした。
(Feb 21, 2018)

写字室の旅

ポール・オースター/柴田元幸・訳/新潮社

写字室の旅

 このところのポール・オースターの作品はストーリーがしっかした読ませるタイプの作品がつづいていたけれど、この作品はひさしぶりにとっつきづらい。
 記憶があやしく名前も不明な主人公の老人(便宜上ミスター・ブランクと呼ばれている)は、監視カメラや盗聴器が仕掛けられた病室らしき部屋に軟禁されている。で、そこに彼と過去になんらかの関係があったらしい女性の看護人や医者、元刑事や弁護士らが訪ねてくる。
 主人公はかつてなんらかの権力を持った存在だったらしく、その人たちに過酷な任務を課した過去があるらしい。なんとなく政府関係の諜報機関の人間みたいだけれど、作家のようでもあるし、いまいち釈然としない。このあらゆることの真偽が疑わしい感覚にはカズオ・イシグロの作品に近い感触がある。
 でもって、結局この小説はなにひとつ真相が明らかなにならないうちに無限ループに入るような形で終わってしまう。おいおい、いったいこれってなにが書きたかったんだろう?
 ――という謎は、柴田元幸先生による解説を読んで氷解します。あぁ、これってそういう小説なのかと。オースター・ファンを名乗れるほど彼の作品を読み込んでいない僕には理解できないのが当然って作品だった。
 ということで、もう一度オースターの旧作すべてを読みなおしたあとで、あらためて再読したいと思う。──っていったいいつの話になるやら。
(Feb 12, 2018)

鹿島アントラーズ1-1上海申花

AFCチャンピオンズリーグ/2018年2月14日(水)/カシマサッカースタジアム/日テレNEWS24

 2018年のアントラーズ公式戦はACLからスタート。
 この新シーズンの初陣はスタメンのメンツに意外性があった。GK曽ケ端はともかく、4バックが内田篤人(祝復帰!)、植田、昌子、そして東京ベルディから移籍してきた安西幸輝。MFがレオ・シルバ、三竿健斗、遠藤、安部裕葵、そしてFWペドロ・ジュニオールと鈴木優磨のツートップという布陣。
 よもや両サイドバックがいきなりウッチーと22歳のの安西とは……。
 だってあれですよ、鹿島の4バックは去年、全員そろって日本代表に選ばれてんだよ? 西なんて去年のベスト11だよ? その両サイドバックが新シーズンの緒戦から出番なしって。そんなクラブ、そうそうないだろう(──と思ったら、西は去年の最終節の怪我が全治4ヶ月だった。まだ復帰してないのか……)。
 まぁ、とはいえウッチーはもちろん、安西もよかった。ウッチーはドイツに行って技術力が高まったのみならず、視野が広くなった気がする。安西も守備力は未知数ながら、攻撃では申し分のない攻め上がりを見せてくれていた。さすが鹿島のフロント、人を見る目は確かのようだ。
 その両SBに加え、安部裕葵と鈴木優磨という若いふたりがそろってスタメンってのにもびっくりした。直前に怪我で離脱したレアンドロはともかく、今季から10番を背負った夢生はどうしたわけだか最後まで出番なし(ベンチには入っていた)。過密日程に配慮して温存したのかと思ったけれど、次の試合は一週間後だった。ならばこの日の試合内容で使わないってのは、コンディションが不十分だとしか思えない。でも使えないんだったらベンチには入れるなって話だし。
 というわけで、意外性のあるスタメンはそれはそれでおもしろかったし、サッカーの内容も決して悪くはなかったのだけれど、途中出場の枠を1枚残したまま、夢生を使わないでドローで終わったことで、いまいち気分的にすっきりしない試合になった。
 まぁあとね、開始わずか4分での失点があまりに残念すぎた。それもセットプレーから、相手のシュートがバーをたたいたあとのこぼれ球を折り返して決められるという。フリーでクロスを上げられ、曽ケ端は触わりながら止めきれず、ゴールを決めた選手に背を向けていた昌子はまったく反応できず。あんなイージーな失点、新シーズンの最初に試合で見たくなかった。
 あと、このゴールは決めたのがコロンビアのモレノってのが痛恨だった。
 上海申花にはモレノとガウリンというコロンビア人のMFがふたりもいた。対するこちらにも日本代表のDFがふたりいるわけです(ウッチーも勘定に入れれば3人)。要するにこの試合は今年のW杯で行われる日本対コロンビア戦の小手調べともいえる試合だったわけだ。そんな試合でコロンビアの選手にああもやすやすとゴールを許してしまうとは……。あぁ、ほんと痛恨。ハリルホジッチも確実にこの試合は観るだろうし、もうW杯では昌子の出番はないかもなぁ……と思ってしまった。
 しかしまぁ、圧倒的に試合を制しながらのドローも残念だった。なんか、逆転優勝を許した去年のリーグ戦の流れがいまだ途切れないような感じ。ほんと、形はできているのに決められない。ペドロ・ジュニオールは積極性が足りないし(らしくない)、レオ・シルバはここぞのチャンスでふかす。ウッチーや充孝(途中出場)の惜しいシュートは相手GKに止められる。まぁ、こんな調子ではドローで御の字かなと思う。
 鹿島の今季初ゴールはキャプテン遠藤。安部がゴール前のチャンスでつぶされ、そのこぼれ球を誰かがシュートを打つも相手DFに止められ、さらにその跳ね返りを優磨がシュートして今度はGKに止められて、最後にそのこぼれ球を体で押し込んだのが遠藤だった。きれいなゴールではなかったけれど、四人以上が絡んでの波状攻撃だったのがナイス。
 まぁなんにしろ、今年もACLは楽ではなさそうだ。Jリーグ勢はその他のチームも軒並み低調だし(セレッソだけが勝ち、川崎、柏は黒星発進)、去年の浦和につづく日本勢の連覇への道はけわしそう。
(Feb 14, 2018)

