Coishikawa Scraps

最新情報

Photo

更新履歴

2025-07-10『マルドゥック・アノニマス9』 New!
2025-07-08J1 第23節・川崎-鹿島
2025-07-06『マルドゥック・アノニマス8』
2025-07-04『ガラスの街』
2025-07-02『数学者たちの楽園 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち』
これ以前の更新履歴はこちら

検索

新譜

Tracks II: The Lost Albums Virgin [Explicit] I quit [Explicit] Scratch It [Explicit] Mixes Of A Lost World Remembering Now

マンガ

弱虫ペダル 96 (少年チャンピオン・コミックス) ONE PIECE 112 (ジャンプコミックス) ダンダダン 20 (ジャンプコミックス) アオのハコ 21 (ジャンプコミックスDIGITAL) チェンソーマン 21 (ジャンプコミックスDIGITAL) 末永くよろしくお願いします【電子限定おまけ付き】 14 (花とゆめコミックス) 異世界居酒屋「のぶ」(20) (角川コミックス・エース) バブル・ザムライ(5) (ビッグコミックス) クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった 6 (アライブ+)

読書中

人生なんて、そんなものさ カート・ヴォネガットの生涯 アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)

最近の五本

マルドゥック・アノニマス9

冲方丁/ハヤカワ文庫JA/Kindle

マルドゥック・アノニマス9 (ハヤカワ文庫JA)

 ありがたいことに、この巻は前回のラストシーンのつづきから始まる。

 ハンターから登壇を求められ、葬儀場の演壇に立たされたバロット。群衆の注目を浴びながら、謎の沈黙をつらぬく彼女が最初に起こした行動は――。

 すげぇ。この最初のたったわずか数ページの展開が劇的すぎる。ぐうの音も出ない。

 そんな風にオープニングで強烈なインパクトを残したあと、物語はふたたび過去に戻って、ラスティとシルヴィアが起こした事件を描いてゆく。

 それがなんとビル・シールズ暗殺を目的とした〈楽園〉襲撃――。

 なにそれというこの展開には、イースターズ・オフィスとクインテットが協力しあって事件の解決にあたるという、これまたなにそれな展開が待っている。

 とはいっても、その事件自体は意外とあっさりと決着をみて、今回の主題となるのははその後始末。

 〈クインテット〉のナンバーツーであるバジルの恋人シルヴィアの不祥事ということで、両陣営の思惑が入り乱れ、紆余曲折をへたあげくに死者が出て、冒頭の葬儀の場面に至るのだろうなという物語のその後の筋道が明確になる。

 あとはもうそこに至る展開を見守るだけ――。

 とか思っていたら、予想以上に派手なバトルが繰り広げられたあげく、最後にまたとんでもないシーンが……。

 毎回引きが強烈すぎるのだけれど。おもしろすぎて困ってしまう。

(Jul. 10, 2025)

川崎フロンターレ2-1鹿島アントラーズ

J1・第23節/2025年7月5日(土)19:00/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu/DAZN

 今季2度目の3連敗で首位陥落――。

 柏、神戸、京都に抜かれて一気に4位まで順位を落としたアウェイの川崎戦。

 この試合に関しては、スタメンの11人――早川、小池、植田、キム・テヒョン、小川、知念、船橋、松村、溝口、レオ・セアラ、優磨――を見たときに、あ、また負けるかもなって思った。

 だって、なぜに溝口がスタメン?

 チャヴリッチ、柴崎、樋口にベンチを温めさせてまで、DF登録の彼を中盤の攻撃的な位置で使う理由がわからない。ときたま光るプレーを見せることもあるけれど、いまだ得点に絡めていないし、この試合では優磨とぶつかって、あわや怪我かという危ないプレーもあった。まだまだ経験不足の感が否めない。

 そんな彼がなぜスタメン? チームが勝っていて、若手にチャンスを与える余裕がある状況ならばともかく、連敗中に起用するべき選手ではなくない?

