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2019-12-07映画 『ザ・ローリング・ストーンズ オレ!オレ!オレ!』
2019-12-03『白夜』
2019-12-01サッカー J1 第33節・鹿島-神戸
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名古屋グランパス0-1鹿島アントラーズ

J1・第34節/豊田スタジアム/DAZN

 2019年J1最後の試合はアウェイでのグランパス戦。
 この試合でのスタメンは、GK曽ケ端、DF永木、ブエノ、犬飼、町田、MF三竿、レオ・シルバ、遠藤、白崎、FWセルジーニョ、土居の11人だった。途中出場は名古、綺世の2人だけ。
 なぜかクォン・スンテとチョン・スンヒョンの韓国人ふたりがいない。でもって伊藤翔をスタメンからはずし、セルジーニョを最前列にあげて、右サイドには遠藤を入れたところがこの日の注目点。
 でもまぁ、それで突然攻撃が活性化するでもなく、内容的にはこのところの試合と一緒。いくつかは決定機を作れるけれど、フィニッシュの精度を欠いて、得点はオウン・ゴールの1点だけに終わった。終盤戦で湿った攻撃は最後まで湿ったまんまだった。
 まぁ、それでも最後にちゃんと勝って3位を確保して、自力でACL出場権を手に入れて終われたのはよかった。とはいえ来年のACLは2位でもプレーオフからの参加だそうだから、できればちゃんと天皇杯を獲って、プレーオフを回避したい。
 対する名古屋は、スタメンに丸山、太田宏介、米本、長谷川アーリアジャスールが名をつらね、監督は(シーズン途中で退任した風間さんの後任の)フィッカデンティという、FC東京かって突っ込みたくなるような陣容だった。
 でもそんな元FC東京出身の代表経験者たちに、助っ人の豪州代表GKランゲラックや、ジョー、ガブリエル・シャビエル、シミッチという強力なブラジル人の攻撃陣を擁するんだから、戦力は十分。前田直樹らの若い選手も存在感があったし、これでなんで降格圏に沈んでいるんだよって思ってしまった。
 ということで、2019年のJ1は終了。アントラーズは無念の3位となった。
 注目の首位対決は4-0で勝てれば優勝だったFC東京が3-0でボロ負けして、マリノスがそのまま優勝~。ポステコグルー監督の攻撃サッカーが見事に開花したマリノスが15年ぶりのJ1王者となった。
 調べたらマリノスは10月以降は負けなしの7連勝ですって。そのラストスパートはマジカルだわ。首位に立ってから失速した鹿島とは好対照だ。仲川がチームメイトのマルコス・ジュニオールと並んで15ゴールで得点王ってのもびっくりした。となればMVPが仲川というのも至極ごもっとも。
 自動降格は磐田、松本の2チームで、J1昇格プレーオフを戦う16位は湘南。J2でプレーオフを勝ち上がってきたのは徳島。
 ということで今年のJリーグも残すところ、その湘南-徳島戦と天皇杯・準決勝の2試合のみとなった。とりあえず、まだ天皇杯・準決勝が残っている僕ら鹿島サポは幸せだ。
 いやしかし、今年はなんとなく流れで、ひさびさにJ1の34節すべてを観たけれど――調べたら東北大震災の年以来8年ぶりだった――年をとって昔より情報処理能力が衰えているせいで、全試合の感想を書くのが思いのほか大変だった。ACLに代表戦もあわせると、このままだと年間ちょうど80試合ですからね。一週間に1.5試合はさすがに厳しい。来年はDAZNの契約は慎重にしよう。
(Dec. 08, 2019)

ザ・ローリング・ストーンズ オレ!オレ!オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ

ポール・ダグデイル監督/2016年/アメリカ/Netflix

ザ・ローリング・ストーンズ『オレ! オレ! オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ』【通常盤ドキュメンタリーBlu-ray+ライヴBlu-ray(日本先行発売/日本語字幕付き/日本語解説書封入)】