水底の女

レイモンド・チャンドラー/村上春樹・訳/早川書房

水底の女

 村上春樹の翻訳によるレイモンド・チャンドラーの長編小説もこれが最後の一冊。でもまぁ、これまた見事に内容を覚えていなかった。
 湖で女性の死体が見つかった時点でミステリとしての仕掛けが見えてしまう点など、出来映えはいまいち──というようなことを春樹氏は書いているけれど、僕は今回この作品、とても楽しく読むことができた。
 この作品で個人的にとくに印象的だったのが、マーロウと警察関係者たちとのやりとり。湖のある土地の保安官のジム・パットン、予想外の重要キャラだった悪徳警官デガルモ、ベイ・シティー署のウェバー警部など、そうした主要キャラはもちろん、それ以外のちょい役の制服警官までが、それぞれちゃんと個性をもったキャラクターとしてマーロウとユーモアの効いた会話を交わしてみせている。そうしたディテールの積み重ねがチャンドラーの小説世界に独自の深みを与えているのだと思う。
 また、この作品はクライマックスに到る展開──殺人容疑を受けそうになったマーロウが窓から逃げ出して隣の部屋へ侵入するあたりから先──が秀逸だと思った。スカーフの件でマーロウが「え、なにいってんの?」と思わせる発言をして、それがクライマックスへとつながってゆくところ。謎解きミステリとしては駄目かもしれないけれど、ひとつのドラマとして、僕はとてもおもしろいと思った。ラストの西部劇的な対決シーンもいい(まぁあまりにベタといえばベタだけれど)。
 なにより駄目男たちの末路に漂う悲哀が余韻となって残る読後感。これこそがハードボイルドの醍醐味でしょう。
 村上印のチャンドラー、最後までたっぷりと堪能させてもらった。
(Feb 04, 2018)