 彼がスタメンに抜擢されるようになったのは、安西がケガで離脱して以降で、鹿島は彼が起用されるようになってから、まだ1勝もできていない。

 もとより僕は柴崎や知念より船橋を、濃野よりも小池を優遇する起用方に納得がいっていないので、そこに今度は溝口まで加わって、それで4試合連続白星なしの3連敗なんて成績を残されたら、鬼木に不信感を抱かずにはいられない。

 なんかもうさ、普通にやって欲しいわけですよ。背番号10の柴崎や、昨季7ゴールのチェヴリッチ、去年のベストイレブンに選ばれた知念と濃野にベンチを温めさせておいて、経験値の低い船橋、溝口をスタメン起用して、3試合連続で負けるなんてあり得ない。

 とにかくいまは、普通に戦って欲しい。不用意なコンバートはやめて、DF登録した選手はDFとして使って欲しい。濃野と小池の併用とか、溝口のMF起用とか、ほんと嫌だ。DF登録の選手がフィールドに5人もいる鹿島アントラーズなんて見たくない。

 不出来ながらも、なんとか勝てている間は我慢できていた、そうした采配に対するモヤモヤした思いが、この3連敗で怒りに変わり始めてしまった。

 それにしても、この試合に関しては序盤、高井からプレゼントパスをもらってチャンスを得た優磨が、フリーのシュートを外したのが痛かった。エースたるもの、あれは決めてくれないと……。

 日本代表にも選ばれた若き大黒柱のミスから掴んだチャンスだ。相手の精神的ダメージを考えても、あれは絶対に決めておくべき場面だった。

 高井はこの試合を最後に川崎を離れて、トッテナムへ移籍するという噂だけれど、あんなイージーミスをプレミアでやったら大炎上待ったなしだろう。

 なんにしろ、両チームの中心選手ふたりによるミスの応酬。Jリーグがまだまだ世界に及ばないことの証明のようなシーンだったと思う。

 でもまぁ、その後の鹿島の先制点はよかった。松村がロングボールに反応して、相手DFと競り合いながらジャンプして右足でボールを収め、そのままシュートを打つ選択肢もあったのに、フリーになっていたレオ・セアラにパスを出して、完璧なアシストを決めてみせた。

 松村はなにかと判断力に難がある印象で、積極性があだとなって不用意なシュートでチャンスを潰すイメージが強かったので(実際にこの試合でもそのちょっと前にそういうシーンがあった)、珍しく献身的なプレーで先制点をお膳立てしたこの場面ははとても感動的だった。ゴールを決めたレオ・セアラではなく、彼のまわりにチームメイトの輪ができていたのは、普段から仲間内でもそう思われていた証拠だろう。

 でも、せっかくのこのファイン・ゴールが勝利に結びつかないのが困りもの。

 まずは同点ゴールを許したのが前半ロスタイムのラストプレーってのがよくない。

 同点劇は川崎の左CKから。ファーにいた左SWの伊藤達也が打ったダイレクトボレーが、密集したゴール前の隙間を縫ってゴールに吸い込まれてしまう。なにそれ?

 伊藤はそのちょっと前に接触プレーで足を痛めてピッチの外にいたから、マークがついていなかったとはいえ、あれだけ人がいて止められないのはあまりにもお粗末だ。そもそもあの時間帯にCKを与えるなって話だ。

 殊勲の伊藤は足の怪我でそのまま前半のみで交替することになり、かわりに後半から出てきたマルシーニョに決勝ゴールを許すという皮肉な展開も、まさに負け試合の典型じゃなかろうか。

 後半14分の2失点目は、中盤の底で知念が横パスを受けた際にトラップが乱れた一瞬の隙を狙われ、ボールを奪われたところからのカウンターだった。右サイドの家長が入れたクロスにマルシーニョがフリーで合わせた。

 ボールを奪われたのは知念だけれど、その前から相手のハイプレスに押し込まれて、苦しまぎれに横パスをつなぐことしかできていなかったから、あの失点は相手の圧力に負けたチームの未熟さのせいだと思う。

 逆転を許したあと、まずは、松村&溝口&知念→濃野&チャヴリッチ&樋口と3枚同時替えを行、つづけてレオ・セアラ→田川(祝復帰!)、船橋→柴崎を交替させて反撃を試みるも、この日も2点目のゴールは遠かった。結局そのまま1-2で試合終了の笛を聞くことになった。