 ストーンズの映像作品をきちんとフォローしなくなってひさしい。ストーンズがアーカイブ系のライヴ作品を映像と音声の複数フォーマットでリリースし始めた時期が僕の金欠時期と重なってしまい、もうコンプリートは無理だと諦めてしまったのが敗因(どうせちゃんと揃えられないならば、最初から手を出さないほうがまし)。
 それでもできれば新作くらいはきちんとフォローしようと思っているだけれど、これはそんなリリース・ラッシュのなかに埋もれて見落としていた作品。
 そもそもストーンズには歴史的なキューバでのフリー・コンサートを映像化した『ハバナ・ムーン』という作品もあって、僕はそれはWOWOWで観てすませてしまったので、それと姉妹編みたいな印象で、いったいなにが違うんだかわからなかったこの作品も、はなから購入対象外になってしまっていた。
 今回ネットフリックスに入っていることを知って観ることができて、ようやくその内容に納得。『ハバナ・ムーン』はキューバ公演の内容を収録したコンサート・フィルムだったけれど、こちらはそのコンサートに至るまでの南米ツアーの模様を追ったドキュメンタリー・フィルムだった。
 で、これがなかなかおもしろい。演奏シーンは多くないし、そもそも断片的なので、ストーンズの音楽をたっぷりと聴きたいって時には向かないけれど、そのかわりあまり馴染みのない南米各国の人たちのストーンズの来訪に対する熱狂が鮮やかな彩りで描かれていて、野次馬的な視点で楽しんで観ることができた。
 この映画を特にお薦めしたいのがサッカー・ファン。ふだんはスタジアムでの日本代表の強敵としてしか意識していない南米の各国の風景がまとめて観られるのが一興。ブラジル、アルゼンチンあたりは以前になにか別の作品でも観たような記憶があるけれど(なんだったっけ?)、ウルグアイやチリやメキシコがとりあげられるのは初めてだと思うので、そうしたサッカーでしか知らない国の都会の風景やストーンズへの熱狂ぶりが観られたのはとても新鮮だった。
 いやしかし、やはり中南米の人の熱狂ぶりは日本とは桁が違う。
(Dec. 05, 2019)

白夜

ドストエフスキー/小沼文彦・訳/角川文庫/Kindle

白夜 (角川文庫)

 なんだかドストエフスキーを読むのもひさしぶりだなぁと思って調べたら、最後に『白痴』を読んだのが九十六年のことだった。いやはや、じつに二十三年ぶり。
 僕は『罪と罰』と『カラマーゾフの兄弟』を世界最高の小説のうちのひとつだと思っているので、その作品を書いたドストエフスキーも当然特別視しているんだけれど、なぜかそれほど積極的に全作品を制覇しようって意欲がわかないのは、やはり時代が古いせいか、はたまたロシア語からの翻訳にあまり惹かれないためか。まあ、もともと英米文学メインで、それほど極端な読書家ってわけでもないのだから、ロシアの文豪を積極的に読まなくても特に不思議はない気はするけれど。
 それにドストエフスキーの作品に出てくる人たちって、どうにも言動が極端にデフォルメされている感じがして、いまいちとっつきづらさがある。ひさびさにこの人の作品を読んでみて、その独特さを懐かしく思った。この普通じゃない感じは、十九世紀の小説だからなのか、ロシア文学だからなのか、はたまたドストエフスキー独特の味なのか。僕にはそこんところがよくわからない。
 ほぼ全編が一組の男女の会話だけで成り立っているような印象のこの短い恋愛小説は、その恋の始まりから終わりまでがわずか四日間。唐突に燃え上がった恋の炎はあっという間にピークを迎えたと思ったら、あっけなくついえる。その間の主人公ふたりの自分本位な饒舌さがものすごい。なんでそうなるのさって、読んでいて唖然としてしまう。
 こういう小説って、現代では成り立たないよなぁと思う。でもその一方で、その過剰なまでに熱い語りっぷりは、一周まわって意外と現代的かもしれないなと思ったりもした。少なくてもこの作品に関していえば、なんとなくカズオ・イシグロあたりに通じるものがなくもないかなと思ったり。
(Nov. 30, 2019)