川崎フロンターレ2-3セレッソ大阪

FUJI XEROX SUPER CUP/2018年2月10日(土)/埼玉スタジアム2002/日本テレビ

 ゼロックス杯って例年はJリーグが始まる一週間前に行われていたはずだけれど、今年は来週から始まるACLの日程に配慮したのか、二週間前の開催となった。
 今年の対戦カードはフロンターレ対セレッソ。どちらも攻撃力のあるチームどうし、しかも日本代表や五輪代表でおなじみの顔ぶれがずらり。他のチームを応援している者にとっても、なかな興味深い対戦だった。
 川崎ではわずか一年でFC東京から出戻った大久保とマリノスを去って非難ごうごうの齋藤学という新戦力が気になるところだけれど、大久保はベンチスタートで後半からの出場。齋藤はまだ怪我が癒えないのか、ベンチにも入っていなかった。あと、故障明けの大島も大久保と同じく後半の頭からの出場で、エウシーニョが不在。
 川崎でもうひとつ気になったのは、大久保の投入と同時に中村憲剛を下げてきたこと。でもまぁ、憲剛ももう若くないし、今回は中三日でACLの試合があるから、無理をさせたくなかったんだろうか。
 対するC大阪では清武が背番号10をつけているのが目を引いた。あと天皇杯でとても目立っていたソウザがこの日は欠場。なので山村がこの日は本来のポジションであるボランチとしてプレーしていた(でも途中からはまた高めの位置に移動)。
 試合はここぞの決定力で上回ったセレッソの勝ち。セレッソのゴールは山口蛍、清武、そしてレッズから移籍してきた途中出場の高木俊幸。蛍は杉本がヘディングで競って落としたボールを豪快に決め、清武は後半早々にカウンターからフリーのチャンスを作ってきっちり決めた。高木の駄目押し弾もカウンターから。どれもとてもきれいなゴールばかりだった。
 川崎のゴールは1点目がPK、後半ロスタイムの2点目は大久保(途中出場でもちゃんと結果を出すところがさすが)。PKのあと一時は2-1として反撃ムードが高まったのだけれど、そのあとで3点目を許したのが痛かった。
 ゼロックス杯は延長戦がなかったり、交替枠が5名まで認められていたりで、タイトルマッチといいつつ、エキシビジョンマッチ的な雰囲気が否めない大会だけれど、この日は川崎が試合終了間際に大久保のゴールで1点差に追い上げ、最後まで勝利への執念を見せていたこともあって、なかなか見ごたえのあるいい試合になった。
 しかしまぁ、どちらもタレントが豊富でやっかいな相手だこと。この両チームとの対戦は今年も難しい試合になりそうで、あまり歓迎したくない。
(Feb 11, 2018)

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【Shortcuts】
音楽 CD/DVD / ライブ / エレカシ / 購入CD
作品 / 作家 / 翻訳家 / 読了 / 積読 / クリスティ
映画 作品 / 監督 / 俳優 / 公開年
蹴球 日本代表 / Jリーグ / 鹿島 / W杯

【New Releases】
02/28月と花束 / さユり
03/02All Nerve / The Breeders
03/09Francis Trouble / Albert Hammond Jr.
03/09American Utopia / David Byrne
03/09In Your Own Sweet Time / The Fratellis
03/14スポットライト / FLOWER FLOWER
03/16There's a Riot Going On / Yo La Tengo
03/21エレファントカシマシ カヴァーアルバム3 ~A Tribute To The Elephant Kashimashi~ / V.A.
03/23Twentytwo in Blue / Sunflower Bean
03/23Boarding House Reach / Jack White
04/06I Don't Run / Hinds
04/18「君の名は。」オーケストラコンサート / RADWIMPS

【ライヴ】
03/17エレファントカシマシ@さいたまスーパーアリーナ
03/18エレファントカシマシ/スピッツ/Mr.Children@さいたまスーパーアリーナ
04/01佐野元春@TOKYO DOME CITY HALL

【サッカー(TV)観戦予定】
02/25[J1 第1節] 清水-鹿島
03/03[J1 第2節] 鹿島-G大阪
03/07[ACL] シドニー-鹿島
03/10[J1 第3節] 鹿島-広島
03/13[ACL] 鹿島-シドニー

【新刊書籍】
02/28『虚談』 京極夏彦

【新刊コミックス】
03/02『ONE PIECE(88)』 尾田栄一郎
03/23『君に届け(30)』 椎名軽穂

【新刊コミックス@Kindle】
03/08『弱虫ペダル(55)』 渡辺航
03/23『おおきく振りかぶって(29)』 ひぐちアサ