 そういや、後半から出てきたジェジエウが突破を図った松村をホールディングで倒してレッドカードを提示されるという場面があったのだけれど、VARが介入してオフサイドの判定を下したため、レッドカードが取り消されれるというシーンもあった。あれがレッドのままだったら……なんて思うのは情けないからやめよう。

 ということで、最初に書いた通り、鹿島は4位まで順位を落とした。柏、京都がこのまま首位争いに絡み続けるかどうかは不透明だけれど、序盤戦苦しんでいた神戸が一気に2位まで順位を上げてきたのは予想外の脅威。まぁ、次節の柏(!)を筆頭に、現時点で上位にいるそれらの3チームとはまだ対戦が控えている。すべて勝てば自力で逆転できるのだから、ここからが本当の勝負だ。巻き返しよろしく。

 次週はE-1選手権があるので休みで、なぜだか今月のJ1はその後1試合しかない。鬼木にはこのインターバルでちゃんとチームを立て直して欲しい。

 E-1といえば、ひさびさに鹿島から早川と植田がA代表に招集された。

 川崎からも山田新と大関友翔が招集されているというので、どれほど活躍しているのかと思えば、ふたりとも今季はここまで2ゴール。この試合にスタメン出場して存在感を発揮していた山田はともかく、20歳の大関はこの日出番なし、今季スタメン2回という選手だよ? 彼らが海外組を押しのけて、来年のW杯に出場する可能性がどれだけあるっていうんだろう。99%ないでしょう? だったら最初から呼ぶなって話だ。森保が監督になってから、A代表の格が下がるばかりだ。

 鈴木優磨を呼ばずして、そういう選手たちを呼ぶ森保が、僕はやっぱり好きになれない。まぁ、優磨は呼ばれても断りそうな気がするし、いまは怪我とかされても困るので、呼ばないでくれてありがとよって気分だけれども。

 そういや、今回はキム・テヒョンも韓国代表に選ばれているそうだ。そちらは素直におめでとうっていっとく。怪我をせずに帰ってきて欲しい。

 日韓戦で早川と植田がキム・テヒョンと対決する可能性もあるけれど、いまだに森保の代表を観ると気分が悪くなりそうなので、あえて観ないことにする。

 でも、しばらく代表から離れていたことで森保への怒りも収まってきたので、来年のW杯は観てもいいかなって気分になりつつある。まぁ、あくまで森保がその大会を最後に退任するという前提だったら、だけれど。

(Jul. 08, 2025)

マルドゥック・アノニマス8

冲方丁/ハヤカワ文庫JA/Kindle

マルドゥック・アノニマス8 (ハヤカワ文庫JA)

 このシリーズは表紙をめくるとまず登場人物の一覧がある。

 これまでは当然のように主役側のイースターズ・オフィスのメンバーが最初で、ウフコック=ペンティーノの名前が先頭にあった。それが今回はいきなり〈クインテット〉から始まり、ハンターの名前が最初にきている。

 おやおや、これは?――と思ったら、やはり。

 この巻はハンターたちの内部抗争がメイン。ニューヨークのマンハッタンがモデルらしきマルセル島を舞台に、マクスウェル率いる反乱グループと〈クインテット〉に従う残りのチームとの対決を、ほぼ一巻を使ってたっぷりと描いてゆく。

 ただ、同じように全編ほぼヴィラン中心だった第二巻とは違って、今回はその戦いの合間にイースターズ・オフィスのエピソードも断続的に挟まれる。

 そちらは前巻の最後でハンターの市議会選挙への立候補を知って唖然としたつづき。

 ハンターが市議会議員に立候補するのはマルセル島の事件のあとだから、ここで両者の時間軸にずれがあることがあきらかになる。まぁ、ちゃんと読んでいたら、もうとっくに気づいているのかもしれないけれど、僕はその部分を読んでようやく、あ、時系列がずれているのかと思った。おそまつ。

 とにかく今回はヴィランたちのマルセル島の事件が中心。

 でもって、それが収束したあとにもう一波乱ある。

 不穏分子を排除して結束を取り戻したはずの〈クインテット〉にビジネス上のトラブルが持ち上がり、それがきっかけでラスティとシルヴィアが暴走。彼らがどうなるのかを濁したまま、物語は最後にふたたび前巻冒頭の葬儀の場面へ。

 そこでようやく明かされる死者の名前――。

 え、まじか? なんでそんなことに?