鹿島アントラーズ1-3ヴィッセル神戸

J1・第33節/2019年11月30日(土)/カシマサッカースタジアム/DAZN

 前半はDAZNの障害で観られず、その間に1-2と神戸に先行され、後半にはさらに引き離されてJ1優勝の夢が果てるというさんざんな第33節のホーム最終戦。
 というわけで、この試合については後半しか観ていないし、こんな結果に終わった試合の前半をわざわざ見返す気もしないので、本来ならば感想を書くべきじゃないんだけれど、でもここまで32試合を観てきて、この試合だけなにも書かないのもなぁ……。
 ということで、とりあえず記録だけ。
 鹿島のスタメンはクォン・スンテ、内田、チョン・スンヒョン、犬飼、町田、永木、レオ・シルバ、セルジーニョ、名古、土居、伊藤翔。途中出場は綺世、レアンドロ、白崎。
 ブエノが出場停止の試合で、故障明けの犬飼が戻ってこれたのは朗報だったけれど、でも3失点もしているんだから、守備は最悪だ。なんかこの終盤戦は三竿が不在だったせいで、攻守に渡っての三竿の存在感の大きさばかりが目立っている気がする。
 神戸の先制点はシーズン途中で大分から移籍してきた藤本憲明。2点目の郷家のゴールも藤本のアシスト。
 藤本、神戸に移ってからはほとんど出番がなく、名前も聞かなくなっていたので、移籍なんかしなきゃよかったのにと思っていたら、最後の最後にようやく出てきて(これが神戸での初スタメンだそうだ)、またもや鹿島戦で大活躍しがやりました。開幕戦での2ゴールもあったし、新たな鹿島キラー誕生の感あり。困ったやつだ。
 鹿島としては、前半の残り5分に土居がセットプレーのこぼれ球を素晴らしい個人技でゴールにぶち込んで1点差に追い上げたシーン――その時間帯はDAZNがブラウザ限定の動画配信を始めていたので、かろうじて生で観られた――がこの試合のハイライト。あれはいいゴールだった。
 願わくばあと1点を取って同点で終わりたい――そうすれば勝ち点で3位以内が確定して来期のACL出場が決まるので――と思っていたのに、後半も攻撃は活性化せず。反対にポドルスキのアシストから小川慶治郎にゴールを決められ、3点目を奪われて勝負あり。鹿島がホーム最終戦で完敗を喫して、優勝への夢がついえた。
 そういや、この試合、ヴィッセルはなぜかイニエスタとビジャが不在だった(ビジャは今季での引退を発表しているので、見られなくて残念)。サンペールもベンチスタートだったし、高額スペイン人たちのいない神戸に負けたのがなおさら悔しい。
 それでもまぁ、神戸は今季が最後という噂のポドルスキや、酒井高徳、山口蛍、古橋なんかがいるんだから、戦力的には申し分ないんだけれど。シーズン途中から指揮をとっているドイツ人のフィンク監督も悪くなさそうだし。
 そもそも、たとえこの試合に勝っていても、首位のマリノスが勝ってしまったせいで、鹿島の優勝はなくなっていた。
 そのマリノスはフロンターレ相手に4-1でまさかの大勝(なにやってんだ川崎)。FC東京はレッズと引き分けに終わったので、勝ち点3差で最終節の直接対決こそ残すものの、得失点差で7のリードを奪っているマリノスが実質的に優勝を決めたも同然って結果になってしまった。あぁ、興ざめはなはだしい……。
(Nov. 30, 2019)

サンフレッチェ広島0-0鹿島アントラーズ

J1・第32節/2019年11月23日(土)/エディオンスタジアム広島/DAZN

 難しい試合になるんだろうなと思っていたら案の定。広島との対戦はがっぷりと五分に組み合ったまま、スコアレスドローに終わってしまった。スタッツを見るとほとんどの数字がイーブンだから、この結果は順当だとは思うんだけれど、それにしても……。
 この日のスタメンはクォン・スンテ、内田、ブエノ、チョン・スンヒョン、町田、永木、レオ・シルバ、セルジーニョ、白崎、土居、伊藤翔の11人。つまり2週間前の川崎戦と同じメンツだった。
 これがいまのベスト・メンバーってことなんだろうけれど、結果が出なかったメンバーでそのままってのもなぁ……。結局、優勝がかかった大事な局面で2試合連続で勝ち点3を逃しているわけだから、いまいち納得がゆかない。
 まぁ、仮にこのスタメンはいいにしても、途中交替のカードの切り方にはさらなる不満がつのった。後半17分過ぎから断続的に、白崎→名古、内田→三竿、町田→相馬と交替させていったけれど、はたして両サイドバックの交替が必要? そもそも勝たなくちゃいけない試合で、交替で出てくる3人のうちふたりがボランチってどうなの?
 ウッチーが外れたあとに永木が右に入り、相馬が出てきてからは名古が左SBに入った。それでサイド攻撃が活性化したかというと、そんなはずないじゃんって話で。不用意なコンバートで単にチームのリズムを乱しているだけのように僕には思えた。キャプテンマークをつけているウッチーを簡単に下げんじゃないよって思う。
 とりあえず、この試合のハイライトは、キックオフ前にキャプテンマークをつけたウッチーと青山が握手しているシーンだったかもしれない。
 広島は代表帰りの大迫、佐々木、荒木隼人(出番はなかったけれどA代表に招集されていたらしい)はもちろん、青山、森崎司、柏好文、川辺駿ら、いつも好印象な選手たちに、稲垣祥、野上といったよく知らないけれど勢いのある中堅、レアンドロ・ペレイラ、ハイネル、途中出場のドウグラス・ヴィエイラといった外国人ら、思わずほとんどの選手の名前をあげたくなるくらい、戦力が充実していた。でもって守備がよくてなかなか崩せない。どう考えてもこの日の鹿島の出来では、ドローが順当な結果だった。
 いやしかし、内容的に拮抗していたからだろうけれど、どうにもファールが多い試合だった。それも手が顔にあたったり、足で踏みつけられたりって、痛そうなシーンが頻発。そのわりには、どれも故意じゃないからカードはほとんど出ないという。そういう意味ではちょっと珍しい試合だった気がする。
 そうそう、カードといえば、鹿島は三竿とブエノが1枚ずつもらって、これでともに累積4枚で時節は出場停止なんだそうだ。三竿が故障明けで復帰したって喜んでいたら、いきなり出場停止って。この大事なときにまったく……。
 裏ではFC東京が湘南相手に取りこぼしてドロー。マリノスが松本相手に順当に勝って首位に躍り出た。
 マリノスと鹿島の勝ち点の差は4。でもまぁ、マリノスの次の相手は川崎だし、最終節はFC東京との直接対決だから、そうそう簡単に勝ち点は伸ばせないだろう。残り2節で鹿島が勝ち点6を積み上げられれば、まだ優勝の可能性はある。まあ、最後まで諦めずに戦っておくんなさい。
 この翌日には中村俊輔がシーズン途中で加入した横浜FCが13年ぶりのJ1昇格を決め、すでに先週J2優勝を決めていた柏は13-1という冗談みたいなスコアで京都を粉砕して有終の美を飾り、その夜にはレッズがACL決勝でアル・ヒラルに敗れてタイトルを逃した。
 あぁ、2019年シーズンも残りあと少しだねぇ……。
(Nov. 24, 2019)

BUMP OF CHICKEN

TOUR 2019 aurora ark/2019年11月3日(日)/東京ドーム

aurora arc (初回限定盤B)(CD+BD)