 あまりに予想外の展開にすぐさまつづきを読まずにはいられなかった。

(Jul. 06, 2025)

ガラスの街

ポール・オースター/柴田元幸・訳/新潮社

ガラスの街

 ポール・オースターへの追悼の意味を込めて、いまさらだけれど彼の長編デビュー作である『ガラスの街』を読んだ。柴田元幸氏による新訳版。

 角川書店から『シティ・オブ・グラス』のタイトルで刊行されていた旧訳版を読んだのがいつだったか、はっきりとは覚えていないけれど、うちにある単行本の奥付には1993年発行とあるから、二十代後半のことだったのは間違いない。

 いつ読んだかははっきりしないけれども、読んでみて、これまでにない深い感銘を受けたことだけは覚えている。

 それがどんなだったか?――は上手く説明できない。

 少なくても、とてつもなくおもしろかったとか、激しく共感したとかではない。逆にあまり好きではなかった気がする(僕がオースターを好きになるのは、かなりの月日を経たあとのことだ)。

 ただこんな小説があり得るのか?――というか、小説ってこんなでもいいんだ?――という新鮮な驚きがあった。そして物語の好き嫌いを抜きにして、そんな感慨をあたえてくれた小説は、僕の記憶にあるかぎり、あとにも先にも、これひとつだった。

 この小説は「そもそものはじまりは間違い電話だった」という一文で始まる。

 主人公のクインは「ポール・オースター」という名前の探偵あてにかかってきた間違い電話を受けて興味をひかれ、何度目かの電話のあとに身分をいつわり、オースターになりすまして発信者のもとを訪ねてゆく。

 ピーター・スティルマンと名乗る精神障害者からの依頼は、彼を害そうとしている――と彼が考えている――父親の尾行だった。興味本位で依頼を受けて、その老人のあとをつけて毎日ニューヨーク・マンハッタンをとめどなく彷徨い歩いたクインは、やがてあることに気づく……。

 改めて読み直してみたところ、その後のカズオ・イシグロなどに通じるモダンな「信頼できない語り手」のはしりという印象で、若いころに読んだときのような特別な感触はなかった。逆になぜ若いころの自分はこの作品にあんなに強いインパクトを受けたんだろうと不思議に思ってしまったほど。

 いや、まちがいなく個性的ないい小説だとは思うけれど、唯一無二というほどに特別かと問われると「?」がつく。

 そんな風に思ってしまうところに、自分の読書家としての経験値の蓄積と、加齢による感性の衰えの両方を感じた一冊だった。

(Jul. 04, 2025)

数学者たちの楽園 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち

サイモン・シン/青木薫・訳/新潮社

数学者たちの楽園 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち

 『ザ・シンプソンズ』に絡めて数学を語ったエッセイ集ということで、刊行された頃からずっと気になっていた本。

 でも買いもしないうちに月日が過ぎて、はや十年。最近になって作者が『フェルマーの最終定理』のサイモン・シンであることに気づき、「ならばなおさら読まなきゃじゃん!」と思って、先日重い腰をあげて買ってきた。

 さすがにそれだけ時間がたっているので、すでに新潮文庫にも入っているのだけれど、そちらは背表紙がシルバーだったので、「やっぱシンプソンズ絡みならば全部黄色でないと」と思って、あえて単行本を買いました。老後のたくわえを心配しつつ。プチ贅沢。

 この本で意外だったのは、これが本当にシンプソンズについての本だったこと。

 スティーヴン・ジェイ・グールドの『パンダの親指』が、タイトルに「パンダ」とあるにもかかわらず、パンダについてのエッセイが表題作一本だけしか収録されていないのと同じように、これもシンプソンズの話題は一部だけかとかと思っていたら、そうではなかった。ほんと全部が『ザ・シンプソンズ』にまつわるエッセイ。