 およそ三年半ぶりにBUMP OF CHICKENを観た。
 プラチナ化ひさしく、すっかり入手困難なBUMPのチケット。今回のツアー、わが家ではアルバム発売直後にスタートした初日の西武ドームのチケットが手に入ったものの、「どうせ観るならばツアー終盤がいい」と思った僕は愚かにもその公演をパス。西武球場は交通の便が悪いので、どうせ観るならばツアー終盤がいいやってと思って、つい敬遠してしまった。
 そしたら追加で発表されたこの日の東京ドーム公演はチケットが取れないこと取れないこと。うちの奥さんがあちこちのサイトの抽選に何度も応募して、はずれを繰り返したあげく、何度目かでようやく入手できたのが「注釈付き着席指定席」というやつだった。
 なんだそりゃ?――って思っていたら、これがなかなかすごかった。バルコニー席という、一階席と二階席にあいだに設けられた、野球のシーズンチケットに割り当てられたセレブな席の最前列。野球場なのにシートはふかふかで、飲食用のテーブルなんかもついている。ただし、ステージをほぼ横から観る形になって、演出の映像がよく見えないのと、席の前の柵が低くて、スタンディングで観ると危ないので、立ち上がるなってことで「注釈付き」ってことになったらしい。
 なににしろ、いわくありげな名前のチケットの割にはとてもいい席だった。まあ、映像の演出がとても凝っていたので、横からの眺めだとそれが満喫できないのは残念だったけれど、そのかわりにスタジアムの全体が見渡せた分、また違った感動が味わえた。

【SET LIST】
  1. aurora arc
  2. Aurora
  3. 虹を待つ人
  4. 天体観測
  5. 月虹
  6. プラネタリウム
  7. butterfly
  8. 記念撮影
  9. 話がしたいよ
  10. ダイヤモンド
  11. リボン
  12. 望遠のマーチ
  13. アリア
  14. Spica
  15. ray
  16. 新世界
  17. supernova
  18. 流れ星の正体
    [Encore]
  19. 同じドアをくぐれたら
  20. メーデー

 BUMPを見るのは三年半ぶりと書いたけれど、僕が前回最後に観たのは二十周年のスペシャル・ライヴで、アルバムとしては『RAY』と『Butterfly』のツアーを見逃している。なので今回はじつに三作品ぶりのツアーだったのだけれど、そうしたらどうにもその間の演出の進化が尋常じゃなかった。ものすごいグレードアップしていてびっくりしてしまった。
 まずはすっかりBUMPのライブでは定番となった無料配布の発光リストバンドの進化がものすごい。僕が以前にもらったやつは色は固定で、光るのは一色だけだったけれど、いまのはPIXMOBとかいう名前になっていて、どういう仕組みかわからないけれど、自由自在にいろいろな色で光る。それが会場の場所によって自在に制御されて、何万人というオーディエンスの腕で点滅して、さまざまな演出効果を巻き起こす。
 これがもー、信じられなくらいに綺麗。とくに僕らがいたのはステージを横目に会場全体を見下ろすような席だったので、つねにそのライトの瞬きが視野に入っているから、なおさら壮絶な美しさだった。なんだかエレクトリカル・パレードのロック・コンサート版を見ているみたいだった。
 もちろん、光の演出はリストバンドだけでは終わらない。ステージ全体のバック全体に配された超巨大なスクリーンには曲ごとに様々な映像が映し出される(僕らの席からはよく見えなかったけど)。花道のサイドや縁にまでLEDのスクリーンやランプが設置されていて、それらもメインのスクリーンと同期して光まくる。もう会場内のすべてを光らせてやるってくらいのきらびやかさ。
 で、単に光り輝いているばかりではなく、演出も凝っている。ほぼすべての曲になんらかの驚きがある。一曲たりとも手を抜かない豪華絢爛さがある。
 アルバムのタイトル曲であるインスト・ナンバー『aurora arc』とともに美麗なオーロラの映像で始まったと思ったら、本編の一曲目を飾った『Aurora』ではドカンと爆裂音がして、バンドのロゴ入りの金銀のテープが舞い上がる。『虹を待つ人』ではステージ前方でばんばん炎が上がる。ちょっと待ってよ、まだ三曲目だよ?
 その次が『天体観測』って。まだ四曲目だよ?
 ――って。そんな風に何度思ったかわからない。
 コンサート中盤の『記念撮影』での『ONE PIECE』コラボのカップヌードルCMのフルバージョン初公開とか、後半の『新世界』でのロッテCMとのコラボ映像とか、『アリア』でのステンドグラス風のCGとか。アニメや映像の使い方でも見どころ(泣きどころ)がたっぷり。
 BUMPの音楽はそれ自体とてもドラマチックで感動的なわけですよ。藤原くんの芯のつよい歌声は通りがよく、広いドームのすみずみまで響きわたる。そんなただでさえ魅惑的な歌がこれだけ惜しみない視覚効果とともに供されるのだから、もうとんでもない濃度の高揚感が押しよせてくる。なんなの、この豪華さは?
 スタジアム公演は高額なわりに広すぎて純粋に音楽を聴く場としてはいまいちな印象があったけれど、この日のBUMPの公演はスタジアムだからこそ、ここまでできるんだって、そんな驚きがあった。これまでに観たスタジアム公演では個人的に史上最強だと思っているU2にも負けないスペクタクルがあった。すげー、バンプ。こりゃチケットが取れないのも当然だわ。
 こんなツアーを何年もつづけてきたからだろう。藤原くんの姿勢にも以前とは違った自信が見てとれた。かつてサブステージを「ハズカシ島」と呼んだころの面影はもうない。サブステージで演奏した『ダイヤモンド』を途中で中断して、その曲を書いたころの四畳半の部屋での思い出を語りだしたり、公演終了後にひとりステージに残って「お前らが俺たちを見つけてくれたんじゃない。俺たちの音楽がお前らを見つけたんだ」というようなことを熱く語る彼の姿を見て、ああ、彼らもすいぶんと長いこと旅をつづけてきたんだなぁって思った。そうだよねぇ、バンプの面々ももう四十過ぎだもんねぇ……。
 個人的にはアンコールがかつてもっとも数多くリピートしたアルバム『ユグドラシル』からの『同じドアをくぐれたら』と、ライヴでもっとも聴きたいバンプ・ナンバーのひとつ『メーデー』の二曲だったのもツボだった。
 そんな見どころだらけのこの夜の二時間半の公演の中から、あえてハイライトとして一曲だけを選ぶとしたら、僕がもっとも感動したのは『望遠のマーチ』。それほど好きな曲ではないんだけれど、この曲のサビの「いこうぉーうぉうおーうぉうおおー」の部分での会場全体での大合唱は本当に感動的だった。思わず涙ぐみそうになった。
 休む暇なしってくらいに演出たっぷりのコンサートだったけれど、それがなおさら感動的だったのは、そんな過剰な演出のもとで会場全体がこれくらいないってくらいに一体化していたからかもしれない。
 それにしても、そんな感動的な曲のなかでちゃんと「羽根は折れないぜ、もともと付いてもいないぜ」って、シニカルかつユーモラスなフレーズを歌ってみせる藤原くんってほんといいよなって思う。
(Nov. 17, 2019)