 いや、正確にいうと、最後の四本は『フォーチュラマ』についてだけれど、それも制作者がシンプソンズと同じ姉妹編と呼べる作品だからであって、主役がサブタイトルにある『「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち』であることには偽りがない。

 なんでも『ザ・シンプソンズ』の脚本家チームには、学生時代に数学やそのほかの理系学部で博士号・修士号を取った数学オタクな人たちがわんさといて、その専門知識をわかる人にわかればいいというレベルのジョークとして、アニメの小ネタに忍ばせているのだそうだ。それもこんな本が一冊かけてしまうくらいたっぷりと。

 ということで、この本は『ザ・シンプソンズ』に出てくる様々な数学ネタを――ふつうの人には気づきさえしないような数字の数々を――ピックアップして紹介してゆく。

 それこそフェルマーの最終定理や、素数、完全数、無理数、円周率といった純数学的な話から、セイバーメトリクスやナード・ギークなオタクな話題まで、多種多様な数学ネタが取り上げられている。文系の僕には理解しきれない部分もあったけれど、『フェルマーの最終定理』と同じで、決して難し過ぎはしない絶妙のさじ加減なので、十分に楽しめる内容だった。さすがサイモン・シン。

 惜しむらくは『The Simpsons And Thier Mathematical Secrets』(ザ・シンプソンズと数学の秘密)という原題が『数学者たちの楽園』という邦題に変わってしまって、肝心の「ザ・シンプソンズ」がサブタイトルに追いやられている点。

 まぁ確かに原題のままだと、シンプソンズの本だと思って読んだ人が面食らってしまいそうだし、数学好きな人が手に取る可能性が下がりそうな気もするので、出版事情をかんがみれば正しい判断なのかもしれない。

 それでも主役であるはずの「シンプソンズ」がサブタイトルに甘んじてしまっているのは、やっぱちょっと残念だ(それゆえに僕が内容を勘違いしたわけだし)。原題は『パリ―・ポッターと賢者の石』等を意識したものだろうし、作者の遊び心にこたえる意味でも、できればそちらに寄せて欲しかった。

 翻訳家の青木薫という人は『フェルマーの最終定理』ほか、理数系のエッセイ集を中心に手掛けている人で、『ホーマーの三乗』という章の冒頭では、パティ―とセルマを「ホーマーの義理の妹」と書いているくらいだから、あまり熱心なシンプソンズのファンではないんだろう。シンプソンズと数学を秤にかければ、数学に傾くのは必至――そういう人がタイトルをつけたら、こうなるのは当然の帰結のような気もする。

 あ、でも英語ができる人は、吹替ではなく英語のまま字幕なしで観るせいで、「シスター」が姉か妹か、判別できなかったりする可能性もある?

 いずれにせよ、パティ―とセルマはホーマーの義理の「姉」です(ウィキペディア英語版にも「older sister of Marge」とある)。もしかしたら文庫版では直っていたりするのかもしれない。

(Jul. 02, 2025)



【相棒】
しろくろや

【Shortcuts】
音楽 作品 / ライブ / 会場 / 購入 / エレカシ
作品 / 作家 / 翻訳家 / 読了 / 積読
映画 作品 / 監督 / 俳優 / 公開年 / シリーズ
蹴球 鹿島 / Jリーグ / 日本代表 / W杯

【新譜】
07/25Going Down To The River...To Blow My Mind / Luke Haines & Peter Buck
07/25Veronica Electronica / Madonna
08/08No Rain, No Flowers / The Black Keys
09/05Antidepressants / Suede
09/05Who Is The Sky? / David Byrne

【サッカー】
07/20[J1 第24節] 鹿島-柏
08/10[J1 第25節] F東京-鹿島
08/16[J1 第26節] 鹿島-福岡
08/23[J1 第27節] 新潟-鹿島
08/31[J1 第28節] 清水-鹿島

【準備中】
06/30マルドゥック・アノニマス10

【過去のコンテンツ】
Coishikawa Scraps Bootleg 2.0