【相棒】
しろくろや

【過去のコンテンツ】
過去の噂

【Shortcuts】
音楽 CD/DVD / ライブ / エレカシ / 購入 / 新譜
作品 / 作家 / 翻訳家 / 読了 / 積読 / マンガ
映画 作品 / 監督 / 俳優 / 公開年 / シリーズ
蹴球 日本代表 / Jリーグ / 鹿島 / W杯

【New Releases】
02/21Miss Anthropocene / Grimes

【ライヴ】
12/21ソウル・フラワー・ユニオン@下北沢GARDEN
01/04エレファントカシマシ@東京国際フォーラム
02/25ピクシーズ@EX THEATER ROPPONGI
04/02ボブ・ディラン@Zepp DiverCity TOKYO
04/18宮本浩次@LINE CUBE SHIBUYA

【サッカー観戦予定@TV】
12/10[E-1選手権] 中国-日本
12/14[E-1選手権] 日本-香港
12/18[E-1選手権] 韓国-日本
12/21[天皇杯・準決勝] 鹿島-長崎

【新刊コミックス】
12/12『おやすみカラスまた来てね(4)』 いくえみ綾
12/13『ちはやふる(43)』 末次由紀
12/13『ヲタクに恋は難しい(8)』 ふじた
12/17『Change!(6)』 曽田正人
12/19『ジョジョリオン(22)』 荒木飛呂彦
12/25『ハコイリのムスメ(9)』 池谷理香子
12/25『おとななじみ(2)』 中原アヤ
12/26『3月のライオン(15)』 羽海野チカ
12/26『バディドッグ(8)』 細野不二彦
12/28『ONE PIECE(95)』 尾田栄一郎